最近、Xezと蕭蕭亭が相次いでサーバから消え、お勧めのサイト批評サイトが立て続けに2つも失われてしまった。しかし、相互評価型Webランキングが残っている。最低限、ここさえ続けば私は安心できるというものだ。ところがここしばらく、ちょっと停滞気味といった感じで気になっていた。先月末に再び登録数が増えてきたのだけれど、何だかんだいってかつて見たサイトの再登録が目立つ。もうちょっと、どうにかして広まっていかないものだろうか?
最近の興味深い参加サイトをひとつご紹介したい。
実際には、HTML文書がひとつある。カウンターもある。しかし、いわゆるコンテンツは何もない。
今度「一字」さんで、ひとつの実験を初めてみましたので、ご連絡致します。
名づけて「何もないページはどう評価されるのか?」です。
ご存知の通り、相互評価というシステムでは、自分に評価をもらうのに、他人を評価しなくてはいけません。評価対象のサイトは常に5つほど提示されますが、いろいろな意味において「評価しやすいサイト」が選ばれているというのが現状だと思います。また、BS氏の指摘にもある通り、評価の基準がまだ定まっていないというのが現状です。
という実験なのだという。
私はあまり、うまい試みだとは思わない。もし私が一字で「評価されること」に興味を持っているのなら、これ幸いとばかりに「よくわかりませんでした」みたいな一言評価を書き捨てるのではないか。評価1回分を楽に消化できる、またとない機会だと考えるからだ。私のような不真面目なことを思いつく参加者は少ないだろうけれど、まじめにこのサイトの評価に頭を悩ますおめでたい人はそれほどいないような気がする。仮に、いたらいたで困るかもしれない。ネタにマジレスされても。
けれど、冗談を許せない人はけっこう多そうだから、「ふざけるのはおよしなさい」みたいな脊髄反射系の忠告が並ぶとみた。これが私の本命予想。「マジレス」が次点。押さえは、「体よく利用される」パターン。「誰も評価しない」が大穴。全部同じだけ賭けると、どれが勝っても総額で負け。