ウェブサイトって?

作業の流れ

「ウェブサイト」をつくってみよう!って思った皆さん、「ウェブサイト」って一体どのようなものなのでしょうか?

まず、日本では「ウェブサイト」とほぼ同じ意味に使われることが多い「ホームページ」という言葉なんですが、これは本来は「ブラウザを起動した時に自動的に読み込まれて最初に表示されるページ」、あるいは「ウェブサイトのトップページ」のことを指す時に使われる言葉だそうです。よって本講座では「ウェブサイト」という言葉に統一させていただきます。

それではウェブサイトとはいったい何なのでしょうか。一言で言うと「コンピュータが理解できる言語で書かれていて、インターネット上の特定の場所に置かれた、ファイル本体」ということになります(私的解釈)。

では「ウェブサイトをつくる」という作業の流れを最初に確認しておきましょう。

  1. コンピュータが理解できるファイル形式で、ファイルを作成する。
  2. インターネット上に自分が利用できるハードディスク領域(サーバー)を確保し、URLを取得する。
  3. 自分で作った(編集した)ファイル等をサーバーへアップロードする。

大きく分けて、上の3つの作業を正しく行なえばあなたはウェブマスターになれます(^o^)。簡単ですね(ってオイ)。

実はこんなややこしそうなことをしなくても簡単にウェブサイトを作る方法があります。とあるウェブサイト上で言われる手順どおりにやっていけば自分のサイトを自動的に作ってくれるサービスがあるのです。「それでいいジャン!」という方はそういうサービスを利用するのも手だと思います。ただレイアウトや使える画像に制約があったりして、自分の思うサイトがどうしても作れない場合も結構あるようです。せっかく楽しんでやろうと思っているのに、そういう制約が足かせになっては十分楽しめませんよね。

だからゆっくりでもいいので一から自分で作っていく楽しみを味わう、というのもサイト運営の面白さの一つだと思います。

さて、上に書いたことをもう少し詳しく説明しましょう。

コンピュータが理解できるファイル形式で、ファイルを作成する。

「コンピュータが理解できるファイル形式」で作成されたファイルというのは、後ほど説明するHTML文書と呼ばれるテキスト形式のファイルのことです。テキスト形式のファイルですので、Windows添付のメモ帳があれば作成することができます。ホームページビルダーがないと作れない、ということは全くありません。作成方法については後述します。

インターネット上に自分が利用できるハードディスク領域(サーバー)を確保し、URLを取得する。

例えば当サイトはCOOL ONLINEというサーバー運営会社さんで300MBのハードディスク領域をお借りしています。「レンタルサーバー」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。要するにサーバーをレンタルして(貸して)もらっている訳です。

そしてURLというのは、簡単に言えばインターネット上の住所(サイトのアドレス、という言い方をするのはこの為です)に相当します。例えば当サイトならば、http://pasokon-yugi.cool.ne.jp/ というURLをもらっております。この住所に自分が借りたハードディスク領域(サーバー)があるわけです。

自分で作った(編集した)ファイル等をサーバーへアップロードする。

レンタルサーバー会社さんに借りたハードディスク領域(サーバー)へ、自分が作った(編集した)ファイル等をアップロードします。自分のパソコンからサーバー内の特定のフォルダへファイルを送り込むという感じですね。ダウンロードとは反対のことをするわけです。


以上のことを正しく行なうと(例えば当サイトの場合なら)どこかの誰かがブラウザのアドレス欄に、http://pasokon-yugi.cool.ne.jp/ と打ち込みエンターキーを押すと、自分の作ったサイトを見てもらうことができるようになります。ここまで来てはじめて、ウェブサイト完成!ということになるわけですね。

非常に簡単に説明しましたので、わかっていただけたかな?と不安になったりしますが、だいたいのイメージをつかんでもらう方が大切だと思いますのでこんな感じになりました。これから先を読んでいただくことで、さらに理解が深まることと思います。それでは、次へ進みましょう。

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