備忘録

平成15年7月某日

平成15年7月某日

今月は妙にたくさんの本を読んだので、気がついた限りすべて記録してみる。一部だけ読んだ本は排し、ちゃんと読了した本のみ記載。なお、読んだ順番と記載順には関係がない。……というわけでリストアップしてみたのですが、たったこれだけなのか、という感じ。ずいぶん読んだつもりだったのに。

緋色の記憶
T・H・クック/文春文庫/19行×42字/398頁/1998年3月10日/このミスで上位になっただけのことはあり、精緻な語り口に魅せられた。物語そのものは非常に簡明なものだから、これはまったく、筆力というか、書きようのうまさで成立している作品。
悪童日記
アゴタ・クリストフ/ハヤカワepi文庫/16行×38字/301頁/1991年1月/なるほど、傑作の名に恥じない作品。しかし作中に描かれる情景はどぎつい。背徳を当然のものとしている。下手をすれば三文小説に堕すところ、アゴタ・クリストフの筆致は淡々と奇跡を紡ぎだす。
ハサミ男
殊能将之/講談社文庫/17行×41字/511頁/1999年8月/叙述トリック。タイトルからして。ミステリー界の各方面で絶賛されたのも納得の完成度。いろいろ理不尽な結末なので、勧善懲悪が好きな方にはお勧めしません。
長野・上越新幹線四時間三十分の壁
蘇部健一/講談社文庫/17行×41字/276頁/1999年3月/2003年3月15日に文庫版が出たのだけれども、解説によれば数百箇所が修正されたのだという。表題作にいたっては原稿用紙にして100枚ほども削ったのだという。
マレー鉄道の謎
有栖川有栖/講談社ノベルス/18行×23字×2段/356頁/2002年5月8日/推理作家協会賞受賞万歳! なんて書いてみたけれど、じつは初の読破長編。巻末の著作リストをみると、案外寡作だったので全部読んでみようかと思う。これまで何度も挫折してきたわけですがね。しかし何で挫折するのかなー。いったん50ページくらいまで読み進めればたいてい面白いんですよね、これまでの経験からいくと。何でそれまで読破できなかったのか不思議に思うようになるわけ。50ページというのがキーポイント。別にそこまでがつらいというわけじゃなくて、ようするに縁というか、タイミングなのだよな。
がんばれ!!日本人 不思議の国ニッポンVol.21
ポール・ボネ/角川文庫/16行×40字/229頁/1994年5月/宮沢内閣退陣以降、日本では連立政権が続いている。そしていまだに不況の只中にあるが、しかし日本人の生活水準は世界のトップクラスを維持し続けている。IT革命とアメリカ経済の回復、そして暗転、さらにはEU発の世界的な規格化の波……ポール・ボネの予言は当たったり外れたりしたが、凡百の評論とはやはり一線を画していた、と思う。
ダイスをころがせ!
真保裕一/毎日新聞社/22行×24字×2段/459頁/2002年1月20日/今月はボーナスが出たので、真保裕一の未読作品を3冊まとめて買ってきた。真保裕一は大好きなので、どうせ文庫版を買うのだけれども、3年も待てないからハードカバーも買ってしまうのである。真保裕一は市民派寄りだから私とは政治姿勢が異なるのだけれども、そんなことはこの際どうでもいい。この前例なき選挙青春小説もたいへん楽しく読んだ。ただ、本作がミステリー界で話題とならなかったのは仕方ない。嫌がらせの裏事情とサキの謎が結びつくのはなるほどと思わされたが、いかんせん物語を貫く謎にしては小さな話であり過ぎ、またさらっと流して肩透かしといった感がある。再開発問題も、明かされた真実は小さくまとまってしまって、少々虚しい。ミステリー小説としてはケレンが不足気味。ミステリー作家として有名な真保氏の小説ではあるけれども、素直に選挙青春小説(謎)として読むべき。
疾れ!逆ハンぐれん隊 PART5 ジンギスカンの謎=篇
五木寛之/講談社/13行×40字/179頁/昭和62(1987)年4月15日/これほどスカスカな小説も珍しい。
繋がれた明日
真保裕一/朝日新聞社/19行×44字/416頁/2003年5月30日/真保裕一は本作でまたもや直木賞候補になったわけだが……。犯罪者の更生をテーマにした小説は既に数多いが、真正面から非常に素直に取り組んだ本作は新たなスタンダードとなるだろうか。あふれるモノローグの真保節は今回も快調。1日で読破。
ひとつ屋根の下
野島伸司/フジテレビ出版/16行×42字/268頁/1993年6月20日/中学時代に話題になったドラマの筋書きを、ようやく知った。ところで本書は表紙に野島伸司と大書されているが、島崎ふみという人がノベライズを担当している。可哀想に、奥付けに小さく名前が載っているだけなのだった。映画のノベライズなら、担当の名前が表紙にも載ることがあるのだが。
ひとつ屋根の下 part2
野島伸司/ワニブックス/17行×42字/286頁/1997年7月10日/ううむ、これがあの話題作の内容か……。野島伸司って、案外こういう、アナクロな価値観にも共感しているというか、こんな感じのバックボーンがあるからむしろ逸脱をはっきり逸脱として描くことにもこだわるのかなあ、なんてことを思ったのだけれども、じつはドラマの方はほとんど見たことがない。ノベライズを順次読んでいこうと思っている。ところで本書にはノベライズ担当者の名前がない。というか、なぜワニブックスなんだろう。
世紀末の詩
野島伸司/ワニブックス/17行×42字/297頁/1998年12月25日/ううむ、これがあの話題作の内容か……。野島伸司って、案外こういう、アナクロな価値観にも共感しているというか、こんな感じのバックボーンがあるからむしろ逸脱をはっきり逸脱として描くことにもこだわるのかなあ、なんてことを思ったのだけれども、じつはドラマの方はほとんど見たことがない。ノベライズを順次読んでいこうと思っている。ところで本書にはノベライズ担当者の名前がない。というか、なぜワニブックスなんだろう。
生きるヒント
五木寛之/文化出版局/13行×39字/1993年4月12日/人生に希望はない、と断言するエッセイ集。こういう本がよく売れたのは、たいへんよいことだと思う。これまでずっと、五木寛之の本は基本的に避けてきたのだけれど、今後は少しずつ読んでいこうかと思った。しかしそれにしても、字の少ない本である。
夏と冬の奏鳴曲
麻耶雄嵩/講談社ノベルス/18行×22字×2段/499頁/1993年8月5日/よく読んだねー。原稿用紙千枚の大作。しかも麻耶雄嵩。なんだよ、この結末は。昔読んだ「鴉」で懲りたんじゃなかったのか。とかいいつつ、「痾」を読み出しているのだから救いようがない。
麻耶雄嵩/講談社ノベルス/18行×23字×2段/288頁/1995年5月8日/なんで麻耶雄嵩は本格推理小説家の一人として扱われているのだろう? 麻耶はスーパーナチュラルを平気で持ち出す。展開した謎を収束させるどころか発散させてしまう。これで本格を名乗ってよいのなら、みんな風呂敷を広げるだけ広げてそれっきりでいいということになる。イライラが募る。帯には奇蹟の書などと書かれているが、如月烏有シリーズの奇蹟は、こんな作品が本格推理小説にジャンルわけされ、さらには話題作としてヒット街道を歩んだことにある。ところで、ヒロインの名前が「わぴ子」というのも、そりゃないだろうと思った。
メルカトルと美袋のための殺人
麻耶雄嵩/講談社ノベルス/18行×23字×2段/280頁/1997年6月5日/そんなに昔の本だったか……。一度読んだと思っていたのだけれども。メルカトル鮎シリーズは、まだしも合理的な解決が示されるので、私のような読者にも楽しめる。
白昼堂々
結城昌治/朝日新聞社/18行×46字/323頁/昭和41(1966)年2月25日/たぶん読んだことがある本だよな、と思ったら案の定。図書館で借りて読んだ講談社大衆文学館の中にあったのだった。いい機会だから再読した。何でこういう本が品切れになってしまうのだろう。まあ、作家の人数が多すぎるのだよな。
キッチン
吉本ばなな/福武書店/14行×40字/226頁/1988年1月30日/今月は大学3年生の頃以来久々に30冊以上読むと決めた。雑誌抜きとすると……やっぱり大学3年生のとき以来か、あるいは大学2年当時以来かもしれない。でまあ、いくらかズルをしようということで、五木寛之とか吉本ばななとか、これまで手を出さなかった本を読んでいるわけである。2段組でぎちぎちの本もそれなりに読んでいるので、まあ多めに見てほしい。……と、未来の自分に向かって言い訳しておく。速読などできない人間なので、月に30冊はいくら楽しくても大変には違いないのだ。
とかげ
吉本ばなな/新潮社/14行×38字/197頁/1993年4月20日
TUGUMI
吉本ばなな/中央公論社/14行×40字/237頁/1989年3月20日
うたかた/サンクチュアリ
吉本ばなな/福武書店/13行×38字/213頁/1988年8月5日
PATIO
吉本昌弘/フジテレビ出版/16行×36字/292頁/1992年10月15日/映画にもなったんだよね。それほど人気のあるドラマでもなかったと思うのだけれど。といっても私はテレビを見ない子供だったから、テレビドラマも映画も観てはいない。新聞の芸能面でいろいろ読んだ記憶だけがある。本書は脚本家自身によるノベライズ。読んでみたらなかなか面白かった。いつもそんなことばかりいっている、私は。
新版 魔法のまじめがね ブラウン管は思いやり発信局
逸見政孝/ネスコ/16行×40字/254頁/1993年3月31日
あっかんベーゼ
山田邦子/太田出版/15行×41字/198頁/1990年6月2日
鬼流殺生祭
貫井徳郎/講談社ノベルス/18行×23字×2段/334頁/1998年8月5日
Kの流儀 フルコンタクト・ゲーム
中島望/講談社ノベルス/18行×23字×2段/307頁/1999年2月5日/マンガの原作にぴったり。
冷蔵庫を壊す
狗飼恭子/幻冬舎/15行×40字/149頁/1995年8月13日
わが友 本田宗一郎
井深大/ごま書房/14行×38字/215頁/1991年12月30日
平成版 家なき子 上巻
野島伸司・原案/ワニブックス/14行×40字/235頁/1994年5月30日/「家なき子」は野島伸司ではなく、高月真哉といとう斗士八が脚本を担当した。知らなかった。そして、ノベライズの担当者は不明。すらすら読みやすいのも才能だと思うのだが。ノベライズがなぜ読みやすいかといえば、映像作品はモノローグがほとんどない。だから地の文がどうしてもあっさりする。それはそれで良し悪しなのだけれども、物語を楽しむだけなら案外、私は気にならない。
平成版 家なき子 下巻
野島伸司・原案/ワニブックス/14行×40字/238頁/1994年7月10日
水素製造法 かんべむさしミニミニSF展示室
かんべむさし/徳間書店/21行×44字/253頁/昭和53(1978)年6月10日/このショートショート集はなかなかにひどい。いろいろな雑誌などに掲載された作品の集成なのだけれども、よくこれで掲載されたなあと驚く作品もちらほら。ミスというか考え足らずが多い。あと、何でもかんでもSFの範疇に放り込まれていた時代の雰囲気がちょっと感じられて面白い。
無印OL物語
群ようこ/角川書店/15行×43字/282頁/1989年4月28日
パイナツプリン
吉本ばなな/角川書店/14行×40字/193頁/平成元(1989)年9月30日
哀しい予感
吉本ばなな/角川書店/14行×40字/193頁/1988年12月15日
白河夜船
吉本ばなな/福武書店/14行×39字/213頁/1989年7月15日
マディソン郡の橋
ロバート・ジェームズ・ウォラー/文芸春秋/17行×43字/211頁/1993年3月25日/帯によるとこの本は「あなた自身の物語」なのだそうだけれど、さて……。何であれ、よく売れたというのは偉いことだと思います。
ベストフレンズ
比留間久夫/河出書房新社/16行×40字/202頁/1992年2月10日/純文学は好かない。
スペースオペラ大戦争
豊田有恒/角川書店/17行×43字/216頁/1978年1月31日/これほどバカバカしい小説もそうはない……と書きたいところだけど、逆ハンぐれん隊シリーズといい勝負か。
サラダ記念日
俵万智/河出書房新社/190頁/1987年5月8日
かぜのてのひら
俵万智/河出書房新社/221頁/1991年4月17日
バスク、真夏の死
トレヴェニアン/角川文庫/
夢果つる街
トレヴェニアン/角川文庫/
歓喜の島
ドン・ウィンズロウ/角川文庫/
狂骨の夢
京極夏彦/講談社ノベルス/18行×23字/578頁/1995年5月8日/京極堂シリーズをまともに読んだのは、意外にもこれがはじめて。まじめに読んでいったら、たいへん面白かった。これまで途中で飽きてしまって放り出す、ということを続けていた理由はよくわからない。
姑獲鳥の夏
京極夏彦/講談社ノベルス/18行×23字/430頁/1994年9月5日/ホントはこのシリーズ第1作から順に読んでいくべきなんでしょうけれども……。とりあえず読んだ順番では2番目。いやー、面白かった。しっかし、これが第1作とは。編集者がよくこれでOK出したなあ、というか、売れるという確信を持ったものだなあ、と。
チーズはどこへ消えた?
スペンサー・ジョンソン/扶桑社/17行×40字/94頁/2000年11月30日/アメリカ人というのは、なんでこう、自分の本を作中であっけらかんと自画自賛できるのだろう。
バターはどこへ溶けた?
ディーン・リップルウッド/道出版/13行×40字/93頁/2001年5月1日/パクリ本、という評価は半分正解。しかし、本書の本質は、「チーズはどこへ消えた?」の無邪気な提案に対する痛烈な批判にある。外人が書いた、というのは冗談で、本書の筆者は日本人。チーズ本に感化されて熱くなっている人は、みな本書にも目を通すべきだと思う。チーズ本をアホらしいと思った人には、本書が一服の清涼剤となるだろう。チーズ本に何の印象も持たなかった人は、わざわざ本書を読む必要はない。
三毛猫ホームズの登山列車
赤川次郎/角川文庫/17行×40字/311頁/昭和62(1987)年11月/三毛猫ホームズシリーズはシチュエーションコメディー。推理は物語を進める動力ではあるけれども、それはあくまでも手段に過ぎない。何はともあれ、読んでみたら面白かった。
マークスの山
高村薫/早川書房/21行×25字×2段/441頁/1993年3月31日
照柿
高村薫/講談社/21行×25字×2段/498頁/1994年7月15日
ファイアスターター 上
スティーブン・キング/新潮文庫/19行×43字/378頁/昭和57(1982)年9月15日
ファイアスターター 下
スティーブン・キング/新潮文庫/19行×43字/366頁/昭和57(1982)年9月15日
スタンド・バイ・ミー
スティーブン・キング/新潮文庫/17行×41字/434頁/昭和62(1987)年3月25日
異邦の騎士
島田荘司/講談社ノベルス/19行×23字×2段/303頁/1988年4月/あの情けない石岡くん、やっぱり本作でもある意味情けないわけだけれども……。いやー、石岡のイメージがちょっと変わりました。
ソリトンの悪魔 上
梅原克文/朝日ソノラマ/18行×23字×2段/465頁/1995年7月31日
ソリトンの悪魔 下
梅原克文/朝日ソノラマ/18行×23字×2段/366頁/1995年8月31日/カルシウムの足りない連中がバカ騒ぎする楽しい小説。私は著者と価値観が合わないので、軍事機密を知った民間人の抹殺に逡巡する軍人の描写には(殺すのが当然だと思うので)唖然としたのだけれど、そういったイライラを吹き飛ばすジェットコースターストーリーが素晴らしい。
現代ポーランド短編選集
白水社/16行×43字/298頁/1972年12月10日
現代アメリカ短編選集 U
白水社/19行×45字/328頁/1970年7月25日
ソウル烈々
黒田勝弘/徳間書店/18行×42字/248頁/1993年7月31日/韓国の世情を伝える好著。ありそうでなかなかない本。ごく短い記事のまとめなので、主義主張が強くない。本書の場合、それがよい方向に効いていると思う。
評決のとき 上
ジョン・グリシャム/新潮文庫/18行×41字/490頁/平成5(1993)年7月25日
評決のとき 下
ジョン・グリシャム/新潮文庫/18行×41字/480頁/平成5(1993)年7月25日
人形はこたつで推理する
安孫子武丸/角川ノベルス/17行×22字/237頁/平成2(1990)年8月25日
拝啓 息子たちへ
石原慎太郎/光文社/14行×38字/157頁/昭和62(1987)年10月31日
風物語
阿刀田高/講談社文庫/18行×43字/311頁/昭和60(1985)年1月
マッチ箱の人生
阿刀田高/講談社文庫/18行×43字/264頁/昭和59(1984)年10月
妖しいクレヨン箱
阿刀田高/講談社文庫/18行×43字/246頁/1988年5月
迷い道
阿刀田高/講談社文庫/18行×43字/257頁/1988年12月
危険信号
阿刀田高/講談社文庫/19行×43字/329頁/昭和58(1983)年10月
明日物語
阿刀田高/文春文庫/17行×42字/316頁/昭和62(1987)年7月
過去を運ぶ足
阿刀田高/文春文庫/19行×43字/326頁/昭和53(1978)年12月
すべてがFになる
森博嗣/講談社ノベルス/18行×23字×2段/369頁/1996年4月5日
数奇にして模型
森博嗣/講談社ノベルス/18行×23字×2段/499頁/1998年7月5日
夢・出逢い・魔性
森博嗣/講談社ノベルス/18行×23字×2段/293頁/2000年5月5日
黒猫の三角
森博嗣/講談社ノベルス/18行×23字×2段/329頁/1999年5月5日
捩れ屋敷の利鈍
森博嗣/講談社ノベルス/18行×23字×2段/173頁/2002年1月10日
一夢庵風流記
隆慶一郎/新潮文庫/18行×41字/564頁/平成元(1989)年3月
捨て童子・松平忠輝(上)
隆慶一郎/講談社文庫/18行×43字/345頁/1989年11月
捨て童子・松平忠輝(中)
隆慶一郎/講談社文庫/18行×43字/357頁/1989年12月
捨て童子・松平忠輝(下)
隆慶一郎/講談社文庫/18行×43字/331頁/1990年1月
猫は知っていた
仁木悦子/講談社文庫/19行×43字/250頁/昭和32(1957)年11月
六月はイニシャルトークDE連続誘拐
霧舎巧/講談社ノベルス/18行×23字×2段/211頁/2002年12月15日
千年紀末古事記伝 ONOGORO
鯨統一郎/角川春樹事務所/18行×40字/357頁/2000年10月18日
新千年紀古事記伝 YAMATO
鯨統一郎/角川春樹事務所/16行×40字/278頁/2001年11月18日
カーニバル・イブ
清涼院流水/講談社ノベルス/18行×23字×2段/358頁/1997年12月5日
古畑任三郎 殺人事件ファイル
三谷幸喜/フジテレビ出版/18行×43字/417頁/1994年6月30日
N・P
吉本ばなな/角川書店/16行×40字/235頁/1990年12月25日
孤島パズル
有栖川有栖/東京創元社/20行×43字/332頁/1989年7月20日
笑う犬の生活 YARANEVA
フジテレビ出版/175頁/1999年3月20日
表の論理・裏の論理
会田雄次/角川文庫/16行×43字/240頁/昭和54(1979)年2月25日
DOOMSDAY 審判の夜
津村巧/講談社ノベルス/18行×23字×2段/508頁/2001年9月5日
陽気なギャングが地球を回す
伊坂幸太郎/ノン・ノベル/18行×23字×2段/260頁/平成15(2003)年2月20日
佐川君からの手紙
唐十郎/河出書房新社/15行×37字/173頁/1983年1月10日
葬列
小川勝己/角川書店/21行×45字/420頁/平成12(2000)年5月10日
八甲田山死の彷徨
新田次郎/新潮社/20行×43字/246頁/昭和46(1971)年9月20日
百舌の叫ぶ夜
逢坂剛/集英社/21行×24字×2段/291頁/1986年2月25日
幻の翼
逢坂剛/集英社文庫/19行×41字/374頁/1988年5月
13階段
高野和明/講談社/18行×43字/351頁/2001年8月6日
蕎麦ときしめん
清水義範/講談社/17行×42字/221頁/昭和61(1986)年11月20日
被害者は誰?
貫井徳郎/講談社ノベルス/18行×23字×2段/2003年5月7日
化石の森 上巻
石原慎太郎/新潮社/20行×43字/276頁/1970年10月5日
化石の森 下巻
石原慎太郎/新潮社/20行×43字/283頁/1970年10月5日
黄金を抱いて翔べ
高村薫/新潮社/20行×44字/312頁/1990年12月10日
象と耳鳴り
恩田陸/祥伝社文庫/17行×43字/318頁/平成11(1999)年11月
続 白い巨塔
山崎豊子/新潮社/25行×26字×2段/403頁/昭和44(1979)年11月15日
東大落城 安田講堂攻防七十二時間
佐々淳行/文春文庫/19行×39字/332頁/1993年1月
陰の季節
横山秀夫/文春文庫/18行×39字/247頁/1998年10月
死に急ぐ奴らの街
火浦功/徳間文庫/17行×42字/284頁/1987年9月
東大落城 安田講堂攻防七十二時間
佐々淳行/文春文庫/18行×39字/349頁/1996年6月
樹氷
五木寛之/文藝春秋/17行×43字/357頁/昭和45(1970)年12月15日
幸福という名の不幸
曽野綾子/講談社/22行×26字×2段/391頁/昭和47(1972)年5月24日

平成15年7月12日

会社の同期の結婚式があり、その二次会に出席した。