概要のみ。
colorプロパティは、要素内の文字色(前景色)を設定します。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 色,transparent(透明) | UA(WWWブラウザなど)次第 | yes |
background-colorプロパティは、要素内の背景色を設定します。設定値は、色,transparent(透明)。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 色,transparent(透明) | transparent | no |
background-imageプロパティは、要素内の背景画像を設定します。設定値は、url()関数です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | URL | none | no |
background-attachmentプロパティは、要素内の背景画像の表示位置を固定するかどうかについて設定します。値がfixedなら固定、scrollなら内容とともにスクロールしていきます。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | fixed,scroll | scroll | no |
background-repeatプロパティは、要素内の背景画像のくり返しを設定します。設定値は、repeat(全面),repeat-x(横方向),repeat-y(縦方向),no-repeat(くり返さない)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | repeat,repeat-x,repeat-y,no-repeat | repeat | no |
background-positionプロパティは、要素内の背景画像の表示位置を設定します。x方向、y方向の順にスペースで区切って指定します。値は、実数値+単位,%値の他に、left,right,top,bottom,centerというkeywordを指定できます。keywordは他の指定法と併用できません。keywordを使うなら、x方向、y方向ともにkeywordで指定しましょう。また値をひとつだけ指定した場合はx方向だけが指定されたことになり、y方向は50%になります。初期値と異なるので要注意。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
blocklevel要素,置き換え要素 | 実数値+単位,%値,keyword | 0% 0% | no |
背景を一括して設定できます。必要な値を任意の順にスペースで区切って指定します。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 上記解説を参照 | not defined | no |
要素内で使用されるフォントを設定します。フォント名を「,」で区切って複数指定できます。前から順に、ユーザ環境で利用できるフォントにマッチしたものが採用されます。また、複数指定の最後には、以下のkeywordを指定しましょう。これはマッチするフォントがない場合に利用されます。フォント名にスペースを含む場合は、「"」または「'」で囲みます。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | フォント名,keyword | UA(ブラウザなど)次第 | yes |
要素内で使用されるフォントの大きさを設定します。設定値は、実数値+単位,値,keyword(xx-small,x-small,small,medium,large,x-large,xx-large,smaller,larger)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,%値,keyword | medium | yes |
要素内で使用されるフォントのスタイルを設定します。設定値は、keyword(normal,italic,oblique)です。obliqueは単なる斜体、italicは流麗なイタリック体です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | normal | yes |
要素内で使用されるフォントのスモールキャップを設定します。設定値は、keyword(normal,small-caps)です。スモールキャップとは、小文字が大文字をそのまま小さくした形状で表示されることをいいます。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | normal | yes |
要素内で使用されるフォントの太さを設定します。設定値は、100,200,300,400,500,600,700,800,900,keyword(normal,bold,lighter,bolder)です。400とnormal、700とboldが対応します。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 整数値,keyword | normal | yes |
要素内で使用されるフォントの文字幅を設定します。
設定値は、keyword(ultra-condensed,extra-condensed,condensed,semi-condensed,normal,semi-expanded,expanded,extra-expanded,ultra-expanded,narrower,wider)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | normal | yes |
要素内で複数使用されるフォントのサイズを調整します。設定値は、実数値です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値 | none | yes |
要素内でフォント関連の複数のプロパティをスペースで区切って一括で設定します。値を並べる順番が決まっています。
font-sizeとfont-family以外は省略ができます。また、line-heightの値の前には必ず「/」が必要です。font-sizeとセットで指定するとよいでしょう。
h1 {font:italic normal bold 12pt/200% "MS P明朝",平成明朝,serif;}
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 上記解説を参照 | not defined | yes |
ブロックレベル要素内で行揃えを設定します。設定値は、left,right,center,justify,文字列(th要素とtd要素のみ)
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
ブロックレベル要素 | keyword | UAと文字方向次第 | yes |
インライン,th,td各要素の表示される行の中で、縦方向の位置揃えを設定します。設定値は、実数値+単位,%値,keyword(baseline,top,middle,bottom,text-top,text-bottom,super,sub)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
インライン要素、th,td要素 | 実数値+単位,%値,keyword | baseline | no |
文字(テキスト)に対して下線、上線、取消線、点滅を設定します。設定値は、keyword(none,underline,overline,line-through,blink)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | none | no |
line-heightプロパティは、行の高さ(行間)を設定します。設定値は、実数値+単位,%値,keyword(normal)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,%値,keyword | normal | yes |
letter-spacingプロパティは、文字と文字の間隔を設定します。設定値は、実数値+単位,keyword(normal)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,keyword | normal | yes |
word-spacingプロパティは、単語と単語の間隔を設定します。設定値は、実数値+単位,keyword(normal)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,keyword | normal | yes |
text-transformプロパティは、大文字小文字表示をいろいろ設定します。設定値は、keyword(none,capitalize,lowercase,uppercase)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | none | yes |
text-indentプロパティは、文章の一行目のインデントを設定します。設定値は、実数値+単位,%値です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
ブロックレベル要素 | 実数値+単位,%値 | 0 | yes |
white-spaceプロパティは、空白、タブ、改行をどのように設定します。設定値は、keyword(normal,pre,nowrap)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
ブロックレベル要素 | keyword | normal | yes |
text-shadowプロパティは、文字に影を設定します。設定値は、実数値+単位,色です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,色 | none | no |
視覚系ブラウザでは、ほぼ全要素(置き換え要素以外のインライン要素とテーブルの列系要素を除くことに注意)が長方形のボックスとして扱われます。このボックスは次の4つの部分から構成されています。
paddingとmarginの違いがわかりにくいかもしれませんが、次の一点を押さえておけば、まず困らないでしょう。背景色、背景画像の指定はpaddingの範囲内に適用されます。borderの外であるmarginの範囲には適用されません。
また、インライン要素とテーブルの列系要素も、padding,border,marginの指定は可能です。
1~4個の値をスペースを空けて同時に指定できるプロパティがあります。このとき、値の適用には以下のルールが用いられます。
widthプロパティは、内容領域の幅を設定します。設定値は、実数値+単位,%値,keyword(auto)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,%値,keyword | auto | no |
min-widthプロパティは、内容領域の最小の幅を設定します。設定値は、実数値+単位,%値,keyword(none)です。ボックスの幅を特定の範囲内に制限できます。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,%値,keyword | ブラウザ次第 | no |
max-widthプロパティは、内容領域の最大の幅を設定します。設定値は、実数値+単位,%値,keyword(none)です。ボックスの幅を特定の範囲内に制限できます。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,%値,keyword | none | no |
heightプロパティは、内容領域の高さを設定します。設定値は、実数値+単位,%値,keyword(auto)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,%値,keyword | auto | no |
min-heightプロパティは、内容領域の最小の高さを設定します。設定値は、実数値+単位,%値,keyword(none)です。ボックスの高さを特定の範囲内に制限できます。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,%値,keyword | 0 | no |
max-heightプロパティは、内容領域の最大の高さを設定します。設定値は、実数値+単位,%値,keyword(none)です。ボックスの高さを特定の範囲内に制限できます。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,%値,keyword | none | no |
paddingプロパティは、パディングを一括設定します。設定値は、実数値+単位,%値です。値は、スペースで区切って1~4個指定します。指定数によって以下のようになります。
またpadding-*としてtop,bottom,bottom,rightそれぞれ単独で指定することも可能です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,%値 | 未定義 | no |
border-colorプロパティは、borderの色を設定します。設定値は、色,keyword(transparent:透明)です。値は、スペースで区切って1~4個指定します。またborder-color-*としてtop,bottom,bottom,rightそれぞれ単独で指定することも可能です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 色,keyword | colorプロパティの値 | no |
border-widthプロパティは、borderの太さを設定します。設定値は、実数値+単位,keyword(thin,medium,thick)です。値は、スペースで区切って1~4個指定します。またborder-width-*としてtop,bottom,bottom,rightそれぞれ単独で指定することも可能です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,keyword | medium | no |
border-styleプロパティは、borderの形式を設定します。設定値は、keyword(none,hidden,solid,double,groove,ridge,inset,outset,dashed,dotted)です。
値は、スペースで区切って1~4個指定します。またborder-style-*としてtop,bottom,bottom,rightそれぞれ単独で指定することも可能です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | none | no |
borderプロパティは、上下左右borderの色、太さ、形式を一括設定します。設定値は、色、太さ、形式の3つの値を任意の順に各々ひとつだけスペースで区切って指定します。上下左右で異なる指定をしたい場合には、border-*としてtop,bottom,bottom,rightそれぞれ単独で指定しなければなりません。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 上記解説を参照 | それぞれのプロパティ参照 | no |
marginプロパティは、マージンを一括設定します。設定値は、実数値+単位,%値,keyword(auto)です。値は、スペースで区切って1~4個指定します。またmargin-*としてtop,bottom,bottom,rightそれぞれ単独で指定することも可能です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,%値,keyword | 未定義 | no |
displayプロパティは、指定された要素をどのように表示するかを設定します。設定値は、keywordです。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | 要素次第 | no |
positionプロパティは、ボックスの表示位置を決定するための配置方法を設定します。実際の配置は、top,bottom,left,rightプロパティで指定します。また、z-indexプロパティは重なり順序を指定できます。
positionプロパティ設定値は、keywordです。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | static | no |
top,bottom,left,rightプロパティ設定値は、実数値+単位,%値,keyword(auto)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
positionプロパティでstatic以外が指定されている要素 | keyword | auto | no |
z-indexプロパティ設定値は、整数値、keyword(auto)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
positionプロパティでstatic以外が指定されている要素 | keyword | auto | no |
floatプロパティは、指定された要素のボックスを左、または右によせて、空いたスペースに続く要素を流し込みます。設定値は、keyword(left,right,none)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
絶対配置でないボックスを生成する要素 | keyword | none | no |
clearプロパティは、floatプロパティの効果をクリアーにします。設定値は、keyword(left,right)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
ブロックレベル要素 | keyword | none | no |
overflowプロパティは、ブロックレベル要素の内容がボックスからはみ出してしまう場合、どのように表示するかを設定します。設定値は、keyword(visible,hidden,scroll,auto)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
ブロックレベル要素、置き換え要素 | keyword | visible | no |
clipプロパティは、ボックスの見える範囲を設定します。設定値は、keyword(rect(上,右,下,左),auto)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
ブロックレベル要素、置き換え要素 | keyword | auto | no |
visibilityプロパティは、ボックスを表示するかどうかを設定します。設定値は、keyword(visible:表示,hidden:表示を隠す,collapse:表の行・列・行や列のグループの表示を隠す)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | visible | no |
directionプロパティは、文字表記の方向を設定します。設定値はkeyword(ltr:左から右,rtl:右から左)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | 言語次第 | no |
unicode-bidiプロパティは、文字方向の組み込みと上書きを設定します。設定値はkeywordです。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | 言語次第 | no |
list-style-typeプロパティは、リスト項目のマーカーの種類を設定します。設定値は、keywordです。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
li要素,displayプロパティの値がlist-itemの要素 | keyword | disc | yes |
ist-style-imageプロパティは、リスト項目のマーカーに画像を設定します。設定値は、url()関数です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
li要素,displayプロパティの値がlist-itemの要素 | URL | none | yes |
マーカーの位置をちょっと変えられます。設定値は、keyword(outside:初期値,inside)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
li要素,displayプロパティの値がlist-itemの要素 | keyword | outside | yes |
マーカー関連の一括指定です。必要な値を任意な順序でスペースで区切って指定します。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
li要素,displayプロパティの値がlist-itemの要素 | 上記解説を参照 | 未定義 | yes |
マーカーとリスト項目との間隔を設定します。設定値は、実数値+単位,keyword(auto)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
displayプロパティの値がmarkerの要素 | 実数値+単位,keyword | auto | no |
cursorプロパティは、カーソルの形状を設定します。設定値はkeywordです。keywordはすべてカーソルの示す意味を指定するため、実際に表示されるカーソルの形状は環境ごとに異なることに注意してください。ただし特定の形状のカーソルを出すためにカーソルに画像ファイルを指定する方法が用意されています。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | auto | yes |
table-layoutプロパティは、テーブルの表示方法を設定します。設定値はkeyword(fixed,auto)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
table要素 | keyword | auto | no |
border-collapseは、セルのborderの表示形式を設定します。設定値は、keyword(collapse,separate)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
table要素 | keyword | collapse | yes |
border-spacingプロパティは、隣接する各セルのborderの間隔を設定します。設定値は、値が1つの場合は、上下左右の間隔、値が2つの場合は、左右の間隔、上下の間隔の順です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
table要素 | 実数値+単位 | 0 | yes |
empty-cellsプロパティは、空セルのborderの表示/非表示を設定します。設定値は、keyword(show,hide)で、th要素、td要素に適応します。サンプルは、割愛いたします。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
th,td要素 | keyword | show | yes |
caption-sideプロパティは、テーブルのキャプションの位置を設定します。設定値は、keyword(top,bottom,left,right)で初期値はtopです。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
caption要素 | keyword | top | yes |
contentプロパティは、要素の直前、または直後に新しく追加する内容を設定します。疑似要素(before,after)へ対してのみ指定できます。設定値は文字列,URI,カウンタ,属性,keyword(open-quote,close-quote,no-open-quote,no-close-quote)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
before疑似要素,afte疑似要素 | 文字列,keyword他 | 空文字(empty string) | no |
quotesプロパティは、contentプロパティで追加する引用符を設定します。設定値は、先頭文字列 最後文字列とkeyword(none:引用符を表示しない)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 文字列,keyword | ブラウザ次第 | yes |
counter-incrementプロパティは、contentプロパティで追加するカウンタ値を進めるためのものです。設定値は、カウンタ名,カウンタ名+整数,keyword(none:値を進めない)です。整数は、数値分カウンタが進みます。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | カウンタ名,カウンタ名+整数,keyword | none | no |
counter-resetプロパティは、contentプロパティで追加するカウンタ値をリセットするためのものです。設定値は、カウンタ名,カウンタ名+整数,keyword(none:リセットしない)です。整数は、設定値にリセットされます。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | カウンタ名,カウンタ名+整数,keyword | none | no |
GUI環境では選択(focus)されている入力フィールドやボタンなどを示すために、それらの周りにアウトラインを表示させる場合があります。アウトラインプロパティはこれを設定するものです。
アウトラインはボックスのborderとは異なり、長方形とは限りません。したがって上下左右の概念は存在せず、全方向同じ状態で表示されます。
また、アウトラインはborderのすぐ外側に表示され、margin領域と重なります。そのため、アウトラインを表示させることでボックスなどの大きさが変わったり位置がずれたりすることはありません。
outline-colorプロパティは縁取り線の色を設定します。border線とは異なり、上下左右の概念はありません。対象が丸ければアウトラインも丸くなります。設定値は、色(任意の色),keyword(invert:地の色を反転)。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 色,keyword | invert | no |
outline-styleプロパティは縁取り線の形状を設定します。設定値はkeyword(none,solid,double,その他)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | keyword | none | no |
outline-widthプロパティは、ボタンや画像などの縁取り線の太さを設定します。設定値は、実数値+単位,keyword(thin:細い,medium:普通,thick:太い)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 実数値+単位,keyword | medium | no |
outlineプロパティは、ボタンや画像などの縁取り線を一括して設定します。設定値は、上記の必要な値を任意の順にスペースで区切って指定します。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
全要素 | 上記解説を参照 | 個々のプロパティの初期値 | no |
印刷関係のプロパティは@page
宣言として設定できます。
CSSではページボックスという考え方があり、印刷される1ページをひとつのボックスとして捉えることができます。このページボックスはHTMLには現れないものですから、印刷のプロパティは通常のセレクタでは設定できません。そこで@page
が用いられるわけです。
@page
{size:16.2cm 23.7cm; /* ページボックスの大きさと向き */
marks:crop cross; /* トンボ */}
@page:first
{margin:2em; /* 余白 */}
@page:left
{margin:2em 2em 2em 0; /* 余白 */}
@page:right
{margin:2em 0 2em 2em; /* 余白 */}
「:first」「:left」「:right」という専用の3つの擬似クラスが用意されており、最初のページ、左側のページ、右側のページの印刷設定をそれぞれ指定できます。また@page宣言には名前をつけることができ、その設定を特定の要素の印刷設定として用いることが可能です。
@page yoko
{size:landscape;}
table
{page:yoko;}
sizeプロパティはページボックスの大きさと向きを設定します。設定値は実数値+単位,keyword(auto,portrait,landscape)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
@page宣言 | 実数値+単位,keyword | auto | -- |
page-break-before,page-break-afterプロパティは、それぞれ指定要素の前後における改ページを設定します。設定値はkeyword(auto,always,avoid,left,right)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
ブロックレベル要素 | keyword | auto | no |
page-break-nsideプロパティは、指定要素内の改ページを設定します。設定値はkeyword(auto,avoid)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
ブロックレベル要素 | keyword | auto | no |
widows,orphansプロパティは、指定要素内における中途半端な改ページの禁止を設定します。設定値は整数値です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
ブロックレベル要素 | 整数値 | 2 | no |
marksプロパティは、トンボ(断ち切り線)の出力を設定します。設定値はkeyword(crop,cross,none)です。
適用要素 | 値 | 初期値 | 継承 |
---|---|---|---|
@page宣言 | keyword | none | no |