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6月のFW
3日
挨拶
ハロー、WHAT'S UP!
助役であるバラ職人「師」のススメもありまして、
最近コマゴマとリニューアルなんてしちゃっています。
ここの中央広場も当然容赦なくメスを入れちゃって、
こういうコーナーを作ることになりました。
日記とは別にこのフロントワードも暫時更新なので
これからここに簡単なエッセイを書くことにします。
そう、これは僕から皆さんへの「手紙」です。

今日は何の話をしようかな。
そう、最近の僕の話をしよう。
大学生は暇だなんていうけど、
いったいどこの誰が暇なんでしょうね。
マジメ学生をやっているととても暇が出来ません。
朝は5時におきて、夜は9時帰宅。
火曜と木曜は日付が変わってからの帰宅、
オフは日曜だけ。
結構非人間的な生活してるねー。
で、結局何があるから救われるのかといえば、
このHPを媒介としてであった体験、なんだよね。
だから疲れて帰ってきても、原稿が書けるんです。
ネットの世界は無機質で、
人間関係も途切れやすいものだけど、
今はかなり、頼っています。 

4日
昔のトモダチ
電車で通学していると、
時に昔の見知った顔に出会うことがある。
無性に懐かしくて、とても嬉しい気分になる。
仲のよかった人は勿論だけれど
昔は大して口も利かなかった人とも、
案外話せてしまうから不思議だ。
それはきっとともに過ごした素晴らしい時間が
無言の連帯感を生んでいるからだと思う。
いつもは長い通学時間も、あっという間。
話は尽きず、別れるのが惜しい。

たくさんある電車の中で
その時間、その電車、その車両、その場所で、
乗り合わせる可能性はどれくらいなのだろう。
少しでも違えばもう会えない。

そう考えれば、縁は異なもの味なもの。
彼らと会えたのだってすべて運命。
あなたが、僕のページを見ているのだって、
大きな運命のめぐりあわせなんですよ
(ちょっと宗教くさかった?) 

5日
イソガシイ
「忙しい」って言葉、やだよねえ。
何でこんなこと言い出すかって云うと、
まあ6/5の日記でも読んで。

僕は別段キンパチ先生じゃないから
「心が亡くなると書いて」とかいう絵解きはやらない。
ただ僕は忙しいことを心から憎む
世の中は充実と忙しいのを混同して、
自慢げに自分の忙しさを吹聴している奴がいるけど、
そういう根性、卑しいと思うね。

まあ、個人の勝手だろといわれればそれまでだけど、
自分らしい時間の使い方を考えたほうがいいと思うね。

僕は今の自分の生活を深く恥じる。
幸運にも豊かな国の豊かな時代に生まれついた身。
公園で寝そべりながら、FMラジオの洋楽を耳にして
思う存分に本でも読めたらどんなに幸せだろうか。

(それってホームレス? という夢のない動議は却下) 

6日
紙切れ一枚の戦争
今日はなかなか面白い本を見つけた。
それは先の大戦中に日本軍、米軍、中共軍が
戦闘中の敵部隊にばら撒いたビラ(伝単)の写真集で、
これがなかなか心をつかむ調子があって面白い。
僕などは悪環境の戦場でこんなもの読まされたら、
とっとと降参してしまうだろう。
大佐を号するくせに意志薄弱の極みである。

興味深い点なのだが日本もアメリカも
敵の兵士たち、即ち元は庶民が
普段読んでいるようなビラをばら撒く点。
日本軍が作ったものは、昔の映画のポスターのような
カラーに富み、美しい女性が多数出てくる。
ターゲットも性欲に訴えたものがとてもおおい。
米軍が作ったものはモノクロに文字がやたら多く、
まるで昔の新聞雑誌みたい(新聞も投下用のがある)
主に理性に訴えたものが多く、啓蒙的である。

特に内容も偏向しておらず(資料だけならね)、
興味深い写真集であるので、読んでみるといいよ。

(「紙の戦争 伝単」平和博物館を創る会・編/エミール社) 

7日
傘を持ち歩こう!
今日も夜中に雨が降った。
物凄い大雨で雷まで落ちやがった。
僕は日頃傘を持たない(だって重いじゃん)ので、
こういうときは大ピンチ!

慌てて友人から折りたたみを借りて、
講義を遅刻し、百円ショップまで買いに行くことに!
(大学の詐欺傘なんて誰が買うか!)
今回は黒い何の変哲もない傘を買いましたよ。
そして既に始まった講義に戻ってお勉強。
ショップまで走って往復したので雨と汗で気持ち悪い。

酷いことに今日、家に帰るときは雨、やんでました。
最近もそんなことあったなー。
一昨日も傘かったなー、黒い折りたたみ傘。

1週間で3本も買っちゃった。
梅雨入りの季節とはいえ、これは酷い。
週に3本ってことは年間150本も傘を買うことになる。
いやすぎる、明日は折りたたみを持っていこう! 

8日
見え透いた結末
正午頃、インターネットのニュース速報で知ったけど、
どこぞのサイコ野郎が学校に押し入って
生徒を8人も殺したそうだね。
例によって精神を病んだイカレポンチの反抗、と。

はっきりいって僕にとってはどうでもいい事件だ。
確かに関係者にとっては痛ましいこと、同情する
けど、それが僕とどんな関係があるのだろうか。
僕の姿勢を糾弾する社会派偽善者はTVを見たかい。
あの刺されなかったPTAの声明を聞いたか?
マスコミに注目され、頬の緩んだ前職の同僚の顔を。
口先は御立派なマスコミ推薦的意見だが
見えてくるのは「関係なくてよかった」という喜びだ。

僕はうんざりする。
既に見えた事件に対する識者の声。
「社会が悪い」「犯人は現代社会の犠牲者」
「これに臆せず精神障害者共生社会を創るべき」
「政治が悪い」「低俗で残虐なゲーム」「心の闇」
結構な限り、僕は当分テレビは見ないよ。 

9日
模擬授業の戦慄
今日は初めて模擬授業の講義があった。
模擬授業ってのは読んで字の如くの講義で、
受講生を高校生に見立てた講義をするのである。
教科書や資料集は当該箇所をコピーし、
学習指導案もちゃんと作成、コピーする。
板書、発問、机間巡視もやるし、服は正装だ。

教師役の発表者は教育実習と同じことをやり、
生徒役の受講側は批評と感想を書いて提出する。
かなり本格的、実践的な講義だ。

今日は日本史中世班が模擬授業を行った。
テーマは承久の乱と執権政治。
塾講経験者なのか2人ともとてもうまい。
ついつい真面目に講義を聴いてしまった。

幸か不幸か僕は教師役はやらず、裏方だ。
それはそれで指導案について研究できたけど
でもちょっと教えることが不安になってくる。
困ったなー…… 

10日
古CDストア
古CD屋なんて行きますと
あまりにも膨大な量のCDに驚かされる。
特に投げ売り状態の100円のCDの量!
大体は忘れ去られた過去のアイドルの気取ったCD

昔はファンを沸かせ数千円で取り引きされた品。
それが今では誰も見ない100円の品。
いつまでもいつまでも棚から消えない。

そのCDアルバム一枚には
膨大なお金が投下されているはず、
レコーディング、バックバンド、ジャケット写真、
作詞料、作曲料、その他諸々。
お金だけじゃなくて色々な人の努力が詰まっている。

それが100円、ゴミ同然。

栄枯盛衰の素早い世の中。
願わくばジャケットの彼(彼女)たちが
どうかこの店に入りませんように! 

11日
レズ?
あのさ、前々から気になっているんだけどさ
女の子同士で手をつないで歩いてるの、いるよね。
あれは一体なんでかね。なんか不思議じゃない?
個人の性癖や同性愛にケチつける気はないけどさ
でも、あれはレズって感じはしないなあ。

大学では、中高に比べればその数は減ったけど
やっぱりそういう子がいるんだよね。
今日もちょっと遊び人系の子が2人、
手をつないで歩いているので吃驚した。
僕の感覚からするとそういう子たちは
精神敏感な耽美系の文学少女と思っていたのだが、
今日僕の前に現れたのはヘソ出しギャルだった。
云っちゃ悪いけど不気味だった。

女の子ってわかんないね。
「一生の友達」が「一緒にトイレに行かない」という
些細な理由で絶交しちゃったり
「告白したら2時間以内に報告すること」なんて内規、
あ、ボーイズラブなんてジャンルも女子特有だね。
僕にはわかんないや。 

12日
トラブル・トレイン
今日は行きの電車で酷い目にあったよ。
まず早朝、乗った電車で眠ろうと思ったら
頭のイカれた女子高生二人組が大声で喚いていた。
実は沿線では有名人なんだけどね。
すがすがしい朝、電車に乗って開口一番
「今日も男子に悪口云われたら殺してやる」だからね。
男子に同情するよ。
外見はマジメの度が過ぎてイカれちゃったような風貌で
眼鏡の奥の目はやはり狂気めいたものを感じる。
1時間、ずっと妄想めいた作り話(推定)を叫んでた。
すこぶるうるさく、眠れない。

乗換駅にたどりついたら、信号故障で電車が来ない。
振替輸送に地下鉄に行ったらしっかり金取られた。
しかもそんなこんなで疲れたのか、
大学前の駅で思いっきり寝過ごしたし。
こんなポカ、1年ぶりだよ。

とにかく今日は電車で躓きまくった一日だった。 

13日
過剰反応(と書いてアレルギーと読む)
大阪の事件はいよいよ面白くなってきた。
やっぱり薬の話とかは嘘だったでしょ。マスコミ大喜び。
知人に精神安定剤の愛用者がいるから聞いたけど
そんな包丁振り回す元気なんて出ないって。

学校サイドも慌ててるらしく、今から警備を強化したり、
児童に防犯教育を始めたり、色々やってるみたいね。
酷いところは無警告で避難訓練してるし。
(呼ぶ学校も馬鹿だが、つきあう警察も阿呆だ)
これを聞いて僕はゲラゲラ笑ったが、
ふとあることに思いついて、途端マジ顔になった。

教育実習の書類提出に母校まで行くじゃん。

「てるくはのる」事件以来、過敏反応している母校だ。
体育教師が真剣片手に警備している可能性もある。
おまけに僕の顔はそういう精神的に不健全な系統なのだ。
やばいったら、やばいって。
〆切まで期日あるから、ほとぼりさめるまでまとう

なお、昨日は行きの電車で事件があったけど、
今日は帰りにちょっとしたトラブルあり。
わざわざ書くほどのネタでもないから、まあいいか。 

14日
話の解る人、解らない人
来月、介護体験に養護学校に行くことになった
介護体験というのは中学教師を目指す者には必須で、
一万数千円払って一週間そういう施設に行くのだ。
老人施設に五日間、養護学校に二日間。
その二日間が、来月ある。

正直、僕は意志の疎通の出来ない奴は嫌いだ。
なんと弾劾されようとこれは事実である。
盲学校、聾学校、大いに結構。喜んで僕は行こう。
読み聞かせ、筆談、何でもやろう。
ただ、話が通じない奴とは我慢がならない。

これは知的障害に限った話ではない。
世の中には話の分からない奴、ごまんといる。
比較的上位の学歴持ってたって駄目な奴は駄目。
そんな奴と仲良くなんてしたかないよ。
いくら学校が「みんなと仲良くしろ」といってもね。

今日、初めてこのHPに抗議が来た。
話の通じそうな人なので、僕はとても助かっている。 

15日
人生是糞袋
いきなり汚い話で恐縮だが、
昼飯に牛丼を大盛り(ツユタク)で食い、
CCレモンのペットボトルを一気に干したせいか、
帰りの電車でトイレに行きたくて困ってしまった。
そう目的は両方とも、である。

初めは小学生の如く家まで我慢しようと思ったが
とても我慢できるとは思えない。
よって僕は帰宅が遅れるのは承知の上で決意した。
途中下車して駅のトイレに走ったのだ。

トイレでは別に問題はなかったが、
僕は妙に哲学的な気分になった。
体内の排泄物の相当量を排除したわけであるが、
当然からだが軽くなったような気がする。
つまり今まで僕は大小便を運搬していたというわけか
何か身も蓋もない言い方だが、これは事実である。

かつてある高僧は「人生是糞袋」と喝破した。
着飾ったところで所詮僕らは糞尿運搬機の側面もある。
認めたくはないが、認めざるを得ない真理だ。 

16日
ルーラ
このところ「忙しさ」にかまけて、
レポートや発表の雑用をサボりにサボっていたため、
たかだか2時間しか眠っていない。
その一昨日は5時間、その前は4時間。
そういう訳で通学電車の中では
自分でも吃驚するほどよく眠れたりする。

早朝の空いた列車、目をつぶったら夢の国
瞼を空けたらもうそこは目的の駅。
これにはなかなか小気味がいい。
疲れてるのに眠れない電車は最悪である。

片道数時間の道のり。
僕を常々イラつかせる通学時間。
それが一瞬で快感とともに過ぎ去ってくれる。
だから僕は最近、「ルーラ」の魔法を
唱えたかのような錯覚に陥る。

幸い火曜日の一件以外は乗り過ごしていない。
「バシルーラ」を喰らうのは御免だからね。 

17日
おかしなメール
今日はおかしなメールが来たから、その話をしよう
何がおかしいといって、文章がすべて英文である。
英語でメールをくれる友達もいることにはいるが、
文章は明らかにそれとは異なっていた。

拙い語学力で要約するとこんな感じである
「こんにちは
 colonel2856.tripod.co.jp のHPを拝読しました。
 いくつかの検索エンジンに登録されてないことを
 注意します。
 私たちのHPをチェックし、登録してください
 30万以上のエンジンに登録できます
 前向きに考えてくれると嬉しいです」

はあ、そうですか。
どうせプログラムかなんかで機械的に送られた
メールなのだろうが、しかしこれにはビックリした。
海外から僕のページって見られんの? 見られるか。
でも日本語のフォントなければ意味ないし、
お金払ってまで宣伝してもらおうとは思えないね。
とにかく変な気分です。 

18日
潰れないよ、ね?
今日は今年初めての30度突破日だってね。
いよいよ夏かァ、と無性に嬉しくなる。
僕は病的な寒がりだからこういう夏日は大歓迎だ。
どうせ僕は一日の大半を大学と電車で過ごしているから
クーラはばっちり効いているからね。

ただ少し、気になることがある。
大学は緊縮財政なのか行政指導なのかは知らないが、
最も暑い4時限(14:20−16:00)にクーラを切るのだ。
図書館やPC室や研究室はついているが、
教場は本当にやりきれない。

なんだか来年が開校してから記念すべき年らしく、
大学は不動産を買収したり、キャンパスを増やしたり、
お金をかけまくっているけど、不安なことがとても多い。
特にマイク、ね(大学の講義は普通はマイクですよ)
大教場だとマイクの故障率が異常に高いんです。
いきなりプツンと切れちゃうのね。
それが何年経っても直されない。
講義は中断し、教官も学生も非常にイライラさせられる。

一応、我が大学は知名度はあるほうだと思う。
僕の在学中に廃校になることは絶対にないだろう。
それにしても、これは酷いよ。
一般学生に関係のない施設改修よりも、
もっと身近なところにお金をかけて欲しいよ。 

19日
原稿用紙17枚
「死なない死にます死ぬ死ぬとき死ねば死ね」
これを「瀕死」の五段活用という
(つまんねー、ひっこめという天の声)

とにかく、もう嫌だー! 殆ど学校恐怖症。
だって行く度に課題が増えるんだもん。
今日、命じられた課題をあげてみようか?
まずは中間試験予告がひとつ(現在全部で8科目)、
レポートの提出要求がふたつ(現在全部で6レポート)、
写すべきノートがひとつ(現在全部で4コマ分)、
サインすべき書類が7枚(介護実習だけどよお)
行くべき健康診断がひとつ

本当、非人道的な生活だよ。
これで僕が遺書残して死んだら、
マスコミや教育関係者は騒いでくれるかな?
「過労死の大学生、行き過ぎた勉強に関係者警鐘!」
「謝罪する大学当局、「カリキュラムを減らす」と声明」
「過剰レポートを出した鬼講師、殺人容疑で逮捕」
ま、そんなわきゃ勿論ないが。

今日出たレポートは3週間後に原稿用紙17枚分提出。
メールをくれた人、返事が若干遅れますが御容赦を。 

20日
今日の装い
今日の僕の装いは凄いぜ。
昨日の介護体験の説明会で禁止事項を山積され、
なんとなく反発気分だったのである。

で、その今日の僕の装いといえば
迷彩シャツに東南アジアの長袖ブラウス、
下半身にはブラックジーンズと右翼張りに太いベルト
胸にはドッグタグ、指にはスコーピオンリング
耳にはキッズピアス、そしてサングラス。

彼らが見たら泣き叫びそうなスタイルだ。

普段、僕のスタイルは大人しめである。
そりゃ時々花柄やパンク系を着ることもあるが、
原則的にはマジメなスタイルで生活している。

その僕だって、たかだか老人や障害者の介護をするのに
大金払わなくっちゃいけないとくれば怒る。
(1週間働いて、こっちが2万円以上も払う)
せめて服装だけでも反発したいものだ。 

21日
トルエン少女の実名
讀賣新聞の社会面を見たら、
16のアイドルがトルエン持ってて捕まったってね。
この21世紀の御時世に、
芸能人がマリファナや覚せい剤ではなく
暴走族御愛用のトルエンというところが素晴らしい
芸能界は外務省と同様に現代の伏魔殿なのだろう。

さて、その報道記事。
未成年だから名前は出せず、
読者としてはただただイラつくばかり。
記者自身ももさぞ悔しい思いをしただろう。
記事の要旨は「16歳のアイドルがトルエンで逮捕」
たったこれだけである。正直云って記事になってない。
品位の落ちる週刊誌などはもう少し詳細に
「巨乳タレント」「金八先生に出演」とやっていたが
これだけでは芸能音痴の僕にはわからない。

そういう時は2chに行くべきだ。
当然、一発で誰だかわかるんだな。
僕はそのアイドルの名前なんて知らなかったけど。
ところで彼女の名前、ウケるよなあ。
いかにもシンナーやりそうな名前で。 

22日
コギャルVSオヤジ
やっぱ終電って恐ろしいなあ、いや、昨夜の話です。
みんなが不機嫌でみんなが眠る終電の中、
コギャルとオヤジの大喧嘩。

座席に横臥するオヤジと、携帯で喚くコギャル
どっちもどっちの阿呆喧嘩
詳しくは「鉄道乗客研究所」にでも書くから
その時読んで欲しいのだけれども、凄かった。
コギャルは携帯でずっと「私、今、不愉快」と
男女も解らぬ相手に連発していたのだけれども、
にしてもあの暴れようは凄かった。
駅員も世相が世相だからすっ飛んできたね。
結局、ギャルがホームに座り込んで終わったけど。

酔っ払ってたのかなあ、ヤク決め込んでたのかなあ。
電車ガンガン蹴ってたよ(あの厚底靴で)
物凄い甲高い声で吼えるサマは獣に近い。
日焼けした顔に露出ファッションだもんね。

宅間にしろ、レッサーパンダにしろ、
本当に、イカれたサイコが多いよなあ。 

23日
健康診断
中学の教師になる為には「介護体験」が必要である。
1週間、老人施設や養護学校に行くのである。
わざわざ1万3千円払ってこき使われに行くというのは
殆どジョークのような気がするのだが、
悲しいかなこれは事実である。

今日は午前中の授業を抜けさせられて
5000円も払って健康診断を受けに行く。
当然僕の体にはなんの異常もなく、
ただ「慢性金欠病」がかなり悪化したにとどまる。
(それはそれで痛い)

ところで、やっぱ大都会の病院は凄いなあと思った。
看護婦が若くて美人なのである。
ま、僕の行った所は大病院の検査棟だったから、
ビギナーが配属されるのかもしれないけれど、
年配のオバチャンがメインの地元とは随分違うと思った。

僕は看護婦という職種に特段の意識はないのだが、
ああいう現代系なのに優しい彼女らを見ていると、
看護婦マニアの心情が若干解るような気がしてくる。
彼女たち、やっぱ高給取りなんだろうな。 

24日
蚊殺しの大佐
もう若干前からそうなんだけれど、
蚊が出てきたねえ。
拙宅は地形学的な関係で、毎年蚊が大量に襲来する。
これが毎年毎年非常に参るんだ。
僕の腕には結構傷があるけど、
これはリストカットでは無論なく、
蚊に刺された後の引っかき傷でございます。

そういう訳でこの憎き蚊の数々、
幼少のみぎりから「見つけ次第殺せ」との厳命を
両親から受けてるので、見つけ次第殺しています。
今や季節外れのとろい蚊なら片手で殺せるほどの腕前。
おそらく蚊殺し検定初段くらいは認定されると思います
学校とかでたまに蚊が出てくると、
僕はみなの手際の悪さに驚き、呆れたくらいだからね。

ところで僕は肉は食えないし、
ハエやゴキブリも叩けない優しい心情の持ち主。
(害虫は薬殺していますが)
それが蚊だと殺した瞬間、達成感を得る殺蚊鬼に。
今も手元に今日殺した2匹の亡骸があるけど
やっぱ幼少期の教育って大きいね。 

25日
過労と眩暈と飲物と
いやあ、今日は本当に暑かったねえ。
皆様如何お過ごしでせうか。
眩暈なんて起こしてません?やっぱり僕だけか…

暑いとやはり水物の消費が激しくなりますねえ。
今日の昼食は例によって牛丼でしたが、
暑いときにあんなもん食うもんじゃありません。
やっぱジュースでしょ?
今日は恒例のコーラが500ミリペットが一本、
そして今年から出たポカリの500ミリ缶一本、
1リットル紙パックのグレープジュースが一本、
WAO! 全部で2リットルも飲んでいる。
下痢をしていないのは僥倖というべきか。
(今、飲物エッセイのネタを思いついた!)

それにしてもいくら眩暈を起こしたからといって
こんだけ飲むのはやりすぎだよなあ。
それでも体重は昨年10月比6キロ減だよ。
健康診断正式結果では「体重」と「血圧」の低下を
ずばっと指摘されてしまったよ、過労って。

今日、助役から抜本改革の指令が来た。
おそらく1月以内に大幅にリニューアルされるでしょう。
乞う御期待! 

26日
ネットの御利益
「おい、**。インターネットやってるんだろ?」
夜10時、親父が珍しく僕の部屋に来て訊いた。
僕が頷くと親父はいつにない懇願調で云った。
「あのよお、タバコ会社につないでくれよ」
「何につかうん?」
「いや、タバコ代ケチりたいと思ってよお。
 安いタバコ調べてくれよ」
 僕は呆れた。そしておもむろに云った。
「テレホタイムまで待ちな…」

結局「ECHO」という聞いたことないタバコが
1箱20本で150円であると解った。
驚いたのは「しんせい」とか「ゴールデンバット」
なんて昔の小説に出てくるタバコが、
やはり100円台の廉価で売っていることだ。
タバコは1箱200円以上と信じてたので吃驚した。

今、親父はうベランダでうまそうに吸っている。
彼がインターネットの御利益に預かったのは
おそらくこれが最初である。 

27日
このコソ泥野郎がよ
我が大学に限った話ではないが、
今、日本ではどこの学校も窃盗対策に頭を悩ませている。
財布を教室に置いたまま、どこかに行っても大丈夫
そんな学校はどこにもない。
財布や貴重品やとるにたらないものまで、
とにかく奴らは何でも盗み、
学校には窃盗注意の張紙やアナウンスが溢れるんだな

今日僕は講義の始まる前、教場でレポートを書いていた。
トイレに行こうと思って、バックを持ち、教場を出た。
席を取るマーキングにはルーズリーフと筆箱を置く。
この大学は混んでいるから、
こう云うマーキングは必要なのだ。

帰ってみるとさあ大変。
さっきまで鬼のように使っていた消しゴムがない!
相当広範囲の床を調べてみたがない。
講義の最中、ずっとイラつきっぱなし。

それでね、犯人は講義終了後の休み時間にわかったよ。
僕は自分の持ち物にはイニシャルを書く癖があってね。
右斜め前の大柄の体育会系男の消しゴムのケツには
しっかり「*.Y」っていう汚い文字が見えたよ
(取り返したかって? 50円で命は張れないよ。
 教授をぶん殴る奴もいる大学だからね) 

28日
ホット・ショート
いやあ、暑いねえ。
夏ってこんな暑かったっけ? とか思っています。
雨だ梅雨だと大騒ぎした割に
今年の梅雨は短かったような気がします。

さて暑くなると頭の回線がショートする輩が多いのか
いちいち全部日記とかには書いていないんだけど
最近すごーく、人身事故やそれに類する事故が多い。
これは誇張ではなく2日に1件は事故にあう。
(影響を受けるだけで目撃するわけじゃないよ)
大都市特有の病理だけど、
でも去年一昨年、こんなに多かったかなあ。
そう思いつつイラついています。

かくいう今日も事故がありました。
僕の乗っている電車のひとつ前の電車に
どこぞの誰かが飛び降りて非常停車装置。
お陰で15分も暑い満員電車で待機する羽目に

いつも思うけど、飛び降りて迷惑かけるような奴は
ちゃんときちっと死んでもらいたいね。
さもなければ江戸時代の刑法みたいに
列車に飛び降りて死に損ねたものは死刑、みたいなね
そうすれば覚悟の程もわかるでしょ? 

29日
教師の適性
今日の話題はディープです。
教職課程において必修の「介護体験」について。
これは中学校の教師になる人は必修です。
5日間は精薄授産施設、2日間は養護学校で
無理やり働かされるわけです。

それで僕が問題にしているのは費用。
まず体験申請費として大学に14000円。
次に健康診断費として病院に5000円。
養護学校交通費が2日往復で2000円。
精薄授産の交通費が往復総額5000円。
そしてさらに今日指定があったのが、
B型肝炎の検査と細菌検査で10000円。

合計で36000円。
これを仮に僕が貰うとしても時給にすれば700円。
それでも安いのに、この額を僕が彼らに払うのである。

こんな無茶苦茶な経済観念に怒るような僕って
やっぱ教師に向いてないのかな? 

30日
今更自己紹介
日替わりでお送りしているこの「FRONT WORD」、
今日は今更ながら僕がこのサイトについて語ります。

中を見てくれれば解りますが、このサイトは
「エッセイ」というより「体験談」が中心になってます。
食事やスポーツから病気や妄想、バイト不採用記まで
コンテンツにして100以上。原稿用紙数百枚あります。
僕はたかだか20年の人生しか歩んでいませんが、
正確を期すため、随分過去の資料をあさりました。

それで思うのは「これは自伝かなあ」ということです。
一般公開してますから、勿論万人受けする話を選んで、
みなさんが楽しめるようなエピソードを書いてます。
数こそ少ですが、未知の読者からもよい評価を頂いて
自分の人生も一笑の価値はあるなあと思います。

たくさんのサイト、膨大な文章
その中から、このサイトに来てくれるなんて、
これほどの喜びはありません。

さて何故、僕はHP開設後3月もして、
こんなページ紹介をしているのでしょうか?
それは人気サイト「ただいま実験中!」に
バナー広告が出たからなんです。

初めての村民様、はじめまして。
上記の通りに僕は日々、努力しております。
願わくばこれを機縁に今後ともよろしくお願いします。 
6月のFW 
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