この記事を見て興味を持って『映像の原則 改訂版』を買ってみたら、文字がギッシリで驚いた。これはこれで貴重な本だろうけど、「視聴者が覚えておくと面白いこと」が知りたかっただけの私には、内容が重かった。一般向けに図解中心で要点・結論・具体例だけまとめたバージョンがほしいな、と思った。
映像批評の書籍だと、画面写真の利用許可が出ない場合、模式図で説明する。構図を語るだけならキャプチャ画像をそのまま使う必要がなく、「引用の必然性を欠く」ということだろう。
ネットで趣味的に活動している方は、安直に画面キャプチャを大量に使用するので、ズルイと思う。こういうのを基準として、有料の書籍に対し「画面写真が少なくてわかりにくい」的な感想を書く人もいる。この悪循環、どうにかならないか。