趣味Web 小説 2003-04-12

募金活動は2~3人組でやるべし

募金の話。補足しておきます。私がムッとするのはずらっと並んで運動をはじめること。10人とか、15人とか、一列になって駅の出口あたりに待っているわけです。金を払わなきゃ通しませんよ、という感じで。高校生にもなって、10人も15人も束になってこういうことをやってるというのは情けないと思う。

私的な基準ですが、3人までは許せます。しかしそれ以上は、多すぎるのではないか。広報としての募金活動はけっこうなことだけれども、大勢で壁を作ってサラリーマンに圧力をかけるのはよしてほしいよなあ、と。遠めに眺めつつ。聞いた話ですが、募金活動は1人より2人の方が効率がいいとか。2人でやると、1人でやる場合の3倍以上の額が集まるらしい。だいたい分岐点が3人くらいで、その後は人数の増加と募金額の増加が対応しなくなってくるそうです。

ところで、中高生の募金活動は、うまくやればバイトするよりずっと多くのお金を集められます。コンビニ募金と違って、1000円札を入れる人がけっこういるので。ただしこれは、年に一度しかその場所での募金活動はやっていません、といった条件付です。持続力がないという欠点はありますが、短期間でお金を集めようとした場合に、募金活動はかなり効率がいいのは確かです。一ヶ月分のバイト代を1日で集めてしまうわけですから。

まあそんなこんなで、募金活動するのは3人までにして、残りの連中はバイトでもやれ、と思う。高校生はバイトできるわけですから。高校時代、インターアクト部の連中が募金額の大小で人をケチとか何とか評していながら、そのくせ自分たちは募金活動をやっただけで満足してろくすっぽ懐を痛めないという様子を見ていたので、高校生の募金活動は素直に見れません。ようするに偏見ですか、そうですか。

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