携帯電話を持ち歩かない理由
私はそもそも携帯電話を持ち歩いてないんだよね。
1.携帯電話を持ち歩かない理由
- 人付き合いが嫌いだから。後述の理由で私も電話番号は必要としているものの、誰とも通話する気はない。場の空気を壊さないために電話番号を交換せざるを得ないことは私にもありますが、電話を持ち歩かなければ、実質的にその意味をゼロにできます。
- いざというときには諦めてほしいから。なまじっか連絡がつくと思われるから、面倒に巻き込まれる。会社を出たら仕事なんか忘れたいし、他人の悩みにリアルタイムで応対したくもない。親の死に目にあうつもりもない。「緊急時には頼れない」キャラが定着すると、ふだんから人に無理をいわれなくなります。
- 自分の能力を制限しておきたいから。携帯電話なんか持ち歩くと、おちおち道に迷うこともできない。待ち合わせ場所を間違えて、それっきり流れでキャンセル、ということもできない。大事なメールに気付かず返信を遅らせることもできない。できない方がいいことは、できないままにしておきたい。
- 壊しちゃったら悲しいから。使いもしない物でも、不注意で壊してしまうと悲しい。家に置きっ放しにしておけば、持ち歩くよりは安全でしょう。
- 自己紹介に便利だから。携帯電話を持ち歩かない理由を説明するだけで、「徳保くんって、かなりの変人なんだね。あんまり係わり合いにならないほうがよさそうだなぁ」と、正しい認識を持ってもらえる。適切な人間関係の構築は、ハッピーな生活の基本。
以上、ふつうの人には全く参考にならない記事でした。
2.PHSを契約している理由
実家を出て数年は社員寮にいたんだけど、両親が私に何かと食べ物などを送ってくれるわけ。ところが、電話番号がないと、宅配便も出せない、と。それで両親は寮の管理人宛に荷物を送り、管理人さんが私のところまで届けてくれることになったのですが、3回目くらいで早くもプチ切れ。「いい加減にしてくれ」という。
そうこうする内、学生時代に作ったクレジットカードの更新期限なども近づき、実家の電話番号で登録してもいいんだけど、うーん……と考えて。あと図書館の利用カードを申請する際にも電話番号が必要で。
ま、私にとっては、社員寮と実家との距離(実移動時間2.5時間)が決定的だったんですね。荷物の受け取りや、図書館の利用カードと病院の診察券を登録する際に、実家の電話番号を「使えない」と判断した理由は、他にないですから。あるいは、荷物を受け取ったり、図書館が使えなかったり、病院の診察券を作れなかったりするのは嫌だ、と私は思ったんですね。
それでどうしてPHSなのかといえば、もともとPHSの通信カードを使っていたことと、当時はたしか、携帯電話より安かったから。今はホワイトプランの方が安いですが、電話番号を変えずにソフトバンクへ移ることができないので、「数十のサービスの登録情報を修正するのが面倒くさい」という理由で放置してます。
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注意書き
- 筆者は徳保隆夫(とくほたかお)です。1980年愛知県生まれ。千葉県成田市育ち。メーカーに技術者として就職後、関東各地を転々としています。……という設定です。
- 私の文章は全て実記ではなく小説なので、客観的事実と異なる記述を多々含みます。
- 著作権は主張しません。詳細はInfoで、過去ログなどはNoteでご案内します。