趣味Web 小説 2005-02-20

再利用されない XHTML 文書

各種ウェブログツール(+サービス)の生成する文書には XHTML 形式が多いわけですが、実際問題、その文書が XML 文書として再利用されることがあるのかというと、まずない。そもそも、勝手に再利用されたら怒るような人ばっかりなんだから、たいしたサービスが出てくるはずもない。

私も以前は、これからは XHTML の時代かもしれない……なんて漠然と思っていたのですが、XML+XSLT→XHTML といった手順でウェブサイトを構築するのでもなければ、趣味のレベルでは XHTML を使う意味なんてないじゃないか、という結論に。音楽業界が CD プレーヤを無視できず、SACD ではなく CCCD で商品を発売してしまったように、HTML 文書の資産をブラウザ開発者が無視できるわけがない。XHTML 文書しか閲覧できません、なんてブラウザは、5年や10年では普及しないと思います。

厳格な仕様が売りの XHTML ですが、XHTML 文書の製作者は相変わらず文法違反を繰り返しているわけで、ブラウザ開発は結局、楽になんかならないですよね。その意味でも、XHTML できちんと文書を作ることに決定的な利点はないと思います、少なくとも損得で考える範囲では。

ところでウェブログツールの記事データのインポート/エクスポート形式は、たいてい MT 互換なんですが、その MT の記事データのフォーマットは XML じゃないですよ。タグ付けなんてされていない、キーワードと「------」なんて記号で区切られたテキストです。やっぱりね、というか、そりゃそうだよなあ、と思ったり。

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