趣味Web 小説 2005-03-18

簡単な table 要素と dl 要素は可換(な場合がある)か? という議論

CSS コミュニティでちょっとした議論が起きていました。内容は「いつか見た話」なのですが、なんで MinuteDesign がここまで一斉に突っ込まれるのかは理解できませんでした。ここで日本赤軍のリンチ殺人を想起したのは私の勇み足でしょうが、もっと他に敵はいるような気が。ミスの指摘はかまわないのですが、かなり高いレベルで「わかっている」人と目される MinuteDesign さんに対して、脱・テーブルレイアウト初心者が犯しやすいミスと書いて感情を逆なでする FUMING さんのキレ芸に、つい噴出してしまいました。

MinuteDesign さんはたまったものじゃないだろうけれど、FUMING さんの沸点の低さは一種の芸になっていると思う。リンク集に FUMING さんのお名前を発見したときから期待はしていたのですが、狙いすましたかのような一撃に感服。

余談

一つの言葉で、人は喜び、楽しみ、傷つき、悲しみ、怒りetc.いろんな感情を抱きます。言葉の恐ろしさを知っているからこそ、気軽にコメントを入れたり、文章にしたり、口にしたりできないのだろうかと思ったりします。

……私は、どちらかといえば気軽に言葉を発するタイプの人間です。結局、言葉の力を信じていないのでしょう。

追記 2005-03-19

指摘するなら、コメント欄だって用意してあるのに、自分のBlogに書いて挙げ句の果てにあの表現ですか。というのは私の記事への感想でしょうか。多分そうだろう、と仮定して、以下書きます。

私は「言葉遣いを直せ」といいたいわけじゃありません。FUMING さんの日記はキレ芸が面白い、という紹介記事なんですよ、これは。意に沿わない紹介文でしょうが、文章がしばしば作者の意図と違った読まれ方をすることはよくご存知のはず。映画「アルマゲドン」を壮大なコントネタとして観るようなもの、といえばご理解いただけるでしょうか? そして感動映画をギャグ作品として紹介することは許されるのであり、個人の日記についてもそれは同様だと思っています。

追記 2005-03-19

玄人の方でも素人の間違ひをしてしまふことはあるし、その時「素人の間違ひ」と指摘するのは、普通の事です。というご指摘に異論はありませんが、それが相手をムカつかせる可能性も容易に想像がつくところ。ただし私は目くじらを立てているわけではなく、「さすが FUMING さん、期待通りですね」といってみたかっただけです。

ミスはミスであり、ましてや影響力の強い人なのですから、突込みもそれに比例して大きくなるのは当然のこと。一体何処から日本赤軍のリンチ殺人とかもっと他に敵はいるような気がといふ話になるのか。そりあFUMING氏が怒るのも無理はないでせう。

「身内による特定の価値観から少し外れた発言を厳しく責める集団というと、左翼を思い出しますね」という素朴な感想を書いたのです。別に FUMING さんが日本赤軍だといっているのではなくて、共通点がありますね、というだけの話。これをレッテル貼りといわれても困る。柊アマテルさんだって困るでしょう、「A と B には C という共通点がある」という話を全然できなくなってしまったら。

追記 2005-03-19

今回の話には関係ない話。ふと頭に浮かんだので、忘れないうちにここに書きます。「レッテル貼り」は他人の言説を潰す魔法の言葉として便利に使われていますが、抽象的な議論をするのに問題の類型化は避けられない。個別にそれぞれ事情が……といったら、集合の話はちっともできなくなってしまう。しばしばお互いに「レッテル貼りをするな!」といいあって硬直化する議論がありますが、もったいない話です。

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