にゃごろう日報社4月版

2001年4月
1日  今日から大学3年生なので、この日記をスタートすることにする。
 と、いうわけで記念碑的な一日な筈だがとりたててやることもなし。映画研究会の会長である某人に頼まれたので古本屋を回り、名作のパンフを買ってくる。駄賃に千円頂戴する。
 こんなパシリを甘んじて受けたのはどうせ近くのレンタルビデオ屋に用があったからで、4つの映画と1つのCDを借りる。
 午後はそのうち3つを続けて見る。「ポルノスター」にはぶっ飛んだが、あとは概ね凡策で退屈。なんだあの「火星の作戦」(英訳せよ)はJ−WAVEもあんなもんプッシュすんな。
 CDはbirdのマインドトラベルを借りる。これを借りるのは二度目だ。ダビングの失敗を防ぐため、2つのテープにダビングする。
 ポルノスターに影響を受けて終日ナイフいじりをする。
 あ、エイプリルフールだ。畜生、嘘つきそこねたじゃねーか。
2日  12時頃に起きて、いそいそと昨日見損ねたビデオ「ありふれた事件」を見る。カンヌ賞をとったモノクロのベルギー映画。殺人鬼を取材して いる撮影クルーが犯人に肩入れして共犯になっちゃう話。
 何かナチュラルボーンキラーズの様な話だったが、終始ドキュメンタリータッチで取っているところが斬新でいい。
 お、この項は日記であって映画評論じゃなかったっけ!
 冷凍グラタンを昼食にするが「オーブンで調理、電子レンジ禁止」という注意書きを守ったら全然温まらず、破ったらおいしく食べられた。ふざけた話である。
 今日は桜を見に名所巡りをしようかと思ったのが、わざわざ都会の汚い街に出てもしゃあないと思い直す。裁判傍聴に行こうかと思ったが、あんまり天気が良くて犯罪者の面を見る気にもならなかったので読書に精を出すことにする。
 隆慶一郎「死ぬことと見つけたり」上巻読了。
3日  「死ぬことと」読了。なんじゃい、面白い面白いよいよクライマックスだ。そこだいけいけなんぞと思っていたら未完じゃねえか。これは迂闊だった。
 あんまりのショックに始終うなだれる。
 bird「MIND TRAVEL」をテープに落としてずっと聞く。
 「これが私の優しさです」の冒頭の訳わからん詩、何とかしてくれ。文芸部でも頭のぶっ飛んだ奴に限ってあーゆー詩を書くんだ。
 いらいらしてきたので本を読む。エルモア・レナードの「ゲット・ショーティー」だ。これは前に「ラムパンチ」に感動して買ったものだが、何故か途中で読むのをやめてしまったのだ。今回は佳境まで読む。
 明日は学校、早く寝よう。
4日  今日は大学の成績&時間割の発表がある。成績自体は既に家に送られて知っているので、時間割こそが問題である。
 大学に入ると成績表と時間割を貰う。あんな重いものを持ちながら時間割を吟味することなど出来ないので、どこか空き教室に行こうと試みるも、どの教場に云ってもサークル員がいる。あいつらは学食のテーブルや教場を平気で占拠して、他人を追い出す。困り者だ。
 ようやく空き教室を見つけて時間割を埋める。ヨーロッパ政治史がとれないのは残念だが一時限も少なく満足な限り。2時間の試行錯誤の末、書き上げる。
 帰りに牛丼屋によって安い牛丼を食べる。味落としてない?
 桜で有名な某公園に寄り道、馬鹿なリーマンが酔って絡んでくるので、相手は一人という事もありスネを蹴飛ばしてやった。
5日  暖かい一日、ペプシがうまい。
 スヌーピーのキャップが15種類中(オレはDしかのまんのだよ)10種類集まった。
 要領の悪い大学のカリキュラムのせいで、今日は紙切れ2枚受け取るために出校。介護体験と社会教育実習の実習費納入用紙で  ある。昨日のうちにくれればいいのだがお役所仕事(大学は私立でも公営的なものである)というのは 頭が固くて困る。
 しかも実習費が3万円と来れば云うことない。バカヤロー。
 また今日も昨日とは違う店で牛丼を食べる。今度はよい。
 このまま帰るのはシャクなので、昨日とはやはり別の桜の名所に行き、その神社に併設されている博物館を巡る。展示内容に涙が出そうになる。
 今日は一日中歩いたのでくたくただ。
6日  今日は学校がない。また明日はあるんだけどね。
 よって所用を片づける。まず年金の学生控除のために市役所へ。続いてゼミ面接のために写真屋で撮影。スピード写真にしないのは ネガが欲しい故である。入学の時のネガをなくしたらしい。
 公的な用が多いので昨年末に買った白のボタンダウンを初めて下ろし、併せて買ったJERMINのジャケットも下ろす。そこらのラーメン屋で誰かがジャケットにこぼそうものなら半殺しにしかねないスタイルである。
 帰宅後、部屋の掃除に励む。なんとか机の上で勉強できるレベルにまで片づいた。部屋掃除をすると時々どきっとしたものが出てくるが、今回は引き出しの奥から中学校時代の卒業記念メダルが出てきた。
 これを見ている中学同級生諸君、覚えているかい?
7日  たかだか学生証裏のシール一枚を貰うために出校する。
 あー、馬鹿みてえ。受付のバイトと思われるデブな女が胸を行き過ぎなまでに開けていた。はじめは「まあいいか」とか思っていたのだが、後から段々むかついてきた。確かに今日は暖かいので、僕は薄手のレーシングスーツ(もどき)を着て、ジャケットを羽織った。
 大学の用事は5分で終わり、牛丼を食べると大学前の古本屋で、何冊か教科書と辞書を買う。このまま帰るのは馬鹿らしいので少し足を延ばして交通関係の博物館に行った。
 運悪く春休みの土曜だったので、親子連れが大挙しておりとてもゆっくり展示を見て回れる状態ではなかった。
 帰りにゲーセンでタイムクライシス2を久しぶりにやる。2Pでやるとどうしても装甲車が倒せない。誰か倒し方教えて。
8日  ガラにもなく家事で1日が終わってしまった。母の体調が悪いというので仕方がない。掃除から洗濯から色々やったよ。その後には明日提出する大学の書類書きに没頭。時間割も最終チェックに余念がない。
 明日の外国語登録が無事行けばいいのだが行かなきゃ最低。
 あー、今日は一日中家に籠もっていた。
 ゼミの面接に成績表をコピーするためコンビニには一度出たが、それっきりだなあ。書類書きのお陰でさほどつらくはなかったが、一度くらい散歩に行けば良かった。
 あれ? そういや今日昼飯なんか食ったっけ?
 そうだ結局今日は何も食ってないんだ。動くことがないので腹も減らぬ。オムレツでも作って食おう。
9日  今日も大学で書類交付。
 まずドキドキしながら抽選科目の結果を見に行く。幸いにも第一志望の科目が通った。演習の面接がまだだが殆ど時間割は決定したことになる。
 続いて教職関係の実習で3万円も納めさせられる。最低である。
 恒例の牛丼屋に駆け込むと、大学前/隣駅/自宅前の古本屋へとむかい、教科書の出物を探す。
 担保物権の教科書はあったが、相続法が買われてショックだ。
 100円本コーナーには、僕が1年生の頃定価で買った教科書が 山積みになっており、非常に悔しい。
 そういえば今日帰りに寄ったコンビニのレジの女の子はちょっと  見かけないほど可愛く、お釣りを貰うときにドキッとした。まさかこの年になってまでこんな感覚に襲われるとは、いやはや。
10日  2月あまりあった春休みも今日で終わり。
 思えば笑ったり泣いたり酒飲んだりゲロ吐いたり本読んだりCDを聴いたり映画見たり殴り合い蹴り合い怒鳴り合いと、色々なことがあった。それとHP造りにも結構時間をかけた。
 まあ感傷に浸っていてもいけない。
 今日は新学期提出の書類書きと文房具一式の整理補充、教科書の出物を探しに古本屋巡り、これにつきた。
 昼飯は今日が最後の吉野屋150円引きセールを利用。初めて玉を頼んだが、まあ食べられた。2度と頼もうとは思わないが。
 古本屋に教科書はなかったが、代わりに「と学会」を2冊買う。
 コーラ(スヌーピーシリーズが終わりやがった、コカ派に転身)を飲みながら一気読み。非常に面白い。BGMはSWING OUT SISTERの「FILTH AND DREAMS」、折角だからテープに落として通学途中に聴くことにする。
 久しぶりにプレステで遊ぶ、W杯のサッカーゲームだ。レベル3で初めて勝てた。以前はさっぱり勝てなかったので、無性に嬉しい。
11日  今日から大学だ。意外にもキャンパスは例年の4月ほど人がいない。
 去年一昨年と人の波にのまれると行きたい方向へも歩けないと云う混雑だったのだが、これは一体どうしたことだ。
 一週間は講義のお試し期間であるため、どの科目も早く終わる。今日は3科目あったが講師が全部女性、それも地理学の方はやたら美人だったのでビックリした。若い女性の講師は知性と同様に大抵は凡人離れた顔をしているが、これはまた凄かった。
 暇な時間が長かったのでPCルームの更新手続と教科書を買いに行く。手持ちがあまりなかったので、即刻使うと思われる語学の教科書3冊に、5000円払う。中の一冊に68ページで1800円というものがありキレる。俺のいつも読んでる古本なんて酷いものは600ページで100円だぞ。
 そういえば山崎豊子の「ムッシュ・クラタ」を読む。いいねえ、まったく憧れちゃうよ。こんな奴が近くにいたらたまんないだろうけどさ。
12日  今日は一日厄日だぜ。
 学校に行き、2時限をサボってゼミの面接。出てきたオヤジが嫌味ばかり言い募る。キツネのようにつり上がった目にタヌキのような下膨れの顔を見たときに、引くものがあった。
 20分ばかり持って回った嫌みな質問を連発し、勝手にタバコを吸うと、こっちの顔に煙を吹き付けやがる。はて、どこかで恨みでも買ったけと首をひねるが初対面だ。
 最後はこっちも喧嘩腰になって挑発的言辞を口にする。全く電車の中でこんな因縁ふっかけられたら即刻ボコるが研究室で教授を殴るほど僕は反社会的ではない。
 そのせいか一日中だるく、気持ちが落ち着かない。
 家に帰ると隣家のクソがきが不良8名を従えて大騒ぎしてるし(初め見たときは僕の家の所にもいたので何事かと思った)惨憺たる気で家に帰る。
 と、家人の一言「**教授から電話があってゼミ採用だって!」
 いまんところ受けるつもりはない。
13日  13日の金曜日、いいことがあるはずもなく、実際いいことなどなかった。
 まず眠い目をこすって一限を受ける。法律科目だが友人が一人もない。金1は法律科目が多く、他の所に行ってしまったらしい。
 二時限は心理学の講師による生徒指導論。半期科目で教科書が3000円? ちょっと待ってよ先生。まあ入手方法は学生個人に完全に任せると称して売店にも置かないくらいだから、なんとかタダで入手する方法を考えよう。
 三時限は大学付カウンセラーの教職講義で、非常に品のいい淑女の講師。上品な人の授業は受けていて気持ちいい。
 五限は教科書5000円、なんだよそりゃ。
 放課後は久しぶりに仲間と遭遇して若干帰宅が遅くなる。
 夜の9時に家に帰ると隣の家で不良がバイク並べて踊り狂ってる。よくみると、特攻服に「狂*会」(*には僕の住んでる街の名が入る)と書いてある。昨日作業衣みたいのをきていた奴がいて何だこりゃと思ったがこりゃ特攻服だったか。
 ついに暴走族のたまり場になったか隣の家よ。
 酔っぱらいやゲーハーオヤジやパープーリンには俄然強い俺だが暴走族には勝てません。
14日  今年は土曜の出校があるので、行ってみた。
 一時限は極めて教科書の高い必修科目で(選択必修だが事実上の必修)去年一昨年と1万円払わされた過去がある。今年はどうなることかと思ったが何と去年と同じ教科書でいいとのこと。吃驚だ。
 二時限は倒産処理法。勲章確実の大物弁護士で、ストーリーテラーとしての口が非常にうまい。債権者集会とか、自殺した経営者の話とかをするのだが、非常に憂鬱になるほど話してくれる。でも、講義は楽しそう。
 午後はずっと教職。教職の教師というのは何でああも経済観念の ない奴ばかりか。半期講義なのに平気で「ン千円つぎ込め! でなければ単位はやらん」とくる。
 放課後は大規模書店2件をハシゴする。「学習指導要領解説編」と 「デイリー六法」を買う。
15日  最近教科初代や実習費やらで金欠であり、胃の痛む日々が続く。倒産処理法の影響か、経営にいきずまって自殺する経営者の気持ちが若干分かる。
 朝、地元の教科書取次店に行き高校日本史の教科書を800円でかう。高校時代のはまだ持っているのだが最新版でなければダメだという。続いて図書館で昨日の教職の教科書を借りる。
 午後はずっと今週のまとめ(教科書の予算付けや申請書類の整理
など)をして過ごす。大学生はまったく何でも自分でやんなきゃ
いけないから大変だ。
16日  やれやれ週明けだー、というわけで出校。
 昨夜食べ過ぎたせいか、腹痛を起こし、乗換駅のトイレに籠もる。見事に下痢である。
 青白い顔をしながら大学に着き、講義を受ける。
 3時限目は職業教育とやらで、経営コンサルタントによる就職に 勝つための講義があったが、受講者は7名。しかもなんとなく雰囲気が人格改造セミナーみたいなノリで非常に困った。
 4限が空いているので、ひたすら友人連にメールをばらまく。
 目的は勿論、このHPの宣伝である。
 どうか、みなさん今後ともよろしく!
17日  目覚まし時計がなくても六時に起きれるこの克己心! 凄いね。
 今日は1限、電車に乗ったら高校の同級生にばったり会う。話をしながら登校。こういうのはひさかたない体験であり、よい。
 火曜は仲間と集団で受ける講義が多々あり午前はキャンパス内を散策して過ごす。午後も3時限分講義は詰まっておりつらい。特に3限は厳しそうな講師に当たっており、なおつらい。まあ彼女は代講で元の講師は「可」しか与えないことで有名な奴らしいからいいけどさ。
 まあ、いいや。4.5時限は穴場科目でまず「優」は取れる。こういういい科目を仲間に教えず一人楽しむあたり、性格悪いな。俺。
 ともあれ、放課後教育実習のガイダンスに出席、どうも明日母校に向かわねばならないらしい。前年申込という奴だ。
 あまりに突然の話に吃驚するも、早く行かねば〆切られるらしい ので、明日は講義をさぼることにする。
18日  初めに云っておくと、今日は母校に行って来ました。前に行ったのが文化祭だから半年ぶりですかね? まあ内装をちょっと変えたかなという程度で、後は普通でした。
 健康診断らしく、構内にはたくさんの生徒がいて、彼らがまた僕に 会釈やら挨拶やらするんだな。確かにスーツ姿では会ったけどまさか教師と間違うわけもない。来賓には挨拶するなんて、なんと品のいい後輩達であるか。大学のしょーもない連中に見せてやりたいね。
 学校での面接には色々云いたいこともあるが、敢えて云わない。
 それで一応今日は大学の講義があったのだが、本講義1日目と いうわけで(前の1週間はお試し的なモノ)わざわざ5時限の語学に行って来た。非常にいい先生のようだが講義は1時間で終わってしまった。
 そりゃねーよ。
19日  先週、面接のせいで行き損ねた中国語に初めて赴く、受講人数は結構少なく、先生も優しそうなおばあさんで講義もいい感じ。今年の語学に関しては当たり年だったようだ。
 今日はどういうわけか昼食を食べる時間的余裕がなく、午後は腹が減りっぱなしだった。去年に続いて退屈な必修講義を受けつつも、天うどんを食うか、炒飯を食うか考え続けた。
 結局4限が結構早く終わったので天ぷらうどんを食べた。
 昨日購入した「グリーンマイル」を一気読みする。面白い小説は時を忘れさせてくれるからいい。なんせ僕の生活は妙に長い休み時間や退屈な必修講義、電車の待ち合わせや通学時間など無為な時が多すぎるのだ。
 とにかく疲れた。
20日  今日の一時限はゼミで険悪な仲になった教授の「講義」である。ゼミは参加しないが講義は魅力的なので参加することにした。が、ここでとんでもない目にあった。
 教授が自ら出席表を学生に配る。僕の番で教授は僕を飛ばした。あ、忘れてら、と取りに行くと教授は一言「あ、まだ君はいたのか。単位はあげないよ」ゼミ面接でシカトこかれたことがよほど腹に据えかねたらしい。こっちは逃散、履修届を書き直して提出。
 このこととは関係ないが今日はちょっと非常に恥ずかしいことをしたので肩身が狭い。PCルームで赤面する。やけになって昼食はスパゲティーを食うも、吃驚するほど不味い。
 家についたら若干サボった分の罪滅ぼしに原稿書き。
 明日郵送、更新だ!
21日  週末、なのに学校。なんと僕は真面目なのか、自分で自分を褒めてやりたいね。まあそんなことをいいつつも一時限をサボったからあんまり偉そうなことは云えないが。
 地元駅で後輩にエンカウントする。はじめ誰だか解らなかったので 「誰だてめえ?」と反射的に云ってしまった。習慣とは恐ろしい。まあ彼との遭遇とのお陰で行きの電車は全く退屈することなく過ごすことが出来たのでいいか。
 昼食は仲間と学食、混雑した学食の席を確保するためバッグを置き、僕が監視役につくことにした。レジは長蛇の列なので、ソバの食券を買うよう頼んだ筈なのだが、買ってくれない。
 しかたなく昼食は放課後にやきそばを食べることにする。時間が遅かったので100円引きだった。捨てる神ありゃ拾う神あり。
 そういや今日は夏日の昨日とは異なり,まるで冬のような寒さ。コーン・ポタージュを2杯も飲む。
22日  キリスト教の馬鹿な街宣車の騒音で目が覚めた。一体全体教会はこういう反社会的な騒音を許すのか? ま、異教徒は人間ではないらしいので、いいんだろうな。
 ともかく今日は一日中HP原稿の執筆に費やす。先週は殆ど書かなかったからなあ。途中スーパーまで行って食品を買い込んだ以外は特に行動をせず、ひたすら原稿書き。元々このHPのコンセプトは 「紀伝体の自分史を書くこと」だったから色々と感慨に耽る。
 サティの「ジムノペティ」をひっぱりだしてエンドレスでかける。どうもこのCD、素人が弾いているらしく、一ヶ所多分間違いとおぼしき音がある。100円均一で買ったCDだからなあ。
 とにかく明日からまた学校。
 つらいねえ。
23日  時間割の再編成をすることにした。履修届は出してしまったが、5月の連休後に専門科目なら変更できるのだ。怪しげな自己啓発と5限の飛石講義を削除し、1と2を出て午前中に帰ることにする。
 それで早朝より大学に向かうが電車が止まりやがって遅刻。
 なんとか隣に座った女の子にノートを見せて貰い、更に先週分の プリントを借りる。優しい子で良かった。午後は講義がなく、5限相当時に公務員ガイダンスがあるので、早速先週のノートを写した。飯を食い、メール返信をする。
 公務員ガイダンスはあまり退屈しなかった。格安の公務員講座は受講しようと思う。ただ放課後に数時間も拘束されるので、帰宅は 毎日が午前様と化すであろう。
 隣家の「狂*会」は酒盛りしていた。なんでもいいけど深夜の住宅街でタコ踊りやるのはやめましょうね。
24日  やったね、今日は4.5時限は休講なので早く帰れる。
 午前中は仲間と一緒に法律の勉強。いずれも以前に教わったことある先生なのでスタンスは基本的に解っており、楽といえば楽。ただし2限の方は相変わらず難しい。ま、傲慢なようだが僕にわからん 問題がパープーリンに解るはずはない。出席点で優を狙うぜ。
 3限は教職の科目なのだが、なんと「発表」の講義にするという一日に三人の学生に発表をさせて、それを元にディベート、結果で点数をつけるという。課題は指定式、僕のは「IT時代の教育」で5/29に 発表。
 牛丼食って家に帰る。母が「裏の畑を耕してくれ」というので鍬もって二時間格闘。手が豆だらけで悲惨なことに。
 あー、明日は語学の日だ。
25日  寒い日が続く。
 何故か一日中疲れていた一日。寝不足でもないし、なにか悩みがあるわけでもないのに、こんなに疲れているのは何故だろう。
 先週は講義にでなかったので、いくつかの授業はついていくのに 苦労した。
 空き時間は公務員試験の「経営学」について図書館で自習するも、ちっとも頭に入らず、学食でカレーを食う。食い終えた後はPC教場でネットサーフィン。
 午後からの講義は語学がメインだったのだが、頭がぼーっとしてたせいか質問をされても殆ど答えられず。その上質問箇所さえ解らなかったので重罪だ。
 コーラを飲みながら帰る。
 相変わらず頭は働かない。早く寝よう。
26日  別に今日始まったことではないが、虫歯がとてもとても痛くて、非常に参った。とても堅いものは食えそうにないので昼飯はたぬきそば、夕食は「王将」で餃子と炒飯を食った。ここで食べるのは初めてだが世評通りうまい。店員の態度がなめている点が気に入らないが。
 まあ、今日は歯痛のせいか、なかなか頭はシャープに働いた。
 今日は3週目の講義だが、ここまで来るとどの講義に力を入れて、どの講義は遊んでいてもOKか解ってくる。いうまでもないが板書系は楽だ。今日の五限のように1コマの講義でルーズリーフ2枚分も書かせるのはゴメンだが。
 歯が痛いくせにブルーベリーガムなんぞを買ってしまった。
 泣く泣く家人に譲ることに。歯医者は明後日にでもいこう。
27日  歯が痛いので鎮痛剤を飲む。空きっ腹に薬はやばいので、バナナジュースで飲み下したがそのせいか電車の中で尿意に襲われ、青い顔して途中下車。
 一時限は労働法の講義から退散し、今日は民訴法初講義。しかし教場には殆ど人がいない。仲間もたくさんこの講義を履修している筈なのだが? この疑問は講義開始と共に判明した。
 超ド級のつまらなさだ。大抵若手の講義は楽しいが、これは異例中の異例、下を向いたままぼそぼそと教科書の棒読みのみ。これほど講義のセンスのない教官がいたとは不覚であった。「あれにはもう 出ないよ」という級友の弁、まったく偽りはなかった。
 3限の退屈な講義中にレポートをすませ「ルアン先生に逆らうな」を読了。現役教師によるノンフィクションだが教育書としては役に立たず、読み物としては面白い本だ。
28日  11時から歯医者、大学には3時限から行こう。
 歯医者のインテリアは気に入っていたが、今次限りでこの歯医者には近寄らないことに決めた。今日やったのは検査と歯磨きの指導で終わり、治療費4000円。医師は一分見ただけで後は助手任せ。この女がやたら厳しいんだ。
 歯は相変わらず痛む。次の診察は5/7だと。なめやがって。
 大学の講義を受けると夜中までメールやHPなどの外交を行う。なんといっても一週間はチェックしないわけだから未返信のメールは粗方書いた。
 牛丼を食べて帰宅、ああ松屋にもツユタクはあったかと感心。
 今日は大佛次郎の「冬の紳士」を読む。やっぱかっこいい。紳士になりてえなあ、とアナクロに思う。まあ無理だろうが。
29日  今日からGW、ともかくGW。GWが過ぎれば前期は日曜を除く毎日講義があるわけで、これはとてもしんどい。今のうちに休むに限る。
 とはいっても習慣とは恐ろしいもので8時起床。HPの原稿を打って午前を潰す。午後からHP公開担当が来宅したので教育問題や就職状況などについて3時間ばかり語り、ファミレスに移動して2時間程。
 夜になったら何故だか急に眠くなったのでテレビも何もパスしてこれからすぐに寝ようと思う。歯が猛烈に痛むので、最近常用している鎮痛剤のせいかもしれぬ。
 とにかく寝ることにする。
 おやすみ。
30日  ふーん、やはり妙に体調は優れない。突然、はたと気がついた。
 「僕は今、風邪を引いているのだ!」
 そうだそうだ、云われて見れば咳クシャミは出ないものの微熱はあるし、鼻水も出る。やあ、今回は喉が痛まなかったからそれとは気がつかなかったが、風邪かあよしよし、今日は休もう。
 というわけで、殆ど眠って過ごす。たまに起きたら解熱剤代わりにDコークを買い出しに出かけて、食べた。久方ぶりのポリンキーと「海鮮汁ソバ」なるものも昼食にする。もう少し滋養分に飛んだものを食べないとなあ。
 その後は音楽を聴いたり、HPをつくったり、サッカーゲームで日本代表をいじめたり、まあ色々。
 音楽といえばシャンプーのデビューシングルを聞いたが、なんであんなもんが流行ったかね。今や運動会のダンス曲にもなってる、ME&MYの方がかなり聞けるぜ。



・にゃごろう日報社に戻る / 前月なし / 翌月

・官庁街・繁華街・学生街・文化街・住宅街