関空を出て、京都の街について、みんなおしゃれだな、化粧もがんばってるな…、私は旅装で激しくやばいじゃないかwと焦りつつ、何とない違和感を感じました。
違和感を感じ
た一方で、私は旅装で激しくやばいじゃないかwと焦
る感覚があるわけだ。これが「おしゃれを強いる不健全さ」の正体でしょ。何がどうやばいのか、ちゃんと考えてみたらいいんじゃないの。私は、「自分の生活を見つめ直してみたら、周囲の人々よりおしゃれ度が断然低くても、実害は皆無だった」という観察結果を得て、気が楽になった。
「みんなが**だから自分も**じゃなきゃいけない」という同調圧力は、案外、自分自身の思い込みだったりする。あるいは、これまでの人間関係に固執して、もっと自分と気の合う人を探す努力を放棄した代償。まあ、新しい人間関係を構築できない可能性を恐れるのは当然で、私も根拠なく「大丈夫だよ」とかいえないわけだが……。