趣味Web 小説 2010-03-26

memo:裸眼3D液晶ディスプレイ

任天堂の(立体視用の眼鏡が必要ない)裸眼3D液晶パネルを搭載した携帯ゲーム機が一部で話題になっていた。数年前なら全く興味なかったろうけれど、今は関心大。

ちょっと調べてみたんだけれども、3D表示をすると、やっぱり画素が減ってしまうのは避けられない。DSは横開きと縦開きの両方で使われるから、縦横どちらも画素が減ってしまう。単純に縦横ともDSの2倍の画素を用意すれば、3D表示でも画素数維持ということになるのかな。でもコスト的にそれは難しいだろうな。

まあ個人的には、高精細な画面を目指さないことには賛成だったりします。だって、DSでもプリレンダリングの動画は、やっぱりゲーム本編とは比較にならない。画素数を増やすより、エンジンを強化した方が、ゲームの表現の幅は広がるんじゃないか、と思っていたんです。YouTubeとかでも、重いばっかりのHD動画より、きれいなSD動画を拡大表示した方が、軽くてしかも見栄えがすることがあるでしょう。

それにしても3Dね……。液晶の厚さも消費電力も厳しい。どんな感じにまとめてくるのか……。1年後に発売なら、もう設計はほぼ完了して、量産の問題点を潰していくフェーズ。いきなり立ち上げが100万台規模なんだろうから、その心労は私などには想像もできない。無事に発売されるとよいと思います。

今年、仕事で行く予定。でも新携帯ゲーム機に直結するような展示はさすがにないだろうな。ゲーム機って安いから、じつのところあまりこういう展示会から見通せる領域があんまりないんだよね(少なくとも私程度の素人の場合)。自社製品以外の「実例」は発売後じゃないとまず出てこないし。

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