趣味Web 小説 2011-06-22

memo:役割分担

私はエンジニアとして著者がいう「大成」をしたいとは思わないので、むしろどんどん実践していこうと思った。地味に食い扶持を稼ぐことを第一義として、職場では歯車に徹すると思い定めた場合、バッティングする項目は相当に多いんだよね……。

あるいは、こういうのを軽い気持ちでつまみ食いする人って、勝手にリスクを取って一発逆転を狙い、けっこうな確率で失敗して、責任感は感じているのだけれど実際には失敗の穴を個人で埋めることなんてできるわけもなく、みんながスタンドプレーの後始末に苦労させられる、みたいな。そういうの、ありがちじゃないですか? 挑戦だ、決断だ、と掛け声は立派だけど、幸運と実力を勘違いしているので足元がお留守、とか。

んー、でも、それって、結果から逆算して、そう思っているだけかも。他人の気持ちが軽いか重いかなんて、私には判断つかないもんな……。

前へ進んでいく人がいるから、全体として発展する。旧態依然の仕事できっちり稼いで「チャレンジできる環境」を提供することと、失敗の尻拭いをすることが自分(たち)の存在意義なのだろうな。不満を口にすれば、最後にバカを見るのは自分だろう。最終的には勇気の成果のおこぼれを貰う立場だという自覚があるなら、怒りを抑えて他人の失敗に寛容になることが大切。

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