趣味Web 小説 2004-10-27

新潟の地震を東京で知る

昨日も地震があった。かすかなP波が長く続き、そしてS波が到来。案の定、震源地は中越地方。一連の巨大地震は、これで5回目になる。

関東地方は、小さな地震はけっこう多い。それでも台風は滅多に直撃せず、夏の暑さも冬の寒さもほどほど。雪は降っても数日で溶けて消える。多くの水源と広大な平野部を持ち、穏やかで大きな湾もある。地理的にも本州の真ん中に近い位置にある。自然の条件から候補地を絞り込めば、必然的に日本の首都は関東、それも東京が最適とわかる。

その東京の街が、揺れている。東京にいて、これほど新潟を近くに感じたことはない。ボランティアに駆けつけることはできないが、被災地の人々にお金を送るくらいのことはしておきたい。

補注

鉄骨で組んだ4階ぶち抜きの高天井の工場の上に継ぎ足されたフロアが私の職場。鉄筋コンクリートの建物などと異なり、遠くから来たP波でも、きちんと椅子に腰掛けていれば、けっこう感知できる。風が吹くだけで揺れるのような場所なのだ。

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