C-0035 「最大化」「閉じる」などのボタンがおかしくなったり、選択できるフォントが急激に減ってしまったりしたときは
- 1999/8/22
- 2001/7/23
※以下の文は全て非推奨です。読むことも、いかなる影響を受けることも、推奨しません。
ボタンの表示がおかしくなった
Windows を使用していると、希にウィンドウの右上のボタンの表示がおかしくなることがあります。
- 最小化→「0」
- 最大化→「1」
- 元の大きさに戻す→「2」
他にも、スタートメニューの三角マークなどいろいろと表示が壊れるようですが、これは ttfCache (画面に表示するフォントのキャッシュファイル)の破壊が原因です。修復方法としては、以下の二つがあります。
- マシン起動時に Ctrl キー( Win98 の場合。 Win95 では F8 キー)を押しっぱなしにすると、起動モードの選択画面が出るので、「セーフモード( SafeMode )」で一旦起動し、もう一度再起動する。
- Windows フォルダにある「 ttfCache 」というファイルを削除し、 Windows を再起動する。
どちらの方法でも構いませんが、後者が希に修復に失敗してしまう(壊れたファイルを消しても、メモリ内にある壊れたデータが再び書き戻される)ことがあるのに対し、前者なら確実に修復することができます。
希に、システムフォント自体が壊れてしまったという場合もあります。 Marlett.ttf というファイルがそれですので、 Windows の CD-ROM にある .cab ファイルの中から探し出して Fonts フォルダに放り込んでください。ちなみにうちの Windows 98 アップグレード版 CD-ROM では、 Win98 フォルダ内の Win98_58.cab の中にありました。 Q:\Win98\>extract /L c:\ win98_58.cab marlett.ttf といった要領でファイルを取り出せます。
使えるフォントの数が急に減った
ワープロ等のアプリで一覧から選択できるフォントの数が急激に減ってしまう、ということがあります。これも前述した ttfCache が壊れたためで、前述の修復手順で修復することができます。