趣味Web 小説 2005-02-25

ゆかいな誤変換。を買ってみた

僕の見た秩序。の投稿コーナゆかいな誤変換。の書籍化。投稿コーナの書籍化といえば、「オトナ語の謎。」「バカ日本地図」「1億人のプチ狂気」「食中毒への道 悶絶漂白剤編」「食中毒への道 逆噴射亀虫編」「死にたい」「死にたい〈Vol.2〉」「死ぬかと思った」「死ぬかと思った(2)」「死ぬかと思った(3)」「死ぬかと思った(4)」「死ぬかと思った(5)」……我ながら、よく読んでますね。

さて「ゆか誤」ですが、そこそこ売れた(ている?)らしい。音楽配信メモの集大成「だれが「音楽」を殺すのか?」は2刷8000部がまだ完売していないそうですが、Amazon の売上ランキングの推移を見る限りでは、「ゆか誤」の方が売れていそうな感じ。でもどうなんでしょうね、実際のところ。出版社の紹介ページには誤植の訂正など載りそうもないですし、池袋リブロとジュンク堂書店池袋店で確認した限りでは、増刷がかかっていないようでもあり……。

柊さんがインターネット発の書籍は買いたい買いたいと思いつつ微妙に手が出せないでいて、とりあえず本棚からなんとかしなきゃと思っている。1月10日に書いていらしたので、私は先日、買ってみました。感想は Amazon のレビューに書きましたが、なぜか今、ピックアップされています。それはいいのですが、ただ今「参考にならなかった」票の集中攻撃を受けていて、苦笑い。(参考:Amazon カスタマーレビューで一将功成りて万骨枯る

みんなが貶している本の場合、批判的なレビューをピックアップすることは知っていましたけれども、「ゆか誤」はみんなが誉めている本でしょう。なんで私のレビューなんかピックアップするのかなあ。Amazon って、ときどきこういった「ただ本が売れればいいとは思っていませんから」みたいなことをするので、興味深いです。

ところで、ろじぱらも「ろじっくぱらだいす」という本になるそうですね。1度、銀行振込で投げ銭したことを思い出しました。そういえば最近は読んでいないですね……。それでもこうして続いているのは嬉しい話なので、本が出たら買ってみようかなと思ってます。

じつは「できるかな?」「爆裂!カップメン!!」「POPOI」「ちゆ12歳」「学校へGO!」「テキストサイト大全」あと他にもいろいろ買ってたりして、まあ本の形で手許に置いておくのもいいんじゃないかと。お金がないわけじゃなし。私が読んで頭を抱えたのは「シュッシュッポッポッ~ちゆ12歳公式ファンブック~」(Amazon では18禁扱いだそうです)くらい。毎月何冊も読むような本好きの方なら、存外、(買ってしまえば)値段は気にならないと思います。

出版した書籍が店頭にある間にその内容をウェブに公開し、タダで本文を読める状況下で本を売ったのは、日本では岡田斗司夫先生が最初だと思います(注:とくに調べていません)。「ぼくたちの洗脳社会」は高校時代に読んで衝撃を受けた傑作。10年経った現在も基本的な主張は古びていません(事例のディテールはさすがに古い)。みなさまにも一読をお勧めします。【加野瀬さんのご指摘を受けて修正しました(2005-02-28)】

余談

迎賓館裏口の記事検索機能、検索結果から個別の記事へのリンクがないのでズッコケました。仕方ないので、Google で「迎賓館裏口 ゆかいな」と検索し直すことに。

ちなみに私は、自分の記事を探すとき、Google で「deztec 検索したい言葉」とやっています。site: とか使えばいいんでしょうけれども、面倒くさくって。それに、これまで見落としていた言及記事を見つけることも時々ありますからね。以前はローカルにある原稿から検索していたんですが、Google のインターフェースの方が使い慣れて便利に感じるようになってしまいました。

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