ワープなんてしていませんでした、というのが結論。
予想通りですね。昨年の西村知美さんのときに徳光アナがいい加減な中継をしたので妙な騒ぎになったのだけれども、番組終了後に西村さんはファンの質問にていねいに答えていて、疑惑は払拭されました。少なくとも私は、本当に100km走ったんだろうなあ、と思いました。それでも、いつだって疑り深い人はいるから、今回はっきりとワープしていないことが証明されたのはよいことだったのではないでしょうか。
とはいうものの、私は別にワープしてたっていいと思うんだな。猿岩石が飛行機を使っていた、というので話題になったことがあったけれども、あのときも「ふーん」という感じだった。危なっかしいところは飛行機で飛び越えるというのは、当然のことだよね、という気分の方が強かった。怒る人の気持ちはわからないではないけれど、私はちょっとそれには付き合いきれない。
ところで、私は24時間テレビって一度も(30分以上続けて)見たことがないんですよね。自室にテレビのない生活をずーっと続けているもので……。そういえば映画もちっとも見ないんだな。そのくせテレビや映画の話題は大好きだったりするから、自分でもよくわからない。とりあえず日経エンタテインメントをほぼ毎月買ってしまうのはどうにかならないか。まあ、面白いんだから別にいいか。お金に困っているわけじゃなし。
FF11のサイトなので、当然FF11に興味のない人には全く意味のないサイトです。ついでに言うと、私も最近飽きてきています。
しかし、一ヶ月に2・3回しか更新しないという、やる気のないサイトリングに登録していてもおかしくない超いい加減なサイトなのに何故一日に何千人も人が来るのかよくわかりません。というか、(ただでさえ少なかった)更新頻度はますますに減少しているのに、なんでアクセス数が増えてるんでしょうか?
簡単なことです。FF11板研究は、新しく更新された情報ではなく、既にある情報に需要があるサイトなのです。
FF11ユーザは推定30万人です。FF11板研究の利用者が1日3000人前後ということは、ユーザの約1%にあたります。その程度の人数が気に入るポータルサイトとして考えれば、なんら不思議はない、むしろこの人気は当然だとさえいえるでしょう。ざっと見回したところでは、ゲーム系のサイトで表紙に参考になる他サイトへのリンク柱を用意しているところは滅多にないようです。そのうえFF11板研究独自の小ネタも興味深いものがそろっているわけですから。
素人が集まって、並列型の組織を維持したまま成功してしまった稀有な例。しかし人数が多いなあ。多すぎてかえってうまくいった、のか? そんなバカな。だいたいこういうのは人数が増えれば増えるほどダメなんであって、だからふつうはWeb担当は責任者が一人だけいて、役に立たないスタッフが他数名ということになりやすい。ほとんどの要員はWebサイト製作以外が担当で。まあいっしょにTALK!の場合は「以外」に何もないわけだけれど、モノはいいようだから、単に意見するだけの人とかがどんどん増えてもおかしくはない。
みなそれぞれ自分のサイトも持っている、というあたりが長続きの秘訣なんだろうか。でも、しばしばそれも失敗の原因となる。自分のサイトにかまけて共同作業は放り出す、というように。
ちなみに、MATRIX OFF 上映会のWebサイト製作には本職の方が関わっているのだそうな。なるほど、見事なテーブルレイアウトですね。画像の代替文字が一部ミスっているのはご愛嬌でしょうか。
MATRIX OFFといえばまとめサイトに集められた情報がすごい量で、私は面倒くさくなってどこかのニュースサイトで静止画を数枚見ただけで満足してしまったことを思い出す。ふと思い立ってあらためて確認してみたら、もうリンク切れの嵐。なるほど、まとめサイトは情報そのものではなく、情報のありかをまとめただけの場所であったか、と今頃になって当たり前のことに気づいた次第。
個人的には、そういうのはあまり好きじゃないというか、まあWebサイトなんてのは使い捨てでもいいのですけれども、雑誌ばかりで本がないのはつまらない。MATRIX OFF関連ではとうとう最後まで本が出なかったわけで、せいぜい雑誌の増刊号しか出ない高校野球に似ていますね、とかそんなことを思った。雑誌は売切れたら増刷がかからないし、いったん書店から消えたら古書店めぐりをしたってそうそう手に入るものではない。MATRIX OFFのまとめサイトは、今はもう読めない雑誌の目録のようなもの。それだけでも実際に参加した人なんかは楽しいのだろうけれど、ちょっと興味があっただけの人にはつまらない。
Web発のイベントはしばしば口伝しか残らないので、上映会の付録として後に残るまとめができた(ただしDVDとCDだからWeb上に残るわけではないけれど)のは、よいことだと思う。
WWWの登場によって情報は簡単に共有できるようになった、というのは夢物語で、実際には共有されるはずの情報は個人の勝手でどんどん消えていくのだった。情報はいつまでたっても「誰かのもの」でしかなく、であるならばリンク集があれば事足りるという発想は非現実的だったということになる。結局のところ、情報はダウンロードして個々人が管理しなければ安心できない。
ハードディスクがどんどん大容量化していくと、そのうちに全員が私的web archiveを構築するような仕組みが一般的になっていくかもしれない。現在でもその手のツールは存在するけれども、あっという間に容量が埋まっていくので、安心して使えないというのが実際のところだと思う。
昔から、「そんなに容量があっても使い道がないでしょう」ということはいわれ続けてきたけれども、結局は動画を編集するとか、そういった新しい需要がどんどん出てきている。動画編集の先、というと、動画ライブラリー(今でいうところのMP3コレクション)が真っ先に思い浮かぶけれども、WWW利用関連としては私的web archiveがくると思う。
私的web archiveとは、端的にいえば以前見たページが全部手許に保存される仕組み。もちろん閲覧のたびにログが新規保存されるのではたまらないから、最近3回分を暫定的に保存、月初めの閲覧分を永久保存、「しおりを挟む」ことでその時点のログも永久保存、といった仕組みになるのではなかろうか……。後は過去ログの整理ツールの設計が問題だなあ。
ええと、この話題、続きは書きません。
日経BPのITProというサイトがある。私の会社が光ディスク関連の仕事や、ブロードバンドルータの電源周りで商売している都合上、よく読んでいる。雑誌は日経エレクトロニクスと日経メカトロニクスしか買っていないので、ITProはサイト頼りの状況。まあ、それですむくらいの関わりだ、ともいえるのだけれども。
ITProの記事の大半は読者登録なしには読めない。無料なのだが、日経BPパスポート(これも無料で登録できる)がない人は何かと面倒くさいので、ZDnetやCNETあたりの記事でいいや、と思っている方も少なくないだろう。しかし、私はITProの記事をお勧めしておきたい。ここしばらくWindowsの超特大セキュリティーホールを狙ったワームが世間を騒がせているが、ITProではこのセキュリティーホールの危険性をワーム登場の1ヶ月ほど前から特集し続けていた。
これまで世間を騒がせてきたウイルスやら何やらのほとんどは、じつは問題発生のしばらく前にセキュリティー情報が出されていたものである。つまり、ウイルスの多くはマイクロソフトの発表したセキュリティー情報を見た何者かによって作られている。今回の超特大セキュリティーホールはWindowsNT4.0にも存在する。つまり5年以上もの間、発覚しなかったことになる。それがセキュリティー情報が発表されて1ヶ月でワームが出た。マイクロソフトが基本的に修正パッチ公開のめどが立ってからセキュリティー情報を出しているのは、こうした背景による。
セキュリティーホールの少なからずは良心的なハッカーからマイクロソフトに通報されている。セキュリティー情報ではいつも悪意あるプログラム
が具体的にどのようなものか隠されているが、通報者は当然、その正体を知っている。それが世間に出回らないのは、ひとえに通報者が良心的だからだ。ほとんどの場合にウイルスより修正パッチが先に出ているのだから、現状ではまだ良心的なハッカーが悪意に満ちたクラッカーよりも圧倒的に大きな勢力を誇っているのだろう。
せっかく良心的なハッカーが重要な情報を提供しているというのに、自称初心者がいつまでもWindowsをupdateせずにウイルスの被害にあうのは馬鹿げたことだ。今回はとくにWindowsXPがたくさんやられたと聞くが、XPはデフォルトで自動updateがかかるはずだ。まさか自動updateをOFFにしているはずはないだろう。何にせよ、アホらしやの鐘が鳴る、という言葉が頭の中をぐるぐる回って仕方ない。
はっきりいって、Windowsのセキュリティーには別段、恐れるほどの問題はない。よくいわれることだが、単にシェアが圧倒的に大きいからセキュリティーホールを探す人がたくさんいるというだけの話だろう。私の職場ではLinuxもUNIXもしばしば落ちる。ソフトがタコ(シミュレーションソフトにはなかなかデンジャラスなものが少なくない)なら堅牢なOSも撃墜されるのだ。この様子だと、セキュリティーホールもけっこうひどいのがたくさんあるのだろうなー、なんて思う。何かすれば落ちるのは事実なので、その何かをウイルスに実行できないとは断言できない。
というか、Linuxではそもそも動かないソフトが多すぎて、けっこう参らされる。「堅牢なLinuxクンはこんな危ないソフトは嫌いですか、そうですか」といってシステム担当者は青筋を立てて笑っている。笑いながら怒っている。結局、Linuxは事務業務用+製品への導入関連でしか役に立たず、シミュレーションソフトやら何やらの負荷の高いコトはWindowsがメイン、一部がUNIXということで落ち着いている。ソフトが数百万円とか一千万円とかいっているのに、OSなんかケチっても仕方ないのだ。一時期はLinuxマシンもたくさんあったのだけれども……。
とにかくWindowsのセキュリティーホールのほとんどは事前に対策パッチが公開されている。ウイルスの作者はむしろこのパッチが出てからウイルスを作っている様子なので、怖い怖いといっていないで、ちゃんとセキュリティー情報を集めておくことだ。問題が発生してから大騒ぎするようなところばかり見ていないで、事前に特集を組んでくれるサイトを読むよう心がけた方がいいだろうと思う。
ところで今回のワーム、私の職場では防火壁がちゃんと働いて感染なしですんだけれども、「ウイルス対策のためWindowsを緊急にupdateせよ」との通達が来たのは15日のことだった。新聞より遅いので、私は苦笑してしまった。
概ねいいことをいっている、ような感じはします。ただ、このサイトの作り自体は、ちょっと変ですね。いろんな意味で。
高校生か大学生くらいの管理人かと思ったら、20代男性だそうな。私より年上かもしれない。そのあたりにも違和感が。
がんばってください。
サイト批評サイトリンク集を更新。久々に、たくさん追加しました。リンク集の更新意欲がまた湧いてきたので、どんどん情報ください。
ところで、女の子向けのサイト批評サイトというのは恐ろしく転変が激しい方面です。2002年1月以降、延べ200サイト以上を紹介してきたわけですが、1年で98%が消えるのだからビックリです。Googleで検索してもあんまり出てこないのですが、それも当然といえば当然。Googleが拾う前に誕生して消えていくのですから。そんなサイトを私がどこから見つけてくるのかといいますと、おしゃれkids HPランキングからです。このランキングは中学生に人気があり、驚異的にデッドリンクが多いので有名です。恐ろしい話ですね。この恐ろしいランキングから、HP作成部門、ギャル部門、中学生部門をひたすら探すと、サイト批評サイトがたくさん見つかります。ただし過半数が死んでいる(デッドリンクor閉鎖のお知らせ)ので注意が必要です。
私はある程度長続きしそうな雰囲気のあるサイトを選んでいるつもりなのですが、ほんとによく消えてしまいます。サイト批評のコンテンツだけなくなるというケースも少なくはありませんが、大半はサイトごと消滅します。我慢が足りないのか、あるいは気持ちがコロコロ変わるお年頃なのかわかりませんが、とにかく何をやるのも続かないのですね。昔から中学生、高校生ってこんな感じでしたっけ? なんだか日本の将来が不安になります。(嘘)
ところでランキングを運営しているふみコミュニティーは1日10万PV以上に達しているので、けっこう広告収入があるかもしれないし、そうでもないのかもしれない。もともとは趣味のサイトとしてスタートしたのだそうで、なんだか凄いなあとは思う。趣味の個人サイトを対象にしたクリック式ランキングは数多ありますが、ここほど成功した例はそうそうありませんから。
おまけ。おしゃれkids HPランキングを徘徊していて頭が痛くなってきた方には、0574 ウェブサイトランキングをお勧めしておきます。こちらはそこそこ上品なので、少し癒されるかもしれません。割とよく管理されていて、デッドリンクは少なめです。(まあ、おしゃれkidsでも投票0のサイトを見ようとする徳保に問題があるんだ、といわれればその通りなのかもしれませんが)
0574で1番人気のサイト作成支援系サイト(いわゆるタグ屋です)。後発にもかかわらず、あっという間に奪首に成功。見てみると、なるほど先発サイトからいただくものをみんないただいて、より上質にまとめなおしていますね。もちろんHTMLとCSSの説明は嘘だらけ、間違いだらけなんですが、そんなことはランキングには関係ない。こういう説明に需要があるのだから、ワーッと人が集まるのは当然なんです。今はまだまだ知名度が低いですが、長く続ければ100万PVに到達するでしょう。だいたい記事を一通り完成させてしまって、更新が止まるようになったあたりからが強いんですね、タグ屋というのは。
タグ屋なんて誰でも作れるだろう、と思う人は多いでしょうが、実際にはそうでもありません。有名どころというのはやっぱり数が限られていまして、100万PVに到達するようなサイトは滅多にないのです。さすがに人気の出るサイトは紹介しているタグ(という言い方は嫌ですが、まあ一応)が非常に多い。1000種類も紹介、とかいうサイトまであって、ビックリしますね本当にもう。背景画像のCSSによる配置だけで10種類以上紹介するという水増しなんですが、それにしても。
話は変わりますが、クリック式のランキングというのは面白くって、必ずしも閲覧者数と投票数は比例しないんです。コアな閲覧者がどれだけいるか、ということがあからさまに出てくるんですね。ATGは当サイトより閲覧者が少ないのですが、しかし私がランキングに参加しても絶対に勝てないと思います。
おまけ。ATGの管理人さんはWebデザイナーの資格を取っているそうですが、HTMLとかについて誤解したままでも資格って取れるんですね。で、ふと思ったんだけれども、私が同じ試験を受けたら、落ちるんだろうなー。……ATGは勝ち組。(以下略)
備忘録で紹介するのは2度目だと思うのだけれども、タグ屋なんてのは本来、今をときめくWAIの伝道師、大藤幹さんが決定版を作っていらっしゃるわけです。でも悲しいくらいに無名(でも数百万PVには達しているでしょう)ですよね、このリファレンス。大藤さんがZSPCはアクセシビリティー情報に特化するのだ、といってナビゲーション構造の奥深くに隠してしまったからなのですが、残念無念。Perlとかまで扱っているから日本の代表的なサイト作成支援サイトといえばとほほのWWW入門ということになっているのだけれども、ZSPCにはもっと欲を出してほしかったと思う。
ZSPCが仕事ではなく趣味で作られた、というのは考えてみれば凄い話で、後に一流のライターとなるような人はやっぱり元から違う世界にいるんだなあ、と思ったりもする。
ところでディッシュアップ!は毎日じゃないけど結構楽しく閲覧させて頂いてたのですが、個人的にリンク色と背景色の相性を何とかして頂ければと思ってます。もしあれが「リンク色にはデフォルトの色を使うべき」というユーザビリティの原則に基いた愛美さんの信条の顕れなのだとしても、それなら背景色の赤を何とかしてほしいです
というわけで。
私はさらに、画像も表示しない設定にしています。
字が小さいとか、配色がダメだとか、その手の問題はユーザスタイルシートで一挙解決。万人が満足するデザインはないのだから、閲覧者一人一人が自分の好みに合わせてユーザスタイルを作成し、適用するのが一番いい。
……もちろん、そんなこといったってほとんどの人はデフォルトの状態でブラウザを使い続けるのだろうから、あるいはせいぜいIEコンポーネントのタブブラウザを導入しただけで満足してしまうのだろうから、一般論としては「こんなデザインにした方がいいんじゃないですか」と人にアドバイスすることは無意味ではないでしょう。ただし今回のディッシュアップ!のケースでは、「赤地に青字」のリンクはいずれも重要でないので、むしろ目立たなくてもけっこうなのではないかと私は思いました。重要なリンクはみな見やすい「白地に青字」ですからね。
この8月20日付更新が表示されれば新サーバ。
URI は変化しませんが、サーバを移転します。しばらく表示が不安定になるかもしれません。
DNS の設定変更が浸透するまで、更新を休みます。
Java Script を有効にすると、読むに読めなくなる。「どうせ注意書きなんてまともに読む気のある人いないんでしょ?」という皮肉なのかもしれない。
基本的に、「**されない自由」を認めると世界は死んでしまう。何をするにも批判者はいるから、どれひとつを認めても論理が破綻してしまうからだ。よって、他人に「**させない」ためには、お互いの自由な行動によって、結果的にそれを実現するという手順が必要になる。
人を殺す自由に対して、法律でそれを制限し、裁判にかけ、処刑する自由を持ち出す。処刑されたくなければ、本人の自由意志によって殺人を思いとどまるべし、というわけだ。あるいは、ある種の道徳や社会規範、常識などを持ち出して、幼少時から人をある種の価値観に洗脳するのも、けっこう有効だ。人には他人の自由を制限しようとする自由があるということ。そもそも自由の制限を禁止しようとするのは、自由を制限する自由への挑戦なのだ。
なんてことをいうと、不安にかられる人がいるかもしれない。けれども、人は決定的に他人の自由を奪い去ることなどできないのだから、自由を制限する自由を認めても根本的な問題は回避されているので、心配は要らない。……というのはエピクテトスかぶれの私だから、のんきにいっていられることか。エピクテトスの和訳は岩波文庫から出ているのだけれど、現在は品切れ。その代わりといっては何だけれども、エピクテトスに影響を受けたとされるマルクス・アウレリウスの「自省録」は岩波文庫で簡単に手に入るので、お勧めしておきます。
(エピクテトスの名前を出すと、なぜお前は「耐えよ」「控えよ」というたったふたつの教えをないがしろにするのか、といわれそうですね。その批判には返す言葉がない、という気持ちもありますが、あえて説明するならば、私はエピクテトスとは異なり、罪を犯さず静かな生活を送ることに重要な価値を見出さないのです。この転回を持ち込むことで、エピクテトスの考え方は大いに悪用できるようになるわけです)
ところで、
世間では、哲学というものは、社会の福利に寄与しえない営み、それどころか反社会的な営みであり、畢竟恵まれた者の観念遊技であって、むしろ滅びるべきものであるという認識が浸透しているはずです。
これには笑った。社会に浸透しているのは「哲学=どうでもいい」という無関心であって、積極的に滅びるべきとか何とか考えている人が多いとはとても思えない。自分が興味のあることにはみんなも関心があるはずだ、という勘違いがあるような気がする。
姫が実在しなくても私は全然困らないのだけれども、嬉々として検証に取り組む人々の様子は楽しそう。どうでもいいということと、需要がないということは同義ではない。姫が実在してもしなくてもどうでもいいのだが、「実録」として紡がれた物語が「創作」だったというゴシップには、一定数の人々を引き寄せる引力がある。今回、私はその一定数の中に入れなかったようで、20分くらいで飽きてしまいました。楽しそうにしている人たちが、ちょっとうらやましい。
注意、というか。急性骨髄性白血病を基盤とした話であり、関係者数人が既にこの世を去っています。検証の筆者は、ほぼ創作と確信しているようです(慎重に明言を避けているものの、余計な一言が随所に見られます)が、その主張に疑問を感じてしまった場合には、いささか後味が悪いかもしれません。
「いろいろ」がとくにおもしろいです。壮大なギャグのようですが、あまりにも壮大すぎて全部読むのは無理っぽい。
堀島さん、文章を書き換えましたね。原状保存を望んでいたのに、残念なことです。名誉毀損は親告罪であって、私が告訴する可能性はないのだから、名誉毀損罪該当のため
などという理由で文章を書き換える必要はなかったはずですよね。
でもたぶん、堀島さんは私の主張にしたがって文章を書き換えたつもりなのだろうから、困った話ではあります。書き換えたものをまた元に戻せとは申しませんが、これが私の望んだことではないということだけは、書き留めておきます。
最近、アドバイスをしてもほとんど返事がこないので「つまんないなー」と思っていたら、こちらの設定に問題があったのだった。
どのみち職場のパソコンではOutlook Expressを利用せざるをえないので、自宅でもOEを利用している。私はずっと勘違いをしていて、こちらから出したメールの宛先は自動でアドレス帳に追加されているものだとばかり思っていた。じつはOEにそのような設定はなくて、返信でなければ自動でのアドレス帳追加はできない。私はアドレス帳にないメールアドレスから出されたメールは自動的にサーバから削除するようにしているので、アドバイスへの返事はサーバから自動で削除されていたという次第。
メールフォームからの連絡が私宛に届く理由は、メールフォームは表に出さない代わりに何の制限もかけていないメールアドレスへメールを出すようにしているから。けれどもアドバイスは通常のアドレスで出しているから、その返信は強力にブロックされてしまうわけですね。
9時半帰宅。もう、ふらふら(というのは大げさ)。
誤解を招いているようなので申し上げますが、初めは相手側の行動です。現在、相互評価サイトにて評価を受けているのですが、そこの公開掲示板でけんかを売られました。「情報整理やデザイン、レイアウト等、すべてが大いに問題がある」と。「自分が作ればもっと良い物になる」とまで言われました。
そのサイトの掲示板に長々と反論はしたくなかったので、当人にメールを送りました。そうしたら…自分のサイトで私が送ったメールを公開するわ、私のサイト内の文書を勝手に無断転載+内部リンクをしまくるわ、挙げ句の果てには『2チャンネル』にてそのことを書きまくる…という経緯です。私は今まで評価されたことに対しての返答をつけていただけです。以上です。
けんかを売られたと怒るのはヘン。
内部リンクをしているのですから。
ところで、昨晩遅くに出したメールの返事が届きました。一部を抜粋。
それから、徳保さんのサイトで「メールを公開されていて」云々ですが、相手からいただいたのならともかく、私が送ったメールですし、あれは掲示板での評価に対する返答です。名前を伏せているのは『一字』の評価が匿名だから同様にしたまでのこと。それともお名前等公表した方が良いのなら修正をおかけいたしますがいかがいたしましょうか?
徳保さんも同じこと(相手からもらったメールだからそれ以上ですよね)をすると公言されているうえに、名前を堂々と出しておきながら、何を今更驚いていらっしゃるのか、私には理解できません。以前に「徳保さんのサイトを拝見して」いるのですから「相手のメールを公開する」ことは承知しております。五十歩百歩ですよね。
私が掲示板での発言を転載されたことや、メールを公開されたことを怒っているというみごとな勘違いに、苦笑い。批判の対象をわざわざ匿名にしたのをまるでいいことのようにいう、というのも、どうなのだろう。
私が驚いたのは、「公開されないと思って安心していませんか」という警告の意図でメールの公開予告をしたのに、当人が自信満々でメールを公開していたからでした。私は怒ったのではなく、呆れたのです。損得を抜きにして自説を貫くことに決めたのなら、人を説得するための言葉が必要です。それなのに、堀島さんが書いたのはこけこっこー
でした。
だって当然でしょ、というだけでは決して賛成してもらえない。頑張って説明して、説得の意を尽くして、それでも賛同はおろか理解さえなかなかしてもらえないのが、ある場面で少数派の立場となった者の悲哀なのですが、堀島さんは無邪気にこけこっこー
とお書きになる。
それに付け加えておきますと、メールを公開したのも、サイトurlを日記で付けたのも人生で初めてです。はっきり言って個人間でのやり取りを公開するなんて無礼極まりないことだと考えておりますので。ただ、徳保さんはそのくらいのことをやっているのですから、「目には目を」ということで、行動をおこしたまでです。ちなみに、私はいただいたメールを公表するつもりなど毛頭ありませんのでご安心ください。
いろいろ憎まれ口をたたいてはいるけれども、最後に賢明な判断が付記されています。
今回の件は、もう、そうそう発展もしないでしょう。というわけで、読者の皆様方におかれましては、以上をもって「警報解除」ということでひとつよろしくお願い申し上げます。まだ道はぬかるんでおりますので、足元には十分お気をつけくださいませ。
あばれるねこ 11日目によると、堀島さんが購入したCSSの解説書として初めて名前が出てくるのは『スタイルシートWebデザイン』技術評論社です。……なるほど、堀島さんが勉強家であることは認めざるをえませんね。
この話には意外な展開があって、なんと堀島さんが購入した2冊目の本はアンクの『スタイルシート超入門』だったという……。
なんでそれが意外なのかわからない、という方のためにちょっとだけ解説。アンクの解説書は初心者の誤解をまったく解こうとしないことで有名で、結果的に初心者の誤解をいっそう強固なものとする手助けとなります。また、サンプルとして示されるHTML文書の書き方に文法違反が非常に多いことでも知られます。一方の『スタイルシートWebデザイン』は「正しい解説」の代名詞的存在なんですね。
で、「HTMLを正しく使おう」という主張を展開される方の多くは、最初に出会った解説がどんなものか、ということが決定的に重要である、ということをよくおっしゃるわけです。しかし、堀島さんのたどった軌跡は、そうした主張への強烈なカウンターパンチとなりうるのではありませんか。
私はテーブルレイアウトから転向した人間です。方向性の間違いは間違いなりに、素養となる知識が十分に蓄えられた状態で「正しいHTML」の思想に触れたわけです。私はその経験から、「最初から正しい説明をしても、たいてい失敗するだろうな」と思うようになりました。なぜ「正しいHTML」に利があるのかは、ある程度の経験なしには理解できないことです。そうである以上、誤った先入観に助けられてスイスイ理解できる「DTP風HTML」の解説と比べて「正しいHTML」の解説は、初心者にとっては小難しいばかりで、なかなか頭に入ってこないものなのです。
指導者が用意するサンプルは努めて正しくあろうと志すべきですが、生徒にDTP風の発想を破壊してマークアップという考え方を植えつけるのは、非常に困難な作業といわざるをえません。(その困難な作業に挑戦して、かなりいい線いっている「HTMLとスタイルシートによる最新Webサイト作成術」は本当にお勧めの本 注:あくまでも入門書なのであしからず)
以前、邪推された方がいたので書いておくと、当サイトで宣伝された本がどれだけ売れても私に金銭的利益は何もありません。
堀島さんの単独スレを立てるのは、できれば勘弁してください。チェックするのが面倒なので。
この取り合わせには意表を突かれた。SBさんあらため岩井とおるさんって、占いで名前を決めるタイプだったんだ……。そういえば、私の弟の名前も姓名判断で決められたのだった。私のときにあんまり考えすぎて常識外の名前をつけてしまったので、弟のときは悪い名前でなければ何でもいいよということで、それはそれで候補が多すぎて途方にくれてしまったので、姓名判断に頼ったのだという。
おかしいのは、姓名判断で「一番いい」とされた名前をつけなかったこと。あんまり幸運に恵まれすぎるのもよくないとかいって漢字二文字の上下をひっくり返してしまった。姓名判断の某(当の両親さえ覚えていない、らしい)によれば、弟はこのためにかなりのものを犠牲にしてしまったことになるという。弟は私よりだいぶフツーの性格(お金も酒もタバコもスピード違反も漫画もテレビゲームも好き)だし、運動神経がよく、勉強のできも私よりかなりいい。だがまあ、私というおかしな兄のために不幸な少年時代を過ごすハメになったのは事実である。
……という話は以前にも書いたような気がした。
私は堀島さんに「私は届いたメールを平気で公開する人間ですよ」という意味の返信をしたのですが、まさかご自分でメールを公開されていたとは驚きました。
こーいうおタカって最もねこの嫌いな人種の1つです。わざわざ下手に出てればつけあがって、いい気になって書き込むんだよね。この●野郎って感じ??(笑)byヒル魔さん
当然、この手紙も部分的だけど…異常に??へりくだっているのは、そういう理由。ホント、嫌ですねぇ(笑) 知識がいくらある人種でも、絶対頼りにもしたくなけりゃ、お友達なんかにもなりたくないって(核) もっと親切ていねいに教えてくれる方は世の中にたくさんいらっしゃいますので、お宅のような方はこけこっこ〜(笑)
自信満々で公開されたメールの内容はともかく、相手の名前を伏せて自分のサイトの読者向けに書く文章となると、ホントいいたい放題ですね。私は「ばくろねこ」の公開継続を希望します。安易に消さないでください。モラル皆無現代型人間の典型的な例
をみごとにとらえた考現学の資料として、一部の者(例えば私)にとっては重要な価値のある文書のような気がしますので。
それから「情報の整理の仕方、レイアウトと配色のまとめ方、いずれも『大いに問題あり』」とのことですが、…けんか売っているんですか?? デザイン専門サイトを立ち上げていらっしゃる●●さんがご覧になったらそう映っているのでしょうが、そういうことはメールでやり取りする内容ではないでしょうか?? もし私がサイト管理人だったら即刻削除ですね。例え、的を得ていても完全な誹謗中傷です。公開されている場所でそのようなことを書く必要がどこにあるのでしょうか??
しかも私はきちんとサイトurlを公表しているにも関わらずです。サイトをご覧になったなら、メールアドレスが書かれているのはご存知でしょうから、メールを送ることが出来たはずです。「売られたけんかを倍の二乗で返して『掲示板荒らし』もどき」を危うく実行する所でした。けんかを売りたいのであれば、メールで応対いたします。もっとも私はけんかなんてしたくはありませんが…。そんな時間があったらサイトの更新と家事(+仕事)等に全力を注ぎたいです。
ではお訊ねしたい。堀島さんはなぜ、相互評価Webランキング 一字を掲示板で批判したのですか。一字の管理人氏はメールアドレスを公開していますよ。
堀島さんは、自分が評点が低いのは一字のシステムが専門サイトに不利だからだ、という意味の発言をなさった。私はそれに対して、「堀島さんの得た評点が低いのは、堀島さんのサイト作りに問題あるからだ」と指摘したに過ぎません。堀島さんは「売られたけんかを倍の二乗で返して『掲示板荒らし』もどき」を危うく実行する所でした。
と物騒なことをおっしゃっていますが、一字の管理人氏が同じことをメールで書いてよこしたとしたら、堀島さんはどう答えるおつもりだったのでしょうか。
現時点ではあれが私の全力です。手を抜いたとか暇つぶしで作ったならともかく、全力で行っている物に対して、ああいう書き込みを出来るのがうらやましい限りです。
全力であっても、現時点では成果が上がっていません。評点が低いのは当然の結果なのに、堀島さんは一字の問題だといって恥じない。堀島さんの歪んだ自己愛のために不当な批判にさらされた一字に、私は同情したのです。
堀島さんは自分が好き放題に他人の悪口をいっているから、自分が批判されると…けんか売っているんですか??
とくる。批判と悪口が一緒くたになっているのは堀島さんの問題。
9時に帰宅し、夕飯を食べ、9時半に2日ぶりのメールチェック。堀島魅緒さんという方から抗議のメールが届いていた。返答は後日。とりあえず日記は読みました、ということで。
ところで、先日、リンクミスの指摘をされたんです。そこで早速、ローカルのファイルは修正したのだけれども、アップロードを忘れるという凡ミス。表紙からのリンク切れの方が修正されていない事実は見なかったことにします。
という再度の指摘でようやく気づきました。せっかくのご忠告を無視したような形になってしまって、申し訳ないことをしました。(言い訳をするならば)サーバにある自分のサイトを読むことは滅多にないもので、どうもすみません。個人的リンク集だけは別ですが。
なお、デザイン変更に際しては、 『趣味のWebデザイン』 を参考にしています。というかソースを所々パクりました。
管理人・徳保さん、ごめんなさい。 m(_卓_)m
お気になさらず。むしろ嬉しいです。というか、当サイトは文章もデザインもパクり推奨。卓球屋さんの場合はパクりというよりは参考にしたといった感じなので、なおのこと謝るようなことは何一つありません。ただ、私からヘンな影響を受けないようご注意ください。
私の夏休みはとっくに終わってしまったのですが、今週あたりから始まったお盆シーズンは通勤電車がかなりすいて気持ちいいですね。
ソフトバンクからネットランナーが届いた。
このところ鯨統一郎の小説を読んでいる。そこでふと思い立って、いろんな人の感想を読もうと思った。検索してみると、はてなダイアリー 鯨統一郎が上位に登場。相互リンクしまくりのはてなダイアリーというシステムは、やはりSEOに強いらしい。
はてなダイアリーのキーワードは単に検索窓から検索できればそれでよい、という意見もあるのだけれども、キーワード解説の文書を上位に表示させようというSEOの見地からすれば、あまり望ましくない発想だ。オンライン事典の類は、たしかに無数にある。けれども、鯨統一郎のように定番ファンサイトのない作家の場合、キーワード解説が小さなポータルとしてうまく機能しているという現実があるわけで、これがGoogle検索である程度上位に表示されている現状は、なかなかよろしいのではないか、などと思ったのだった。
とはいうものの、やはり少なからぬ作家についてYahooディレクトリに入るようなファンサイト(または公式サイト)がすでに存在する。しかもそれらのサイトはたいてい、Yahooの威光でGoogle検索でも第1位に登場する。はてなダイアリーのキーワード解説のような不完全なポータルが、はてなの利用者増大にしたがってGoogle検索の第1位を占拠するような事態になっていくとすれば、やはりそれは問題があるということになるだろうか。もっとも、そうなる頃にはキーワードが増殖しすぎて日記本文にリンクを仕込むという現行のシステムは破綻するのではないかとも思われるので、憂慮するような事態が出来する前によい方向へと発展的に解消することになるのかもしれない。
ところで、鯨統一郎の新作「タイムスリップ明治維新」に関連する情報を集めている際に、タイムスリップに備えて〜東京の地形を3D化してみる。という記事を発見。読書4行日記内のコンテンツなのだけれども、これはすばらしい労作。ほかの記事も読んでみようと思って本・読書に関する雑文を探索してみたところ、いずれもhirax.netと本が好きな方にはたまらない傑作揃い。一読をお勧めしたい。
FIRST FINALEにてご意見をいただいております。興味のある方はご覧になられるとよいでしょう。私の意見は著作権論議2の繰り返しにしかなりませんので、今回、さらにさらに屋上屋を架すことは控えさせていただきます。
追記。清水さんは、なんで要約を間違うのですか。
徳保さんの主張を要約すると、
「googleやInternet Archiveが無断転載しているから、私が無断転載してもいいではないですか?」
「過去ログの転載を認めていないのにInternet Archiveへの転載行為を黙認するワタナベさんはおかしい」
という感じでしょうか?
Googleもinternet archiveも、事前に転載の是非を確認しないのです。ポイントはここです。私は基本的に、転載に気づいた方が「転載をやめてほしい」と伝えてきたのなら、転載をやめます。Googleなどによる転載は事前に防ぐ手がある、というのは詭弁です。Googleなどによる無断転載の手口をあらかじめ知っていることが前提になっているからです。少なくともinternet archiveの知名度は日本では高くありません。知らぬ間に無断転載されている方が、決して少なくないのです。
私がいっているのは、事前に許可を得ないというやり方が世の中に通用している、という話です。Googleもinternet archiveも、決して事前に許諾を得ようとはしないし、自ら進んで事後承諾を求めようとさえしません。著作者が転載に気づくまで、黙って転載を続けるのです。これは著作権法に違反する行為です。しかし、社会的にその蛮行は黙認されています。にもかかわらず、個人がまねすると一律にダメだという人がいる。違法だからといって一律に取り締まられないのはなぜか、ということを考えるならば、個人の転載を一律に「ダメだ」というのは現実的な議論ではない、と私は申し上げているのです。
無断転載に気づいた著作者が、GoogleキャッシュはOKだが、徳保の転載は不可、と判断するのは問題ありません。Googleキャッシュには転載を許すだけの意義を認めるが、徳保の転載にはそれがない、とするならば「一定以上の意義があれば転載も可」となり、理屈は通っています。無断転載は絶対悪ではなく、利益と比較して許しうるのですから。あくまでも個々の事例について、無断転載の悪と利益を天秤にかければよいのです。最終的には、個々の著作者が事後に判断すればそれで足る問題ではないでしょうか。私の転載に意義を認め、承認される方もいるでしょう。そうでない方もいるでしょう。一律に「ダメなものはダメ」とだけいうのは極端です。
もうひとつ追記。私の疑問。ろじぱらのワタナベさんは、internet archiveに消したはずの古い文章が転載されていることをご存知なのか、それを認めているのか。POPOIも以前のURI(http://www.fsinet.or.jp/~popoi)で検索すると6回も転載されています。入江さんは、これを自覚的に承認しているのでしょうか? いずれにせよ、internet archiveから事前に連絡はなかったはずです。現在、入江さんはinternet archiveによる転載を承認されているかもしれませんが、少なくとも最初の1回の転載は無断で行われたのです。
著作者が転載に気づき対応を検討するまでは、internet archiveも私も、無断で転載していることに変わりはありません。結果的にinternet archiveの転載は承認されやすく、私の転載は拒絶されやすいかもしれません。しかしそれはあくまでも著作者が気づいた後の話であって、それ以前の罪はなんら変わりがない。internet archiveだってGoogleキャッシュだって、その存在を知る前に無断転載を防ぐことは基本的に不可能です。知らない災難を防ぐことはできません。だから、Googleキャッシュを知り、慌ててキャッシュ除けの記述をした人だって、それまでは無断転載されまくりなのです。私は「それでいい」と考えているわけです。
私は無断転載が違法であることは否定しないけれども、「違法だからやってはいけない」では単純すぎます。法は曖昧に状況に都合よく運用するのが正しい(と私は考える)。憲法第9条と自衛隊を両立させるように。現実問題として「無断転載していい場合」を法律化するのは(いろいろな意味で)不可能なのだから、その場その場の著作権者と社会の判断である程度の違法は大目に見ていくべき。(ただし、裁判でも違法が通るようになったら世も末だと思う)
いつから転載元にリンクを貼っておけばサイトまるごと転載OKというルールになったんですか?
じゃあ、価値あるテキストのアーカイブという名目なら、ろじぱらとPOPOI、侍魂、真夜中のタクシー、セクサロイドは眠らない、アイデアル・スタンプ・モンタージュ等を自分のサイトにまるごと転載してもいいんですか?
テキサイ村ではそうなんですか?
いわんとすることはわかります。これはひとつの正論です。しかし私は、清水さんの意見に全面的に賛成することはできません。
Internet Archiveで調べてみると、セクサロイドは眠らない、アイデアル・スタンプ・モンタージュ、ろじっくぱらだいす、侍魂はバッチリ転載されています。ろじぱらの過去ログが読みたければ、Internet Archiveを利用すればよいというわけです。個人が転載すると怒る人が、外国で私的に創設された(しかし公的機関の支援を受けた)非営利団体による転載には怒らないのだから、不思議なこともあるものですね。
無断転載といえば、Googleやキッズgooに至っては営利組織です。多数派の認める公益があれば、操作の内容を明示的に示す限り、他人様のコンテンツをフレームの中に表示するのも改変することさえ、社会的には黙認されるらしい。
以前も書いたことですが、こうした著作権法上アヤしいサービスのほとんどが、「もしクレームがあれば対処します」というやり方で運営されていることには注意すべきです。Googleは決して、キャッシュをとる前に「キャッシュをとってよろしいでしょうか?」なんてお伺いは立てません。だから、「ロボット除けなんて知らない」という方は世の中に大勢います。賛否両論がありましょうが、GoogleにせよInternet Archiveにせよキッズgooにせよ、法に違反しなければ事実上存続不可能なサービスです。世の中、何でもかんでも厳密に法を適用すればいいというものではないということなのではありませんか。
というか、惰性で更新を続けてきたわけだから、いったん1ヶ月も休んでしまったらそうそう更新する気にもなれないわけです。面倒くさくって。ほかに書きたいことを書く場所を用意してしまったわけだし、そっちではここのことは書いていないのだし、今更ですね、こっちで更新再開するのであっちをやめますというわけにもなかなかいかないというか、そういうのがまた面倒くさい。書いてる内容は似ているけれども書き方がだいぶ違うし、両方を同時にやっていく意欲がないし、今は別サイトのほうが楽しいので、まあ、何かこっちでどうしても書きたい、書き続けたいという動機が生じない限りは、以前のようなペースでの再開は難しいかな、と。
1ヶ月は長すぎた。そう思うならさっさと再開させればよかったのだろうけれども、別のサイトを始めて、そっちが軌道に乗ってしまったのだから、もうどうしようもないのです。……という、たったこれだけの文章を書くのだって面倒で面倒で仕方ないので、本日の備忘録の更新はこれでおしまい。最近、Webサイト製作関連の文章はちょっとまた書きたいなあと思って、下書きしていたりするわけです。
備忘録の再開を楽しみにされていた方には申し訳ありませんが、Webサイト製作系の話題に興味のない方は、アンテナから外すなどされた方がよいかもしれません。ただ私は前言を反故にしてばかりなので、まあこういわれてもにわかには信用できないというか、自分でも信用していないというのが実際のところなのが困ったところではあります。慎重な方は、しばらく様子をみてください。せっかちな方は、ここらで見切りをつけましょう。
以上、とんだ更新再開の挨拶でご迷惑をおかけしました。
私が1ヶ月も何も書かずにいられるわけがないのであって、というのは嘘ですが、7月に始めた別のサイトがそこそこ需要がある(1500PV/Day程度)ようなので、しばらくそちらだけ更新しようかと思います。ここの備忘録は当面、放置する予定です。このサイトは、Webデザイン関連の話題を、ときどき思い出したように書くだけになるのではないでしょうか。