この順番で読むことをお勧めします。
……という注意書きからお分かりの通り、私は id:kanoke さんのご意見に賛同します。コメント欄にたくさんの反論が寄せられていますが、「無理いうな」と思う。
が現に存在するわけだから、選択権は消費者にあります。たしかにゲームは熱心なファンにとっては可換商品ではありません。しかし逆にいえば大多数のユーザにとっては可換の商品だと思います。
安かろう悪かろうという記事の他、情報の公開コストをテーマに展開した一連の記事でも強調したことなのですが、最低限のサービスを維持するには最低限の負担が必要なのであって、画期的なコスト削減手法の開発無しに大幅なダンピングが行われたとき、そこには必ずカラクリがあります。
RO というネットゲームについていえば、
……とまあ、こうした事情があって、現在の路線でもう長いことやってきているわけです。消費者が生産者に対して偉そうに説教しても意味がない。ノイジーマイノリティの発言とは次元の異なるレベルで商売は展開していくものでしょう。消費者には「選択する」という最強の能力が備わっています。独占禁止法に抵触するような行為がない限り、(基本的に)消費者の裁きは静かに残酷に下るものだと思います。