趣味Web 小説 2004-02-08

こせきさんの質問に回答する

この質問への回答が果たしてまとめ代わりになるのか、という疑問はさておき。

1.企業が広告目的で作成する偽の個人ページが仮に存在するとして、それらは制限されるべきだと思いますか?
どのような制限か、によって回答は異なる。よって回答を保留したい。
2.企業が広告目的で作成する偽の個人ページは、上手にやればバレずに済むと思いますか?広告していることを悟られずに済むようなページは、広告として効果があるでしょうか。
個人ページを装った広告は、単体では広告手段として非効率なので、サーチエンジン対策としてしか使えないのではないか。
3.企業が広告目的で作成する偽の個人ページは、現状でも相当数存在していると思いますか?
サーチエンジン対策であれば、ありえる。SEO 業界全体の評判を落とす望ましくない手法として従来より有名なので、まるで実態がないということはないだろう。ただ、相当数という表現がどの程度の状況を想定しているのか不明なので、回答を保留したい。
4.買い物をする時の判断材料としてサーチエンジンを利用する場合、どのような検索結果が理想的だと思いますか?
まず公式情報が得られること。次に、商品の比較ができること。いずれにせよ、「嘘」「大げさ」「紛らわしい」に当てはまる情報は、好意的なものであれ、批判的なものであれ、望ましくない。
5.ユーザに発言を許可するサービス(掲示板・日記・ウェブログ)のプロバイダーは、外部からのクレームに対してユーザの発言内容をある程度保護すべきだと思いますか?
法と契約条件の範囲内で保護すべき。
6.ユーザに発言を許可するサービスにおいて、規約の境界線ぎりぎりの発言をするのは慎むべき行為だと思いますか?
思いません。ただし、その結果には責任を負うこと。
7.自分の発言に対するクレームがサービスプロバイダの方に行ってしまった場合、クレームを自分の方に送るよう積極的に働きかけるべきだと思いますか?
ユーザが何を望むかによる。よって回答を保留したい。
8.企業にとって不利で誤った情報が多数の掲示板・日記・ウェブログ上に広まってしまい、それらが検索エンジンの上位にランクインしてしまいました。どのような対策が行われるべきでしょうか?
どのような情報が、どの程度、広まっているかによる。ネットの一部で大騒ぎしていても、公式サイトで大々的に広報を打たない方が得策であることは多い。クローン携帯電話問題は例外のひとつ。ほとんどのケースでは、粛々と個別に対処すべき。基本的に、大きな発信源(全体の1割未満)を抑えることで、ノイズの9割をつぶすことができる。大きな発信源のひとつが検索エンジンならば、その運営業者への申し入れも当然やることになろう。
9.訴訟などしたくない人がウェブログをやる場合、取り上げることができる話題はおのずと決まってくると思いますか?
実際問題としては、誰も訴訟などしたくない。だから、警告に対してごねることなく身を引くならば、たいていなんでも書くことができる。最初から自粛する必要はない。
10.ウェブログが社会的に意味のあるメディアになるためには、誰もが訴訟の覚悟くらいは持っておく必要があると思いますか?
意味の有無など関係ない。くだらない訴訟は世の中にいくらでもある。我を通せば、訴訟を避けられないことがある、ということ。
11.こせきは結婚できますか?
判断の条件が不十分につき、回答を保留したい。
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