趣味Web 小説 2011-11-25

私にとって「ネット」世間とは

私にとって「ネット」世間とは、はてなブックマークRinRin王国駄文にゅうすの3つ。そこに出てこない話題は、私の視界に入ってこない。

おかげさまで、『まどか☆マギカ』とか、アニメ作品についての面白い記事はたくさん視界に飛び込んできたのだけれど、『家政婦のミタ』について何か面白いことを書いてるブログは全然。『マルモのおきて』も、人気沸騰しているという事実と、そういう状況について2chでメタ的にワイガヤしてるのをまとめた記事しか読めなかった。

私はミタさんやマルモのファンが楽しんでいる様子(実況スレとか)をまとめた記事を読みたいのだが、私の「ネット」にはそれがない。2chを直接読むのは、面倒くさすぎて絶対に嫌。誰かが編集した記事を読みたい。しかも自分でそういう記事を探すのも手間だから、誰かが探してきて、はてブしてくれたのを、ホットエントリーから拾って読みたい。

私は「構図を探求して深読みする」とか、「セリフを分析して心情を掘り下げる」とか、そういった記事も大好き。自分で分析する気はないけど、分析が得意な人の解説を読むのは、すごく楽しい。でも、アニメを分析する記事ははてブのホットエントリーに上がってくるのに、実写ドラマを分析する記事は皆無。どうしてなの? ネットのどこかには、そういう記事があるんじゃないの? それとも、どこにもないの?

はてブのユーザーが増えて衆愚化を心配する人がいるけど、はてブのユーザーは、全然足りないと私は思う。もっともっとはてブのユーザーが増えたなら、きっと、実写テレビドラマ関連の記事を探してきてくれるユーザーが5人くらい登場して、ホットエントリーに実写ドラマ関連の「読むに値する記事」が登場するはず。

繰り返すけど、私はやらない。「誰かやって!」と書いたら、それで気が済む程度のことだもの。自分で頑張るのは割に合わない。ブログ検索などをすれば、感想はいくらでも読めるけど、その99%は、読んでも面白くない。2chのまとめブログが面白いのは、単体ではつまらないレスも、編集が入れば「1分で実況スレの空気がわかる」という情報コンテンツに化けるから。無編集でも面白い記事なんて例外なんだ。

そういえば、アニメの話題の2chまとめなら『やらおん』が大手だけど、実写ドラマの実況スレをまとめているブログはないのかな。はてブに出てこないから、そういうブログがあるのかないのかすらわからない。たしか『マルモのおきて』が人気沸騰という話題に対する2chの反応まとめではてブに上がってきたのは、『ニュー速VIPブログ』の単発記事で、いつも実写ドラマの実況スレをまとめているブログの記事ではなかった。

テレビ以外でも、例えば、私は阿刀田高さんの小説が大好きですが、はてブ方面ではスルー。ホットエントリーに出てくるのは、ライトノベルと、村上春樹さんと、あとはジョブズさんの伝記くらい? 読みもしないライトノベルの知識ばかり増えていく。電撃文庫の三木さんとか、編集者の名前まで覚えてしまった……。阿刀田さんの新刊情報とかに関心を持っている人が、もっとはてブに増えたらいいのにな。

結局、情報収集に毎日1時間を費やすなら新聞が最も効率よく、ネットは娯楽の範疇だよな……と。(この結論は前段までの話から飛躍しているが、間を埋める説明は、面倒なので書かない)

補記:

a)

九十九式』をはじめとする巡回先で出てくる話については、「ネットの話題」というより、自分が好きで読んでいる書き手自身の話題というイメージ。

b)

私のブログは総計20000ブクマを越えているので、はてブのコミュニティには、もう十分に貢献したと思う。みんな、自分の得意な分野で貢献すればいいんじゃないの? 私は、ブログ検索の海から玉を拾い出す作業には貢献しないけど、そのあたりは役割分担でいいと思う。

c)

mixiコミュ? twitterのハッシュタグ? そんなの、2chを直接見るのと同様、ダメに決まってるじゃないか……。玉と石をふるいにかけるのは、自分以外の誰かに任せたいの! 自分は、ふるいにかけられたものを、さらにふるいにかけるだけで手一杯。

Information

注意書き