趣味Web 小説 2002-11-22

少数意見を無視する自由

私は基本的に、毎日同じサイトを見るということはしません。だって時間の無駄だから。基本的には、サイトごとダウンロードして、全部のログをローカルで読む、ということをやります。寝てる間に10以上のサイトをダウンロードできるので、読むのが追いつきません。ひいきのニュースサイトなどは、だいたい週に1~3回くらい見ます。まあそれで十分足りるというか。

ななめよみ。経由で知った記事、仮説・無断リンクを禁止しても良いに気になる記述が。少しでもあり得る考えを主張する権利、これこそが言論の自由が保証するところではないのか。というのですが、えーと、ありえない考えは主張してはいけないのでしょうか。まあこの方は議論議論といっているから、議論にも値しない主張には無関心なのでしょう。せっかくいいこといっているのに、残念だよなあ、と思った次第。

何か主張をするなら、それなりの責任、あるいはリスクを負うべきである。主張というのはそういう行為だと私は思う。反対意見に対しては、真摯に議論をするべきである。それなのに、議論を嫌い、反対意見は禁止してしまえば良いという態度、自分たちが多数派であるからと言って、逆の考えを抹殺しようとする態度、相手の発言機会を奪っても何とも思わない無神経。安易な、思考停止の、多数派の横暴。悲しいことに、こういった多数の暴力をさまざまな場面で目にし、耳にすることが少なくない。しかしこのような態度には、私は断固反対していこうと思う。

反対意見を抹殺するのはおかしいという主張には賛同するんだけど、反対意見をいう自由を認めるくせに、それを無視する自由は認めないんですね。愚にもつかない反対意見だって、いうのは勝手だと思うから、それを無視する権利がほしいよな、というのが私の感想。岩城さんは議論に値しない意見を主張する自由には興味がないから、反対意見をいう人とは議論すべしという考えなんですが、何か変ですよね。意見をいう自由の話題が、なぜか議論というキーワードに束縛されているんですよ。

あ、ひょっとして?

岩城さんは異見を述べる自由云々は後から思いついたんじゃないでしょうか。そもそも主張したかったのは、少数意見を無視せず、ちゃんと議論しようよ、ということだった。その補強のために、多数派は少数が意見をいうことさえ封じようとする、という例を持ち出した。それが無断リンク禁止の話題。……うーむ、だからか。だから、リンク云々なんて議論にも値しないのに、無理して3分の理を探してきたわけですね。思いついた例が無断リンク禁止の話題だったのが不運でしたね、議論にも値しない例でもって、議論に値する少数意見をいう権利を主張するから違和感があったんです。おかげで騙されないですみました。

というわけで、みなさんは私の意見に賛成し、議論にも値しない意見を書いて、無視されるといいと思います。[2002.11.22]

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