……読者サービスのつもりだったのですが、そーゆー軽いノリは許しませんわよ、ってコトみたい。
跡地の件では、明らかに一方的な展開(逆ネジもせいぜい喧嘩両成敗までであって、ゆきさんの方がより悪いという人はいなかった)だったから、いくらか誤解含みと見える言及であってもみな歓迎でした。騒動を知る人が増えれば増えるほど、プリシラさんたちの価値観がいかにマイノリティーかということを示す反響が蓄積されていったからです。
提言騒動関連のファイルを24時間以上ダウンロードし続けているのですが……。関連サイトをみんな落とそうとしたのが無理あったみたいで、80MB以上も落としたのにまだダウンロード中。ダメだこりゃ。読むだけでも、全部は無理。興味のあるところだけ読もうかな。
続きは明朝、起きてから。かなーり厳しい意見、異見が出ているのですが、それらへの反応はどうしようかな。その辺も明日か明後日に決めます。今晩の更新はここまで。
私が何を書いても流れは変わらないでしょう。その分、安心して意見を述べることができます。
今の騒動解決の方向性に満足されている方は、読まない方がいいと思います。頑張っている人たちの足を引っ張る内容だからです。私は何かというとすぐに「傷つきました!」とかいう人たちが嫌いです。弱さを免罪符にしないでいただきたい。と、警告しておきます。
提言騒動についてスレではだいぶ盛り上がっているようなのですが、そうなっているとは知らず……。申し訳ありませんが私見を述べるのは明日以降ということでひとつよろしく。
今日は、Fairy TaleのI Want It That WayとSpecial Projectを読んだので、その感想をちょっとだけ。みんなが読めといっているようだし、どうせろじぱらでいろいろ読まされそうだから、関係サイトの中で最大手であるあおいさんのサイトの小説を読んでみることにしたわけです。鬼畜度高い
とか鬼畜度高め
といった作品はパスして、切ない系
の完結してる長編ということでI Want It That Wayをセレクト。後はひたすら読むだけ。
ううむ、シリアス
という説明書きを見落としていたのは痛かった。でもスイスイ読めました。ずっと小説を書き続けていらっしゃるだけのことはあって、文章が達者です。こういってはなんですが、これと比較してテキコンは文章に難のある作品が多いと思いました。私が地方予選に参加するくらいの話で、テキコンは小説のド素人が参加者の大半を占めているという事情というか、一面ではそれを楽しむような大会だから単純比較はできませんけれども、それにしてもなあと考え込んでしまったのは事実です。じつはシャスさんの小説もいくつか短編を拝読したのですが、やっぱり同様の感想を持ちました。文章が読みやすいのです。
I Want It That Wayは長い長い独白があって終盤に読者の体力を奪う作品ですが、Special Projectに軽く楽しめる短編が揃っていて、これはありがたかったですね。シチュエーションコメディーは好きです。というわけでまあ、人気投票の結果を見て大笑いしたところまでで切り上げて失礼いたしました。
結論……はもう書きましたね。一度、オリJUNE読んだら言及する気なくすといわれたけれども、恋愛小説の変奏曲と気付けば、とくに恐ろしい話ではなく。提言騒動に関する私見は、明日か明後日にまた書くつもりです。オリJUNEスレは流れが速くて追っかけてない(URI を見失いました)ので、徳保スレで出ている話題について意見を書こうという話なんですけれども。
今日はまた帰宅が遅かったわけで、どうも提言騒動についてちゃんと書くのは週末になりそう。
大手が気に入らない弱小サイトを力で圧倒するって構図は尻玉も提言も変らないと思うんだけどな。そこに「提言」っていう形ばかりのワンクッションが入ると徳保タンがこんなにも問題を読み間違うってのが不思議な気がする。
徳保氏はいじめ問題を、思想の問題だと読み違えてるって意味だよな? 提言騒動も単なるいじめ問題であって、徳保氏が考察している提言自体の思想だの意義は論ずるに値するモンじゃないだろう、と。
だから私は、提言の思想自体を弾圧する空気を批判しているのです。単なるいじめ問題として、ゆりさんへのきちんとした謝罪という形でけりをつけるべきなのであって、たとえ余波が大きかったにせよ提言への弾圧を梃子に騒動を解消しようとするのはおかしい、と。
間違っていても、他人に迷惑をかけても提言を挙げたこと自体は、他人が批判することはできない個人の自由だ。それによって、迷惑をかけられた人も、自分で拒絶すればいい。徳保タンはこう言っているみたいだけど、そこまで言うならば、跡地の件もyさんはなにを言われても放っておけばよかったのだ。尻と玉にも間違ったことをする自由はある、ということにはならないのかにゃー
そう、だから私は、間宮さんやプリシラさんたちの価値観を守ろうとしました。考察は私自身の感想であり、読者向けの言葉です。終戦工作にある通り、私が間宮さんに直接伝えた言葉は全然違うものでした。間宮さんたちの価値観は、心の中で大切にすればいい。ただ、世間様と衝突しないよう自分を抑えて生きていこうよ……そう訴えたのです。これが私の本音でした。
プリシラさんたちは世間様の堪忍袋の緒が切れるだけのことをしたので、半月にわたって大量の批判にさらされました。心からの反省を求める声が多くありましたが、我を失って事件を起こしていた方ならそれは可能ですが、プリシラさんのような確信犯には通用しない話です。間宮さんからの最初のメールが考察にある事実誤認の指摘だったことから、私は間宮さんが確信犯だったことを悟りました。その後のやり取りの中で、プリシラさんもそうだったことを知りました。したがってそれ以降、私は反省の強要を避けました。そして、騒動を解消するための、現実的な対応策について話し合うことにしたのです。
下げたのは、提言の自己責任多分、それは徳保たんも解ってると思う。でも徳保たんの目には、反提言側が、提言側と賛同者に、「先発優先と思うこと自体が間違っている、考えを改めろ」と迫っているように見え、それがムカムカするのではないかと。しかも、「思ったことを口に出しただけなのに、他人の行動の責任を取ることまで求められる」というのが納得いかないんじゃないかと。ここに妙にこだわる原因は徳保たんの人生経験にあるんだろうけど。違ってたらごめん、徳保たん。
でも恐らく、反提言側の目論みは、「電波を個人で説得するのは極めて困難だから、電波を*洗脳*できた大手が、電波を*逆洗脳*してくれれば一番手っ取り早い。だから、*振り*でいいから『提言は間違いでした、みんなやめなさい』と言ってくれ」という感じだと思う。
概要、その通りです。補足すれば、先発優先思想や安易にパクりを疑って恥じない考え方は、提言以前から厳然と存在しました。集いメンバーがどんなに反提言を訴えたくらいでは問題解決になりません。そうしたこともあり、提言への自己批判が不徹底だといって集いメンバーを吊るし上げた以前の流れには、怒りを禁じえませんでした。異説への批判にとどまらない、思想弾圧の空気が色濃く漂っていたからです。
ちなみに、松本侑子さんが桐生操さんと「本当は恐ろしいグリム童話」の出版元を盗作として訴えた裁判は、和解に終わりました。和解条件の詳細は明かさないことが条件ともなりました。結果的には「本当は恐ろしいグリム童話」は一部改訂されたため、おそらく松本さん有利の条件となったのだろうと思われます。出版差し止めとするに足る盗作の証明をできなかった松本さんは、裁判に勝つことはできませんでした。しかし、先発だったために言い分がある程度通りました。逆に桐生さんは後発だったが故に、松本さんの言い分を一部呑まざるをえませんでした。
ところで裁判がはじまった頃、松本さんのサイトでは桐生さんの盗作を検証する記事が公開されていました。後から思えば、松本さんにとって都合よく事実を切り取った記事だったようでもありますが、しかし当人にとってはそれが真実だったのでしょう。客観的な検証などフィクションだと思います。検証する人物の価値観が、そこには必ず反映されるものです。
裁判は和解で終結しましたが、和解を提案したのは裁判所でした。結果として成立した和解の条件を鑑みるに、盗作と断言はできないが、それを疑うに足るほど似た作品が発表された場合、先発作品の著者には強い発言権があるという考え方が底流にあることは明らかです。確実に盗作でなければ何もいえないというわけではなく、作品を書き直させることさえ「あり」なのです。先発優先という考え方自体は、もともとそれほどおかしな話ではないのです。
提言騒動、そしてその発端となった事件の母胎は、あまりにも簡単に盗作を疑う無数のバカ読者の存在です。ゆりさんが幸村さんの作品を剽窃していると言い出したのも、提言をくだらない事例にどんどん適用していったのも、みな無名のバカ読者でした。「1人の愚かな味方は賢明な1000人の敵より恐ろしい」とはよくいわれますが、愚かな味方が1000人いたのでは、もうどうしようもありません。提言はバカ読者に都合よく使われ、集いメンバーは方々で生じた「被害」とやらの責任を一手に引き受けさせられました。どうにも理不尽な話です。
提言があったから、バカ読者はそれを使っただけの話で、そんなものが登場する以前から、例えば幸村さんはバカ読者から「なぜ盗作に対処しないのか」とむしろ善意(という名のありがた迷惑)の突き上げを食らっていたわけです。結果としてバカ読者を説得するどころか、むしろバカ読者の主張する線に沿って動いてしまった関係者たちの愚かさはいうまでもありません。しかし問題の根源はバカ読者にあるという事実は、あまりにも軽視されています。
今回の騒動が本当に多勢の関心を呼んでいるならば、反提言側のみなさんにはもっと大局を見た対応策をとっていただけないものかと思います。提言の非を正すといった問題の矮小化をせず、事件・騒動の根源にある「安易に盗作を疑う風潮」を改善することにこそ、全力をあげていただきたいと願う次第です。大風呂敷を広げると焦点がぼやけて大変だということはよくわかります。しかし今回の騒動を解決するためだけの記事では、せっかくよくできた解説がもったいないとも思うのです。
幸村さんの小説、読んでいます。健全
と銘打たれた作品があるのですが、ボーイズラブ小説の方を読まないとだめなんだろうな、やっぱり。というわけで、小説ガイドで紹介されている作品を順に読んでいるところです。ただし完結している作品のみ、ということで学園ものの幸福の裏側、幸福の裏側2を読了。大嵐物語は明日。
幸村さんの小説はいいのだけれども、サイトの表紙や各種目次のデザインはもう少しどうにかならないのかと思う。