私にはよくわからないのですが、化粧するのが当たり前になってしまうとすっぴんで外出するなんて考えられなくなるようですね。
SECRET LOVE(4月17日付)で寝坊したので会社で化粧したという話が出てくるのだけれど、化粧の目的ってなんなのだろうと思いました。私の職場の場合、女性社員3人のうち1人は化粧していないように見えます。私は化粧に詳しくないので、判断の根拠は頬と唇の見た感じだけなんですが……。(頬にパウダーがあるかどうか、唇に光沢があるかどうか、これでだいたい判断がつくと思います)
全社的にはどうなんでしょう。受付担当の派遣社員はたしかに化粧しています。製造担当の工員さんは、年齢に関係なく化粧していない人がほとんど。化粧している人が浮いてしまうくらいです。この中間が技術系のオフィス。技術者の方はあんまり化粧していないように見えます。
スタジオ収録のテレビに出る場合には、男女問わず化粧が必須となるという話は知っています。皮脂をパウダーで押さえないとライトの反射で光ってしまうとか、そういったいろいろの理由があるそうですね。で、それは理解したのですが、オフィス出勤で化粧する意味というのが私にはどうもよくわからないわけです。唇の光沢なんてあってもなくても同じことで、頬の粉っぽい感じにいたっては、むしろない方が私は好きなんです。
本当にみんな、化粧した後の方がきれいに見えるという自信があってやっているのでしょうか。何となく「化粧はするものだ」という思い込みだけのような気がします。小中高ではみな化粧することなどなくて、大学時代のバイト先(塾)でも化粧なんかしていない女性が大半だったわけですが……。もしすっぴんの顔が本当に人に不快感を与えるものなのだとすれば、男性も化粧した方がいいということになりませんか。