[2002.08.10]
まず問題ありません。いろいろさらなる改善の手もありますが、表示速度が目に見えて向上するような策はありません。数十KB程度のHTML文書の場合、それ自体の重さよりもサーバや回線の状況の方が影響が大きいということは少なくありませんから。
とはいうものの、ページのソースを見てみると非常に無駄が多いのが気になります。将来的にはHTMLの勉強をしていただいて、より簡潔な記述で、より洗練されたデザインを実現されることを望みます。(私のサイトのHTML講座も入門記事としては役立つのではないかと思います)
FrontPageを使いこなすにも、HTMLの知識は必要です。HTMLを勉強しないでもサイトを作れるのがFrontPageの売りなのですが、軽くて論理構造のしっかりしたHTML文書の作成にはどうしてもHTMLの知識が必要になります。一歩先を考えるならば、勉強を避けては通れないわけです。
class="MsoNormal"などという記述がソースのそこかしこに見られますが、Wordで文章を書いていらっしゃるのでしょうか。HTML文書用の下書きは、メモ帳にした方がよいでしょう。「編集→右端で折り返す」と設定すれば、十分に使えます。あるいはせめて、一度メモ帳に文章を貼り付けて、それからFrontPageへ貼り付ける、という手順を踏むとよいでしょう。Wordで作成した文書には多くの書式情報が含まれていますが、HTML文書ではほとんど意味をなしません。ソースを冗長にするだけです。メモ帳に貼り付けて、書式情報を排除することをおすすめします。
インパクトのあるデザインを目指していらっしゃるとのことですが、残念ながらあまり成功していないようです。まず表紙がよろしくありません。桜の花びらが散っているのはそれなりに目をひきますが、単独ではほとんど価値がありません。もともとは星を降らせるスクリプトとして公開されていたものをわざわざ桜に切替えたわけですから、これにあわせて周到な準備を仕掛けるべきでしょう。
例えば、まず背景に画像を用います。CSSで右上に桜、または桜につながる画像をひとつ置いてみます。続いてサイトのタイトル画像の配色も桜をイメージしたものに変えます。うまいアイデアがなければ、バナーのように四角い画像を作ります。そして文字は明朝体にし、その背景を桜の画像にします。さらに、メニューフレームの背景色は黒に近い色にして落ち着きを演出します。
このように、サイトのイメージは繰り返しのリズムで印象付けていくものです。「侍魂」のトップ絵のように、よほど素晴らしい画像ならば単独で十分な効果を発揮しますが、あくまで稀な例です。サイト全体のデザインをひとつの方針で構成するようにしましょう。
表紙だけでももっとインパクトを、ということで、表紙の右上に背景画像を置いてみることだけは、まじめにご検討ください。坂口安吾の「桜の森の満開の下」のイメージで、盗賊や和服の美人の画像を置くのもよいかもしれません。「背景画像」にこだわっているのは、ふつうに画像を置いた場合、ただでさえ本文がはじまるまでが長いにもかかわらず、さらに本文が遠くなるのは望ましくないからです。
いずれにせよ、デザインについては多くのサイトを見て、そして「Non Designer's Design Book」毎日コミュニケーションズ・刊などを読んで……と、それなりに勉強しなければ、なかなか上達しません。ゆっくりやっていきましょう。
JavaScriptをたくさん仕掛けているのですが、あまり成功していないようです。例えばメニューフレームのリンク色制御ですが、操作性という観点からは逆効果です。
CSSの普及によりリンク上にマウスを持っていったときのVisualな反応に閲覧者が慣れてきた昨今、マウスオーバーに大げさに反応して無関係のリンクまで色が変わるのは困惑の種です。何度も訪問するうちに慣れますが、しかし何の意味もない効果だということは変わりません。
意味のある効果にするためには例えば、「上部フレームへマウスを持っていくと、背景色が変わる。さらにリンクの上へマウスをのせるとマウスにa:hoverの効果が現れる」といった方法が考えられます。(レイヤーを使うような面倒な方法しか思いつきませんが)
ところでリンクのページでフレームを解除していますが、じつに不便ですね。更新履歴に理由が書かれていますが、バカバカしいことをやっていると思います。フレームを使っているけれどもリンク先にフレームがくっついていかないページはたくさんありますよね。どうしてそうしたページのソースを見て勉強しないのですか。
<a href="***" target="_top">
これでうまくいきます。ちょっとHTML解説サイトを徘徊すれば手に入る情報です。勉強せずに対処するから、慌てることになります。おかしいな、と思ったら勉強しましょう。知識は力なり、です。近年、知識を馬鹿にする風潮が広まりましたが、このため今後は、これまで以上に知識のある人に有利な時代になります。物知らずの人ばかりになっていくわけですから。勝ち組に入るためにも、ぜひ知識の仕入れは怠らないようにしてください。
これは別に過激なことをいっているわけではなくて、人類が0という概念を発見するのに文明の発祥より数千年が必要だったという事実ひとつとっても、「知識より発想力」という思想の危うさは明らかなのです。まず知識を十分に得ることです。素人が一生懸命発想する程度のことは、とっくにプロが考えて、知識化してくれているのです。発想力は、自分の専門分野で、最先端の現場で発揮すればよいのであって、まだ勉強中の分野でぶつかった障害への対処法は、先人の知恵を借りて解決するようにするべきなのです。
なんとも申し上げかねますが、書き続けることですね。好きなことを書いていけばよいと思います。数多くのデータから、ほとんどのサイトは開設3ヶ月以内にお客さんの数が決まることがわかっています。(お客さんの顔ぶれは変わっていくが人数は安定するという意味です)
ということは、今月末には「結果」が出てしまいます。そこでどう考えるか、ですね。
どんな決断も自由ですが、私は結果がどうあれ継続をおすすめします。まず、自分のために。そして、お客さんのために。
ところで、「サイト運営について」という一文がありますが、私が閲覧者としての視点で考えた結果
であるならば、失敗したエッセイは過去ログから消した方がよいのではありませんか。新聞連載のエッセイを単行本にまとめる際、全連載分をまとめることは案外少ないものです。多くの場合、半分とか、あるいは5分の1とか、その程度しか本にしません。失敗は自分のハードディスクに保存しておけばよいのであって、閲覧者に見せる必要があるとは思えません。
もちろん、失敗作にもファンがいるでしょう。私は作者の意思は編集においてはファンの意向に優先すべきだと考えますが、JETさんは気になるかもしれません。ならば、失敗作は失敗作だけでまとめておくのがよいのではないでしょうか。
事実上、それと同様のことをやっているのが「斬鉄剣」ですね。いいのが書けたらちゃんとしたところにおいて、他のはみな、まとめて適当にログの片隅に放り込まれるわけです。
読む前に/これはJET個人が考えていることです。考えを押し付けたり、同意を求めるものではありません。私は閲覧者、サイト管理人の考えを尊重します。
という一文も、私は非常に気になります。単なる反論封じであり、いい逃げに過ぎません。私はこうするのがいいという意見表明は、当然、ある価値観を反映しています。わざわざそれを公開していながら、読んでくださいと願っていながら、上記のような言葉を添えるのは卑怯です。他人の考えを尊重することと、意見表明をすることは何の矛盾もないのは当然です。当然のことをわざわざ書くのはなぜか、その意図は何か、ということです。
コミュニケーションは、自分の価値観、世界観を他人に伝えることで成り立っています。相手の意見を変えることは意図せずとも、相手に自分の意見を理解させることは重要な目標です。
例えば「君の意見はわかったが、私は賛成できない」という結果は、議論なら負けですが、コミュニケーションは十分に成功しているといえます。
「同意を求めるものではありません」と書けば、反論はまずこないでしょう。日本の若者の間では、その言葉が反論よけとして機能しているからです。しかしそれはおかしなことです。読んだ人が「この意見はおかしい」と思うのも、それをJETさんに伝えるのも自由なはずだからです。納得しない人がいる、その人はこんな考え方をする、それも理解するのが双方向のコミュニケーションではありませんか。
閲覧者の方と多くのコミュニケーションをとること。 /日記の最後の一言などで問い掛けてみたり、メールを送っていただけるようにしています。
私がしつこく書いているのは、JETさんがこの目標を掲げているからです。ふだんの日記で、「ここで笑え」という部分をわざわざ強調して表示している。そうした場合には「考えを押し付けたり、同意を求めるものではありません」と書かないのに、ちょっとまじめな話になるとすぐに卑怯な逃げを打つ。どうせ反論はこないだろうとたかを括っている場合には開放的な雰囲気を作っておきながら、やばそうとだと思えばコミュニケーションを拒否する。そんなことではダメです。
コミュニケーションは意思の疎通、そして相互理解を意味します。もっと度量を大きく構えましょう。反論がきてもいいではありませんか。「あなたの意見はわかりました。でも私はこう思うのです。」と答えればよいのです。それだけの手間を、惜しむことはないはずです。
残暑お見舞い申し上げます。立秋以降が一番暑いというのもどうかと思うわけですが……。
無事にアドバイスが届いたようで、安心しました。
ただ、私も視野の狭い人間ですから、見落としもいくらでもあるでしょう。たくさんのアドバイスサイトに申込んでみてください。面白いもので、それなりに力のあるアドバイザーは、みな完璧に見えるサイトからさらなる改善点を見つけるんですね。同じ人に何度申込んでもダメなんですが、別の方に申込むと、思いもよらない欠点をズバッと指摘されてしまいます。
私自身、多くのサイトにアドバイスを受けました。
くだらないと思った意見もあり、額に入れて拝もうというほどの指摘もありました。最近ではこちらの予想の範囲外の指摘はほとんど受けなくなりましたが、かえって寂しい思いがします。
JETさんもぜひ、いろいろな方のご意見に触れてみてください。当サイトのサイト批評サイトリンク集を、ぜひご活用くださいませ。[2002.08.12]
[2002.08.10]
問題ありません。私はAirH"32K環境ですが、どのページもすんなり表示されます。理論上は240倍速のADSLなどなら、ストレスレスの閲覧が可能でしょう。
軽くしようとすればもっと軽くなりますが、体感速度はもうあまり変わらないだろうと思います。ある程度サイズが小さくなると、ダウンロードそのもの以外のタイムロスが効いてくるからです。
<!-- 以下は回りくどい話。 -->
ところで、私のサイトは一応、iモードなどの携帯電話からでも見られるそうです。少なくともPDAではふつうに見られます。TVインターネットでも同様です。(ふつうに見られる、というのは文章がちゃんと表示される、という意味)
もともとHTMLはあらゆる利用形態が想定されており、ちゃんとルール通りに記述すれば、携帯電話だろうと音声読み上げブラウザだろうと、伝えたい内容は伝わるようになっています。ここで重要なのは、HTMLでは、伝えたい内容は「テキストデータに限られる」ということです。
したがって、例えば画像は文章の代替に過ぎないのです。よってalt属性のない画像は、HTMLの規格上、存在し得ません。文章の一部を画像にしたのだから、もとになった文章があるはずなのです。もちろん、音声読み上げブラウザなど画像を使えない環境では、本来の文章が読み上げられるというわけです。
レイアウトも同様に考えることができます。レイアウトという概念がHTML文書に持ち込まれたのは、パソコンの画面に表示する利用法が増えたこと、パソコンの画面が一気に進化したことによります。本来、HTML文書は一直線の内容しか表示できません。テキストデータしか扱えないのですから、当然のことです。これは例えば、音声読み上げブラウザを利用してみるとよく理解できます。読み上げブラウザは、HTML文書に収められたテキストデータを最初から最後まで一直線に読んでいきます。テーブルでどんなに凝ったレイアウトをしていても、HTML文書(いわゆるソース)を見る限りでは、肝腎のテキストデータは一直線に並んでいます。
パソコン画面上でのレイアウトだけを考えていると、しばしばテキストデータの順番がおかしくなります。すると、パソコンで視覚系ブラウザを利用してアクセスするひと以外には、わけのわからないサイトになってしまうのです。
それでもいいや、というのもひとつの見識でしょう。けれども、私は意見を異にします。たしかに現状、とくに携帯電話はあまりにも容量制限がきつく、HTMLをちゃんと記述してもまともに読めない場合が少なくありません。私のサイトでも、長い文章は途中で切れます。たしかに今はそうなのですが、将来はどうでしょうか。HTMLの規格は先進的なので今すぐに役立つことはあまりないかもしれませんが、将来を考えたら、やはりちゃんとしておくにこしたことはないと考えます。
えどさんはテーブルでレイアウトされていますが、テーブルとは表のことです。レイアウトに使うものではありません。試しにWordに文書を読み込ませてみると、表が画面を埋め尽くして再利用が面倒です。例えば私のサイトのように、見出しは見出し、リストはリスト、表は表としてHTML文書を作成していれば、Wordに読み込んだ場合にも、すんなり見出しは見出しとして、リストはリストとして、表は表として扱われます。
テーブルレイアウトはテキストデータの順番をごっちゃにする癌ですが、それ以前に、本来HTML文書が持っていたはずのデータの不偏性が失われるという意味でおすすめできないのです。
私が見る限り、えどさんのサイトのほとんどのページは、テーブルを使わないでもそっくりなデザインを実現できます。ソースも簡単になり、当然、ソフトの操作だって楽になります。ただし、CSSを使わなければいけません。また、いくつかのページのデザインはCSSでは非常に苦労するものです。CSSでしかできないデザインがある一方で、CSSが苦手とするデザインもあります。ですから、そこだけはテーブルを残すか、あるいはデザインを変えなくてはいけません。
結局、HTMLを正しく使ってマークアップし、CSSでレイアウトしていくことには二の足を踏むかもしれません。
ただ、現状よりもソースを軽くしていこうとしたら、もう正しいHTMLを勧める他ないんですよね。遠回りしたけれども、そういうことなんです。
正しいHTMLとCSSを使えばソースが軽くなる、という件については、以下に具体的な話がありますので、よろしければご覧ください。
私はもともとリニューアルで楽をするためにHTMLとCSSの勉強を1からやり直しました。えどさんのようにひとつのデザインでずっと更新を続けていく場合、あまり実際の効果は感じないでしょうね。ただ、サイトの日々の更新も、以前より楽になったということだけはお伝えしておきます。HTML文書を作る段階ではレイアウトを考えなくてよくなるわけですからね。楽なのは当然ですよ。
でもそれだけではやはり、勉強の苦労とはつりあわないかもしれませんね。リニューアルするなら、絶対勉強した方が得なのですが。
勉強は私のサイトのHTML講座からスタートしてもよいのですが、非常にお堅い文章なので途中で飽きるかもしれません。
私としては自分のサイト5つのうち「白老フライングクラブ」を除いて、その他のサイトはHTMLとしては、それなりのレベルであると自負していまして、その中でもOrange Paradiseは、一番出来が良いと思っていました。
たしかに、文法違反は非常に少ないですね。けれども、HTMLをトリッキーに使っているのが気になるわけです。テーブルをレイアウトに使っているとかですね。逆に見出しなのに見出しとしてマークアップされていないとか。文法違反はないけれども、HTMLの示すテキストデータの論理構造はわけのわからないものになっています。見出しも段落もない文書ばかりです。でも視覚系ブラウザによる表示結果では、見出しも段落もあるように見える。
こういうのは本来、おかしいわけです。いうなれば、「言語明瞭、意味不明」の竹下元総理のしゃべり方ような感じなんです。
文法違反が少ないから、たいていの視覚系ブラウザではちゃんと表示されますが、でもやっぱり、表示して、人間が見てみなきゃどこが見出しでどこが段落かわからないというのは、HTML本来の意図とはかけ離れているわけです。このあたりのことは、HTML講座に書きましたので、よろしければご一読を。
テーマカラーがはっきりしている。くり返しの効果が上手に利用され、デザインにリズムがある。整列を効果的に用いてすっきり見せている。内容が意味のまとまりごとに整理されている。こうしてみると、かなりいいんじゃないかと思います。
惜しむらくは、構想の不徹底にあります。コーナごとに微妙にデザインが変わっていたりするわけですが、あまり自覚的ではないようです。見出しの画像で徹底して書体の統一をはかっているのが救いですが、例えばアクセスアップ講座の表紙では小見出しの前に大きな画像を使っていますが、他のページではとんと見当たりませんよね。HP評価では小さな画像になっていたりします。
なぜこうなってしまうのかといえば、見出しレベルの管理がなされていないからです。大見出しは画像、中見出しは画像と下線付き、小見出しはオレンジ色太文字、本文の120%の文字サイズ、などとルールを決めておけばよいのですが、なんとなく各々の場面でなりゆきで決めているように見えます。これは当然、まずいのです。見出しのレベルを統一することで、文章の構成がはっきりしますし、なにより安心感とリズムと説得力のあるデザインになります。ぜひ改善に取り組んでみてください。
比較的目立つところでは、壁紙の不徹底もあります。表紙だけは特別、でもいいのですが、それなら表紙以外は統一しましょう。あるいは、メインコンテンツ群と、それ以外、というわけ方でもよいだろうと思います。つまり、表紙とつぶやきと掲示板とこのサイトについては、デザインをそろえてはどうかと思います。
ただ、一番すっきりするのはおそらく、表紙以外は全部フレームに収めてしまうことでしょうね。フレーム定義ファイルなのに、<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
と宣言してしまうのはビルダーのひどい間違いです。ですからビルダーでフレーム定義ファイルを作るのはおすすめしかねますし、そもそもフレームはHTMLのあるべき姿とかけ離れています。ただしHTML4.01はそのフレームもOKだという仕様なので、まあいいか、ということで。(フレーム定義ファイルの文書型宣言はオプション設定で正しいものにしましょう。)
表紙以外というのは、つまりリンクもサイトの説明もメールフォームも、ということです。BBS関連は悩みどころですね。アクセスアップのツールはともかくとして、メインコンテンツの方は整理した方がよいでしょう。そしてコンテンツ部の背景はみな白で統一します。
最後にやっぱりHTMLについてもう一点。リストは使った方がよいと思います。CSSを知らないとデフォルトのドットがダサくて嫌かもしれませんが、それがリストだということがはっきりわかります。改行だけでリストを表現するより見やすくなります。ビルダーでも目立つところにボタンが用意されているので、使ってやってください。
メインコンテンツは全部フレームで統一してはどうか、というのは、操作性の観点からもいえることです。フレームページとその他では明らかに操作方法が異なっており、不便です。ナビゲーションをフレームで統一していただければ、操作性の大きな問題は解決します。
フレーム画面右上のプルダウンメニューですが、あまり目立っていないのは事実です。対策はいろいろあるでしょうが、ひとつの解決策は、タイトルを右へ持っていくことです。タイトルは目立ちますから、プルダウンメニューがすぐ側にあればみな気付きます。
逆に、プルダウンメニューを左に持っていく手もあります。メニュー関連は左、ということで、それはそれですっきりします。この場合、上フレームの右側が余るので、例えばランキングを右側に配置してもよいかもしれません。
ただ、私が一番気になるのはそんなことではなくて、画面の横幅を800pxより小さくするとプルダウンメニューが消えることです。
配置の仕方を変えたらよいのではないでしょうか。テーブルを使わないで、単にタイトル画像を左寄せ、フォームを右寄せすればよいでしょう。寄りすぎて嫌ならば、CSSで適当に余白を設定すればよいわけです。
順調にアクセスアップを実現されたようで、おめでとうございます。一日200ヒットを越えれば、アクセスアップ口座を開いているサイトとして十分に迫力があるでしょう。しかも宣伝掲示板などではなく純粋にコンテンツで勝負しているわけですから、素晴らしいですね。
内容は十分に充実していますね。ただメインコンテンツとそれ以外の格差は相当あるので、目次はもう少し階層化して見せてもいいかもしれません。太字とそれ以外、だけでは少々心もとないかな、と。
ところでブラウザの導入の件ですが、インターネットマガジンなどの雑誌の付録CDからのインストールが一番確実です。NN7はβ版ですが、インターネットマガジンの最新刊9月号(980円)では、Mozilla1.0やOpera6.3などの安定したバージョンが入手できます。
Win版のOperaは5と6でだいぶ安定性が違います。Mozilla1.0はLinuxなどでは唯一無二の標準となっている非常に高性能な、IE打倒の急先鋒といわれるブラウザです。入手の価値はあるのではないかと思います。(ダウンロード版でも私はどちらもうまくいっているのですが……。まあ私はNN6もうまくいったのですが。なお、Mozilla1.0はNN7のもとになっているブラウザです。だからまあ、NN7があるなら別にいいかとも思いますが……。
さて、「受付休止はしない」について少々。
「ネバーランド」も長らくその方針で頑張っていらしたのですが、一日で3件、4件と評価をこなしていたにもかかわらず、とうとう評価町サイトが70件に達して休止に追い込まれました。えどさんの意図は理解できますが、10件を超えているので自制してください、といっても申込んでくる人が、「単なる自己中」なのか「どうしても評価してほしい理由がある人」なのか、その判断基準が藪の中なので、掲示板で不満を述べた方に私は同情します。つまり、「やったもの勝ち」のシステムになっているように見える、ということなのです。ダメもとで申し込む人がみなOKを取るのでは不公平です。人気が出てくれば、こうした問題は避けて通れません。
ルールは、徹底しなければなりません。例外を出す場合には、新たなルールを示すことです。「かくかくしかじかの場合は例外」と。そうでなければ、とくに子どもは怒ります。自分たちはルール違反が大好きなくせに、他人の、とくに大人のルール違反に向ける目は、たいへん厳しいものがあります。ご注意ください。
「閉鎖も受け付け休止もしない」というのがお題目に過ぎないということは、常識的な大人なら理解できます。納得もします。病気で長期入院したり、あるいは家が火事になってネットどころではなくなったり、単に飽きたり。人生にはいろいろなことが起きるので、いつかサイトは閉鎖するとわかっているし、ましてや受付の休止など早晩ありうることだと想像できます。
けれども子どもは建前の世界で生きていますから。「横断歩道は手を挙げてわたりましょう」というバーチャル(仮想現実の)世界を生きています。子どもはだからこそ、大人のルール違反を嫌うのではないですか。仮想現実のからくりは小学生でも理解しています。それでも子どもは子どもを演じ続けますよね。高校卒業までずっと。ぐれたり、不登校になってみたり、いろいろイベントを起こしながら。その辺りの事情を汲んでほしいなあと思います。
(大人にも建前にすがりつく人がいるわけですが、そちらの対処も同様に……。)
と、いうわけで、たしかに軽くて、きれいで、操作性もなかなかよく、内容も充実したサイトではありますが、私にも気付くような改善の余地がこれだけありました。勉強にはキリがないわけですが、少しずつ、楽しく勉強を進めていただければと思います。
いつもお世話になっております。アドバイスのお申込、どうもありがとうございます。お引受いたします。
私は現在出先におりますので、少々お待ちください。
なお、「Q」さんの評価、拝見いたしました。……なかなか鋭い評価だと思いました。
例えば広告の件については、fc2webのQ&Aに記述がございます。これによれば、広告を表示させないようにできるのは、frame.htmlによって設定されたフレームページにおける、menu.htmlというファイルに限られます。hyouka.htmlによるフレームのhyouka1.htmlでスクロール禁止を用いて広告を隠すのは反則です。以下繰り返しませんが、他のフレームページについても同様のことがいえます。「Q」さんは的外れなことをおっしゃっていますが、えどさんに広告表示関連の反則があるのは事実です。的外れを指摘する前に、身奇麗になる必要があります。
メニューフレームの広告を表示しない事は許可されているのですが、3つ以上のフレームについては、以前からユーザー間で色々と議論されていて、結局はサーバー側からの正式なコメントは無く、「画面上に一つ(つまりメインに)表示されていれば良い」という結論がでていました。
私は昨年からこのサーバーを使用していましたので、そのつもりで今まで運営してきたのですが、今回指摘された事で、再度ユーザー掲示板を調べてみたところ、5/2にサーバーから正式な回答があり、非表示はメニュー一つのみとなっていました。
これは勘違いです。最初から議論の対象になりえません。議論していた人は、Q&Aの日本語を誤読しています。広告非表示は1箇所のみといっているのだから1箇所のみに決まっています。しかもframe.htmlでフレーム定義して、menu.htmlという名前でメニューページを作った場合に限定なのです。要するにですね、表示される広告を隠す行為は全面禁止で、広告非表示はサーバの機能を用いてfc2web側で特定の場合に自動で発動するようにしますよ、ということなんです。だからえどさんは今なお規約違反をしているわけです。
サイト批評の姿勢に関しては、逆に深刻に考える必要はないのではないでしょうか。「Q」さんの指摘は単に「余計なことを書くべからず」という教訓を述べているに過ぎません。できないことをできないというのはたしかに誠実ですが、向上心がないという見方もありえます。せめて今後できるようになるための努力の方針があればよかったのかもしれません。ただ、やはり一番賢いのは、何ができて何ができないのかなどということは書かないことです。批判をあらかじめ封じてしまおうという姿勢に「Q」さんはカチンときたのではないでしょうか。
コンテンツの絞込みはありがちな意見ですね。私は「Q」さんとは意見が異なり、興の乗らないコンテンツは、しばらく放っておけばよいと考えます。あれもこれも手を出したくなるのが素人の性です。それはそれでいいのではないかと思います。「余計な」コンテンツも大切にとっておけばよろしいのではないでしょうか。いつ花が咲くかわかりません。
テキストの画像化は、そうかなーという気もしますし、直すほどのことかなーという気もします。私は見づらいと思ったことがなかったものですから。
「このサイトについて」への意見は同感。表紙と同じデザインにすればよかったと思います。あるいは、他のコンテンツと同様のフレームにするのもいいですよね。あのページがとくにさっぱりしているのは事実です。
配色とプルダウンメニューについては追って私からのアドバイスで私見を述べます。
本日は取り急ぎ、「Q」サンの評価に対する私の意見を申し述べました。
「こういう意見はありえる」というのが正直な感想です。「Q」さんの意見には根拠があり、大きな勘違いのある広告非表示の件も、「規約に反している」という要点は事実を指摘しています。
ただ、これが全否定の評価かといえば、そうでもないと思います。誉めるアドバイスは難しいですよね。ここはいいですね、この調子でがんばってください、としか書きようがないのですから。「いいことはいいけれども、もう少しここはこうした方が」というように、もっと身のあるアドバイスをしようとすると、結局はダメ出しになってしまいがちです。
「Q」さんから見て、「改善すべき部分」はこうだった、と考えるべきではないでしょうか。たしかにそれはサイトのあらゆるコンテンツにわたる指摘でしたが、しかし全てを否定したものではありません。あらゆるコンテンツの、それぞれ一面の欠点を抜き出して指摘したに過ぎません。
アドバイスに納得すれば従えばいいし、納得しなければ、相手を論破するだけの考えを養うことです。すぐに対抗ナきなくてもいいと思うのですよ。とりあえずは「保留」でもいいわけです。1年後、2年後になって、「やっぱり私が正しかった!」と気付くことは少なくありません。「Q」さんの評価に必要以上に影響されないことが大切ではないでしょうか。しかしその一方で、「現時点では反論できないけれども納得のいかないこと」「現時点でも反論できて、評価に納得できないこと」「納得したこと」最低限この3通りに評価の内容を分類しておきましょう。1箇所気に食わないから全部無視するとか、あるいはこの人のいうことは何でも聞いちゃうとかでは困ります。
情報に振り回されることなく、自覚的に取捨選択するようにしていただければと思います。めげずに頑張ってください。私からのアドバイスは、後日、あらためてご送付します。[2002.08.03]
リニューアルお疲れ様です。けっこうご参考にしていただいたようで、恐縮しております。
と書いたそばから何なのですが、あれれ!? と思ったことなど、少々。
メインコンテンツは全部フレームで統一してはどうかという件について、追加解説を少々。私の意図は、「このサイトについて」「メインBBS」「リンク」「メールフォーム」をひとつのフレームページにまとめてしまってはどうか、というものでした。ビルダーで外部ページをデフォルトのフレーム表示に使えないことは、私も知っておりました。(デフォルトでなければふつうにリンクを張ればよい)
BBSなどは表紙に置きたいというお気持はわかるのですが、1日200人の訪問客数に対してBBSへの書き込みの少ないことは明らかで、BBSは重要度の低いコンテンツです。メールも同様でしょう。
お客さんにとってみれば、管理人周りの5コンテンツは「全部まとめて主要コンテンツひとつ分程度の扱いでちょうどいい」ということになるだろうと私は考えます。
なので私は、項目タイトルは「説明/BBS/つぶやき/リンク/メール」などとし、初期表示は「このサイトについて」でいいのではないか、そう考えておりました。BBSなどは大項目を選んでからさらに中項目を選択するので、コンテンツまでのクリック数が1つ増えますが、メインコンテンツよりサブコンテンツの方が到達が楽だという現状の方がおかしいようにも思われます。
(それに、BBSとつぶやきを両方チェックしたい場合、これまではいったん表紙に戻る必要があったわけで、実際問題としては5項目中2項目以上チェックするなら、お客様の負担は変わらないといえます。)
知識のある方から見れば、とても歯がゆいとは思うのですが、大幅にCSSを導入しようという気持ちは無いです。
HTML文書は本来、ブラウザで見るものじゃないんですよね。それを知っている立場からみると、やっぱり気にはなります。ただ、あくまで視覚系ブラウザでの表示だけを考えたHTML文書を作成するということであれば、現状維持でいいのでしょう。
「PC向け視覚系ブラウザ」という特定のソフト以外にもきちんと解釈できる、本来の目的に適った単純で明解で簡単なHTML文書を、従来の「PC向け視覚系ブラウザ」と同等に飾り付けるためには、CSSは便利な道具です。正しいHTML文書のあり方を解説すると、「でもいわれた通りにHTML文書を作ると見た目が寂しい」という反論が必ずきます。
携帯電話でも読み上げブラウザでもWinでもMacでもUNIXでもちゃんと解釈できるHTML文書に、あれこれ装飾を入れられないのは当然なのですが、HTML文書はPC向け視覚系ブラウザで見るものだという固定観念のある方には、なかなか納得されません。仕方がないので、CSSという、テーブルレイアウトより能力の高い方法が用意されていますよ、という説明が必要になります。
CSSは正しいHTML文書のおまけです。CSSは導入してもしなくても、重要な問題ではありません。
私は仕事の都合で、メールにファイルを添付することがよくあります。バカな人はWordやExelのファイルを添付してきますが、そんなものUNIXでは読めません。Windowsマシンだって、Officeを導入していなかったら読めません。でもHTML文書なら? ばっちりです。どんなマシンのどんなソフトでもOKです。
ただし、PC向け視覚系ブラウザの「表示させてみないとわけがわからない」、複雑怪奇な、それでいて見出しも段落もない謎のHTML文書では、そうした効果はないも同然です。ただのテキストデータの方がましだ、ということになります。
ネットを調べもので使う人は多いと思います。現状ではHTMLを正しく使っていない人が多いので、HTMLファイルを自動で探索し、どんどんダウンロードして調査結果をひとつのWordファイルにまとめるソフトなどは登場していません。
見出しが「大きな文字」で表現されていてもコンピュータには理解できません。「大きな文字=見出し」ではないからです。逆に、テーブルでレイアウトすれば、ページの内容はすべて「表」と判断するしかありません。そんなわけで、おかしなHTML文書が氾濫する現状では、自動で取得したHTML文書をWordなどにまとめると、見出しも段落もない文章と、ばかでかい図表がごたまぜになった変なものにしかなりません。
WWWは人類の「共有フォルダ」として設計され、ブラウザはデータを取ってくる道具に過ぎないはずでした。ところがHTML文書を利用するアプリケーションがハイパーリンクへの対応で遅れをとったどさくさにまぎれて、ブラウザはHTML文書をプレビューする機能を独自に発展させ、いつのまにかプレビューが最終目的という「ブラウザ表示を前提としたHTML文書」が爆発的に増えました。
「HTML文書は本来、ワープロや表計算ソフトで読むものなんです」というと、ほとんどの方は不思議そうな顔をします。そうなってしまったことは非常に残念でならないわけですが……。
老人の繰言のようなものですけれども、HTMLの位置付けを認識しておくことは無意味ではないだろうと思います。今後数年はPC向けの視覚系ブラウザでの表示しか想定しないHTML文書を作成していくとしてもです。
あの大きい画像は、単純に気に入っていると言うことと、HP評価と同じ画像では、ページの構成が違う為、見た目に美しくないという理由で使っています。
そうした意見が多いんですよね。現状維持でもよいかもしれません。
以下も補足説明ですが、少なからぬ管理人が、自分のWebサイトをいくつかのコーナの集合と捉えています。ところが閲覧者としては逆に、サイト全体をひとつのものと考える傾向があります。
コーナが違うからデザインも変える、というのは、いかにも管理人の発想です。デザインの教科書は、ひとまとまりの中ではくりかえしのリズムを徹底することが大切だと教えています。
サイトの印象を強めたいのか、各コーナの印象を強めたいのか、そういったことになるだろうと思います。サイトの印象を強めるならば、コーナごとにデザインを変えないのが正解です。たいていの書籍は、そのようにしてつくられています。
(こんなことを書くと、「うちのサイトは雑誌です」という反論もありそうですが、雑誌でもノンブルとロゴは共通しているし、じつはバラバラに見える各コーナのデザインも、雑誌全体で破綻がないようにアートディレクターが統括してまとめ上げているものです。ただたしかに、小物画像の違いまで指摘する必要はありませんよね、雑誌なら。今回はちゃんと画像の図柄は共通だったわけですし)
右端よりも少し中寄りにする為に、ランキングのリンクを入れてみました。
ランキングは大正解だと思います。あれでメニューの方へ目が引き寄せられますので。
800より小さくすると消えていましたが、100%で設定したので、今度はモニタに合わせて移動していると思います。
OKです。
私が考えていたのは以下のような方法ですが、表示結果は似てます。
<h1 style="float:left;"><img src="**" alt="**" width="**" 以下略></h1><div align="right">フォームを置く</div>
少しコンテンツの並びを変えたり、隙間を空けたりしてみたのですが、どうもしっくりしないです。これからまた、色々と考えてみるつもりです。
かなりよくなったと思います。なおも思案中ということで、さらに納得いくものになるとよいですね!
どうも彼女達は、自分のHPが最高だと思っているらしく、ただ単に誉めてもらいたいだけみたいですね。
えどさんはまじめだから悩むのですよ。私はいい加減なので、その日の気分次第で自分の書きたいことを書いたり、逆に期待通り誉めてみたりします。ただ相手のレベルに合わせるということも少しは考えますが、あまり気にしません。それでも「こりゃ何いってもしょうがないなあ」という場合には「適当に誉めるしかない」のではないですか。
私が余裕綽々のポーズをとれるのは、「ひどい……誉めるところはひとつもないんですか」などといわれても気にしないから。でもこれは単に冷たいだけともいえます。よくいえば「信念がある」。(笑)
えどさんのように悩む方は健全だと思います。
今回のリニューアルで、少し気持ちを立て直して、新たな気持ちで更新に取り組みたいと思います。
ぜひ楽しく頑張っていってください。
今回の私のメールの内容をまとめると、メニューの整理については一点ご提案いたしましたが、他は自説を述べただけ。「こうすべき」というアドバイスはとくにありません。
今回のリニューアルはよかったと思います。今後の更新には、これまで以上に期待しております。[2002.08.13]
URI:http://www.nyanpara.net/ [2002.08.11]
正直、表示に時間がかかることが少なくないことが気になりました。それでHTML文書や画像のサイズを調べてみたのですが、案外小さい数字ばかりで、これはどうしたことかと。どうやら、残念ながら、ご使用のサーバと私の環境の相性が悪いようです。
お客さんにも「ページが重い」という声があるとすれば、おそらくサーバの環境がよくないのだと思います。細い環境のサーバに多勢のお客さんを入れているとか、あるいは同じサーバにお化けサイトがあって、回線を圧迫しているとか。ご確認を。
サイトのソースは大変きれいですね。手書きなんでしょうか。それともよほどうまくソフトを操作していらっしゃるか……。ただ、知識不足で無駄なことをしている部分が少なくありません。
例えば、外部CSSファイルに<!-- -->
は不要です。これが何の記号だかご存じですか。「コメント」といって、ソースには記述するけれども、画面には表示しませんよ、という記号なんです。HTML文書中にCSSを記述すると、コメントですよといっておかないと、CSSの記述が画面にそのまま表示されてしまうブラウザがあります。相当古いブラウザだけなんですが、心配ならコメントにしておきましょう、ということなんです。
外部CSSファイルにした場合、そもそもCSSの記述はHTML文書中にないわけですから、コメントですよといわなくても絶対に画面に表示されません。だから<!-- -->は不要なんです。
<HR width="100%" size="1" color="#D67B18" style="border-style:dotted">
という記述も改善できます。CSSファイルにこう書くわけです。hr{width:100%; border-style:dotted; border-color:#d67b18;}すると、これからは<hr size="1">と書くだけで済みます。
大きなところでは、テーブルではなくCSSでデザインすることにすればかなりソースは軽くなりますが、これは慎重に検討するべき問題です。HTML本来の意図を考えれば、すぐにでもテーブルレイアウトはやめるべきですが、それなりに勉強していただかないと、現在のデザインと同等以上のものはつくれないでしょう。それに、現在のレイアウトは現状ではテーブルでしかつくれないので、CSSでデザインする場合はリニューアルということになります。
下記の記事を参考に、将来リニューアルする際にはご一考ください。
リニューアルを今後も何度もする予定がおありなら、正しいHTMLとCSSによるデザインを勉強するのが楽です。ただ、テーブルレイアウトという邪道がメインロードになってしまったこのご時世ですから、よい解説にはなかなか出会えません。何かというとリニューアルの面倒を増やすような「裏技」ばかり紹介されるんですよね。
hr要素を装飾する方法もどこかでお勉強なさったのだと思いますが、将来リニューアルするときに、hr要素を青色にしたくなったとしますよね。すると、サイト内の全部のhr要素を書き直さなければなりません。テーブルレイアウトも同じ理由で困りものなんですよ。リニューアルするときには全ページのテーブルを書き直さなければいけません。
面倒ですよね。だからデザイン関係は全部、外部CSSファイルで面倒見ようよ、ということなんです。デザインを全部CSSに任せたらHTMLで何をやるの? と疑問を持たれるかもしれません。そうした疑問が出てくること自体が従来の解説のダメさを象徴していますが、追々その辺りを勉強していただければなあと思います。
見やすい、わかりやすい、ということでは相当なものですね。たいへん美しくまとめられています。素晴らしいと思います。ついゴテゴテとやってしまいがちなところを、シンプルにまとめている。そしてなんといっても配色がいいですね。「見ていて心地良い雰囲気」は十分達成できているのではないでしょうか。
ただし現在の配色は、ちょっと反則ではあります。というのは、世の中に一番多い色盲のパターンが「緑と赤の区別がつかない」だからです。けれども、プリンタで画面をモノクロに印刷しても文字やデザインがわからなくなる部分は全くなかったので、現在の配色でも問題はありません。
念のため、やってはいけないことを記しておきます。
緑と赤の区別がつかないわけですから、緑の背景に、同じ濃さの赤い文字を置いてはいけません。簡単にいって、同じ濃さの緑と赤は一緒にしてはいけない、ということです。
一番見づらいのはメニューフレームのhover効果ですね。色盲の人から見ると、背景が文字と同じ色で光って、文字が見づらくなる、という効果なんです。それでもかろうじて文字は判別できます。少し濃さが違うからですね。けれども、hoverになっているリンクの文字をわざわざ見えにくくしていることには違いありません。
メニューフレーム以外のリンクもけっこうわかりにくいですね。私たちには、緑からオレンジに変わって効果がわかりやすいですが、色盲の方の場合は、文字がちょっと薄くなったようにしか見えません。ここでも少し濃さに差があるから救いなのですが、けっこう危ない橋をわたっていらっしゃると思います。
ただ、色盲について知っていれば、意識して明度差をつけていけるので、今後は少し安心できると思います。
サイトのデザインに微妙に不統一がありまして、そのあたりが操作性を悪くしています。自己紹介のページ、日記のページなど、微妙に操作しづらいんです。なぜかと考えますと、やはり前後のページへの移動が面倒なんですね。他のコンテンツでフレームを使うなら、割り切ってどのコンテンツでも使うべきだと思います。すると一部でページ構成が変わるかもしれません。けれども、その苦労は必要だと思います。つまり、フレームを使ったナビゲーションのページとの微妙な構成の違い、操作しづらかった理由が、そこには現れているのです。
日記はCGIの都合上、フレームナビゲーションが不可能かもしれないのですが、他はできると思います。ぜひ取り組んでみてください。
内容の充実:楽しく拝見させていただきました。美容院のお話など。マリア日記とサラ日記を見ると、ずいぶん長くサイトを続けていらっしゃるようですね。ぜひ末永くサイトを続けていただければと思います。
継続は力なり、です。趣味は趣味なりに、ちょっと入れ込むくらいが一番楽しいのではないかと思います。
CSS指定のborder-style:dotted;の色はオレンジになるので、緑の普通のラインが無くなるなと・・・。力いっぱい考えた結果、HRはa、bみたいに分けて指定できませんよね?
回答が遅れました。
ご質問の件ですが、これ、可能です。
<hr class="in">
<hr class="out">
classという考え方があって、hr要素にも2種類あるということにしようじゃないか、と。そこでclass属性で名前を付けることを考えます。
この場合、CSSは例えばこうします。
hr.in{border-color:orange;}
hr.out{border-color:green;}
要素名+ピリオド+class名とします。
ここで注意しないといけないのは、class名にorangeとかやってはいけないということです。orangeなのは今回のデザインではたまたまそうなってるというだけで、リニューアルしたら変わるかもしれませんよね。
CSSは当面「楽をする」という観点から学ぶのがよいかもしれません。そのうちにいろいろ見えてくることがあるかと思います。
まさに盲点でした。全然考えてませんでした。hoverの色をもう少し考えてみます。
色盲の方が見ている可能性は低いです。けれども、要は明るさに差があればいいという話です。よく考えてみると、明度差を考えた配色は、健常者にも見やすいものとなるはずですよね。
こういったアドバイスや感想は今まで無かったですし、自分の目だけでした。申し込んで本当に良かったです。
アドバイスサイトはたくさんありますから、過去ログを読んでみて、気に入ったところにお申込していただければと思います。
私の最初のアドバイス先は、その後10件ほどアドバイスを受けています。私も興味を持っておっかけていたのですが、毎回新しい観点からの指摘があって、たいへんためになりました。よそのアドバイスと矛盾する内容や、前回の改善点が仇になるといったことは滅多にないので、ぜひ複数のアドバイスを受けることをおすすめします。
ありがとうございました。
どういたしまして。励みになります。またご質問などあれば遠慮なく。
末筆ですが、ご家族のご健勝をお祈り申し上げます。[2002.08.13]
早速、サイトの手入れをされたとのこと、お疲れ様です。メニューフレームの画像はたいへんよくできていると思います。hr要素の書換えも短期間でこなされ、苦労が偲ばれます。
私はサイト内の特定の記述をいっせいに書き換える場合には、Speeeeedというフリーソフトを使っています。Windowsをご利用であれば、参考にしてください。
その他、私が便利に使っているのは、画像の形式を一括変換するBatchGOOや、画像処理ソフト疾風(Tokikaze)、ファイル名一括変換ソフトFileRenなど。フリーソフトにいろいろ面白いものがありますので、興味がございましたらVectorなどで探してみるとよいかと思います。
為になるアドバイスばかりでした。
どういたしまして。私自身、常にそうありたいと願っているものの、まだまだ修行中の身。仕事ではなく趣味でやっていることですが、だからこそむしろ、納得のいくものにしていきたいと思います。
今回はご好評をいただき、たいへん励みになりました。どうもありがとうございました。[2002.08.18]
URI:http://www.geocities.co.jp/HiTeens/5489/ [2002.08.12]
geocitiesはサーバも安定していますし、表示速度は問題ありません。ただしその安定したサーバは、広告収入に支えられているわけです。広告をページの下部に置くような規約違反をするのは、恩を仇で返す行為です。すぐに改善しましょう。
配色、レイアウト、そして統一感、いずれもなかなかよくできていると思います。いくつか使われている画像は雰囲気が統一されており、対応する画面サイズも幅広く、好感を持ちました。
いくつか気になることなど。
私は小さな字が好きなのでいつもブラウザの設定を「最小」にしています。小さい字が好きな人はブラウザを自分で設定する、というのがWWWの考え方です。もしサイトの製作者が特定の文字サイズを押しつけるのが正しい方法だと考えられていたのなら、ブラウザは文字のサイズを変える機能を持ちませんでした。文字サイズ「最小」でも「最大」でもまあまあ読めるようにしていただきたいと思います。
背景画像は少し統一的に、多くのページで共通して持ちいた方がよいと思います。デザインはくり返しのリズムが基本です。
メニューの文字が、一部薄すぎるように思いました。
エンターページが必要なのかどうかはどうもよくわからないのですが、どうしてもということであれば……。
フレームを使った標準的なナビゲーションということで、特別よいというわけでもありませんが、これといった欠点もないようです。強いていえば、詩集はちょっとナビゲーションがまだるこしいような感じがしますが、高速回線の人などはまったく気にならないでしょう。
長く続けていらっしゃるだけのことはあるなあ、と。今回のリニューアル、自信がないとのことですが、私はかなりいいと思いました。いい意味でデザインが枯れてきて、シンプルでハイセンス。いいところまできてます。詩集の内容豊富なことには目を見張るばかりです。(質の方は私にはよくわかりませんが)
この先、さらにデザインを向上させようとお考えでしたら、少しお勉強なさるとよいのではないでしょうか。多くのサイトも見てきたことでしょうし、お勉強するともやもやがすっきり整理されてくるでしょう。
この本はおすすめです。印刷物のデザインの本なのですが、Webサイト製作者の間で話題になって、今でもHTMLの解説書などの中に混じって置かれていることが多い不思議な本です。薄っぺらいのに1400円もしますが、それだけの価値はあるような気がします。(図書館で注文してもよいでしょう)
以上でアドバイスは終りです。今後のご活躍を期待しております。ご質問などあれば、また遠慮なくご相談ください。やっぱり返事は遅いと思いますが。
htmlメール(リッチテキストメール)は、メールのやりとりの多い人には本当に嫌がられます。文字だけ伝えればいいことがほとんどでしょうから、outlookの設定を「ツール→オプション→送信→テキスト形式」としてテキストメールにしてください。メールのサイズが半分以下になります。
URI:http://www.ne.jp/asahi/15/chocolates/ [2002.08.14]
私の環境(AirH"32KOS/ブラウザ:Win98/IE6)との相性が悪いだけかもしれませんが、表紙の画像がいつまでも「読込中」で、チョコレートが動いてくれません。他のページもファイルサイズの割に読込に時間がかかり、残念です。また、ゲームなどいくつかのページは、とうとう表示されませんでした。
もし私とは異なる環境でも読込が遅い、とくに表紙の画像がいつまでも×印のままだ、というお客様がいないかどうか、一度お調べになったほうがよいと思います。(最も簡単な方法は、よそのサイト批評サイトにもアドバイスを申込むことでしょう)
私だけの問題ならよいのですが、サーバーが悪い場合には、誰からみても重いサイトになっている可能性があります。
レイアウト、配色、各ページの展開(内容の構成)をよく統一しており、デザインはよくまとまっています。また色数を適当に絞っていることも効果的です。背景画像より一貫して薄い赤からオレンジまでの色を配している辺り、センスを感じます。強調文字も赤という徹底したデザイン統制が、単調ともいえるレイアウトをよく補い、むしろシンプルな美しさへと昇華しています。
さて、さらにデザインを向上させることを考える際のヒントを3点。
現在のデザインはかっちりとしすぎています。アクセントがほしいと感じます。
そこでまず、赤系統以外の色を少しだけ使いましょう。背景画像の葉っぱの緑を、心持ち強くしてみるのもよいでしょう。
次に、画像に曲線を取り入れてみましょう。または四角い枠から少し文字がはみ出すような画像を作ってみてはいかがでしょうか。
そして目次の各項目に序列をつけ、重要コンテンツはどのページにおいても目立つようなリンクで紹介されてはどうでしょうか。現在は「前のページへ戻る」が目立っていて、コンテンツがむしろ地味に見えます。「ゲーム」などの主要コンテンツがもう少し存在を主張してもよいでしょう。
なお、アクセシビリティーの観点では多くの問題を抱えたページではありますが、WinIE5以上の利用者限定のサイトですから、視覚障害者が利用する読み上げブラウザがどう困るか、といった話題には興味ないでしょうね……。
これといって問題はないように思います。
このところ加速度的にサイトの人気が高まっていらっしゃるので、きっと内容が素晴らしいのだろうと思います。私にはほとんどみられなかったのは残念ですが、仕方ありませんね。
以上です。あまり内容のないアドバイスで、申し訳ありません。よそのサイト批評サイトへもぜひお申込になってくださいませ。
ゲームのページ、今日再挑戦してみると、無事に表示されました。表紙はやはり動くチョコレートの画像が出ません。×印のままです。
私の職場は、アナログの32000kなのですが、それ程重さを感じません。
たしかに、表示に成功すればすぐに表示されますね。ファイルのサイズ自体は軽いということは私も確認しておりまして、何か相性の悪い環境では通信の問題で引っかかるのかな、と。サーバでもないとすると、機器の相性の問題のような気がします。ブラウザはそちらの環境と共通ですから。無線LANカード周辺など。
「前のページへ戻る」は、3層目から2層目に戻る場合は必要だと思うのですが、2層目は、それぞれ完全に独立している内容なので、「戻る」必要がないんじゃないか
なるほど、そうですね。ただ、「前のページ」という書き方自体に引っかかるものはあります。とはいえ、上位階層に戻る、と書けば正確なのかもしれませんが、かえってわかりにくいですし、少々悩みどころですね。
個人ページなので、全ての環境で利用できるようにする責任を負わない、という見解で制作しています。
それはそれでいいのではないですか。稀に苦情がくるかもしれませんけれども、あくまで稀なことですからね。何せ月間10000ヒットですから、多くの支持を集めているわけです。サイトの内容を充実させていけば よろしいのではないでしょうか。(現時点でも相当なものですが)[2002.08.18]
書きかけで送信してしまいまして、失礼いたしました。
お礼が遅れましたが、ご返信に感謝します。私は基本的にそれぞれの事情を汲んだアドバイスをしたいと考えておりまして、松本様のように、「実はこういうことだったんですよ」と応答をいただけると大変助かります。
IE6で生じる不具合は、基本的にはセキュリティの強化に伴うもののようです。初期状態でcookieのレベルが安全方向へ調整されているなど、従来の方針を覆す初期状態で配布されていることが原因となることが多いようです。
つまり、IE5.5以前の場合でも、調整次第ではIE6と同様の不具合に遭遇しうる場合が多いということです。ただし自分でブラウザを調整するような人は多少はブラウザについて詳しいので、企業もあまり心配していないのでしょう。
と、こうしてわかった風に書いていますが、ほんとのところ、私はブラウザのことはよくわかりません。IEでしか見られない困ったサイトがけっこうあるものだ、と、Opera6などを使っていると気になることがありますが、不具合の原因はいつもわかりません。HTMLやCSSの問題ならわかりますけれども、暗号化とかcookieとかが問題だとすると、私の理解を超えています。
デザインについて、けっこういいなあと思ったので、あまりパッとしないアドバイスになってしまいました。デザインなどはどこのサイトでも意見してもらえますので、いろいろ頼んでみてはいかがでしょうか。
さて、また何かご質問などございましたら、いつでも承りますので、アドバイスの新規受付停止は気にせずにご相談ください。
それでは失礼いたします。[2002.08.18]