C-0056 ファイル・フォルダの並び方を記憶させる
- 2000/2/8
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Windows のフォルダウィンドウ、エクスプローラ、コモンダイアログ(「ファイルを開く」のダイアログ……多くのソフトで「開く」をすると出てくるアレです)では、アイコンの表示方法やファイルアイコンの整列の方法などを好みに合わせて変更することができます。
自分は「一覧」表示で「名前順」に整列するのが使いやすいと思っています。場合によっては種類順で整列することもありますが、大概は「一覧」+「名前順」ですね。この辺は人それぞれ好みですのでどうでもいいんですが、とにかくアイコンの表示や整列方法を自分の好みに合わせて使い分けたい場合、ウィンドウを開くたびにいちいち設定し直さなければなりません。
標準では、こうやって行った設定は記憶してくれません……だから、ウィンドウを開いたりするたび、同じ操作をしなければならない。これ、ほんの些細なことではありますが、結構気になることだと思います。
実は、フォルダウィンドウ内のアイコンの表示・整列方法は、設定を保存(記憶)することができます。何か適当なフォルダを開くか、あるいはエクスプローラを起動して「一覧」や「名前順」「種類順」などの望みの表示形態に設定した後、 Ctrl キーを押しながらウィンドウ右上の「×」(クローズボックス)でウィンドウを閉じれば、上記設定が保存できます。次にフォルダウィンドウを開いたときには、必ずここで指定した方法で表示されるはずです。
ちなみに、多くの Windows アプリで使用されている「ファイルを開く」「ファイルを保存する」コモンダイアログでも、このときの設定は反映されます。ただし、コモンダイアログを [Ctrl] +「×」で閉じても、設定は反映されません(あくまで、フォルダウィンドウ・エクスプローラでの設定が適用される)ので、注意してください。
新しいソフトをインストールしたり、システムの設定を変えたときなど、何かの拍子で表示形態が変わったままになってしまうことが希にあります。そういうときも、これで元の状態に直してやりましょう。