趣味Web 小説 2010-04-03

memo:この会社に、神は存在しない。

1.

なんで嫌なことをやめないんだろうな……と見出しを眺めて思ったんだけど、本文にはこうあった。

新入社員だった当時に「歓迎会で何かをしなくてはならず、嫌な気持ちになったことはありますか」とたずねたところ、72.5%は「ない」と答えたものの、4分の1強となる27.5%は「ある」と回答。

嫌な気持ちになった経験があるのは少数派なのか。ま、かくいう私も、とくに嫌な思いをしたことはない。ただしそれは、先輩方の努力の成果なのだった。数年前に延長雇用も終了した、私が新人の頃にたいへんお世話になった方は「昔、配属先の先輩に潰れるまで飲まされてね……」と語っていた。

2chで注目されたのは、記事の後半部。ざっと読んだ感じ、72.5%の「常識」的感覚がまかり通るのがふつうの集団なんだろうな、と。ボンヤリしていたら、そういうことになってしまう。27.5%のやりきれない思いに周囲が気付いて、世代交代を待たずに社内の文化を変えていった先輩方を、私も見習っていきたい。

自分と違う世代の感覚の場合、驚きつつも「違い」を理解しやすい。しかし年齢等、自分に近いグループの場合、偏見のため一人一人の気持ちの「違い」に、かえって気付きにくい。時代が移っても少数派のまま、という価値観も多い。自分が救われたいのなら、自分も人の悲しみに敏感でなければならない、と思う。

2.

先輩に教えられたこと。一般性があるかどうかはわからないけれど、ちょっと思い出したのでメモ。

「会社に、先生はいない。ルールを変えたかったら、周囲を説得して、自分で変えるんだ。全ての社員に、そのために必要な権限とツールが与えられている。こんな貧弱な道具では無理だ、できっこない。みんな最初はそう思う。でもね、基本的には、社員も社長も大差ないんだ。だんだんわかってくるよ」

もっと端的な表現として、これは別の先輩の言葉だけれども、「この会社に、神は存在しない」という説明にはシビレタ記憶がある。

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