趣味Web 小説 2005-03-25

ザ・ニンジャのこだわり

九十九式は今、mixi そっくりのデザインになっています。以前、orkit そっくりのデザインにされたときにも驚かされたわけですけれども、こういうのは案外、簡単じゃありません。ソースを見て、画像を拾ってくるだけじゃダメ。細かい画像加工に手間暇かけないと、この完成度は得られないものです。私には真似できません。

技術的に無茶苦茶すごいとはいわないけれど、この「おもてなし感」というか、「書き捨てではありませんよ」というアピールを支える精神性は本当にすごい。ふつう、本のレビューをしようと思ったって、ベスト99レビュアー のような小物画像をいちいち用意しないわけです。私なんかいい加減だから、書影さえ用意しない。

ニンジャ流おもてなし術のひとつの到達点が W(ダブルユー)、第2弾カバーアルバム!。JavaScript でリンク先を偽装する小技まで利かせて情報源を見事に創作。あまりにも手際がよ過ぎてクレームがついたというオマケつき。正直、これは私には絶対に真似できない領域。仮にこういったアイデアを思いついても面倒くさがってやらないだろうし、苦心惨憺して偽情報源を完成させても、JS でリンク先を偽装するところまでは思い至りません。

日経エンタテインメント!2005年3月号のインタビューで波田陽区がお笑い界がいつも同じ顔ぶれなのは、先輩達がどかないのではなく、勝てる後輩がいないんだと実感しました。といっているのですが、これはウェブサイトでも同様だと思います。

関係ない話

エンタ!のインタビューは他の雑誌と違って(?)、本音っぽいインタビューが多いのでお勧めです。浜崎あゆみが「自分はエイベックスの戦略商品」と冷め切った理解を披露したり、細木数子が「六星占術は占いではなく、世界を理解するひとつの様式。運命論のように捉えられるのは心外」「テレビが過程を全部省略して強烈な言葉だけを報じ続けるなら出演をやめる」と説明したり、上戸彩が友達には仕事の話はあまりしないし、みんなもそういう話はしてこない。自信がないから、仕事についてあまりふれてほしくないというのが、正直あるから。とネガティブな発言をしたり。実相とイメージのズレを気にしている芸能人は本当に多いんだな、とあらためて気付かされます。

自分から人に話しかけることが苦手で、スタジオでは無言で一人寂しくしているような女の子が、笑顔のイメージだけで「損保じゃパンダ!」とか「元気ハツラツぅ?」なんてやっている。「ありうる話」と認識してはいても、きちんと本人の言葉を紹介している雑誌がどれだけあるかな。産業としての芸能界を見据えるエンタ!は、さすが日経BP社の芸能情報誌だな、という感じ。

関係ある話

またまた九十九式にリンクされた! というのが、数日前に途中で放り出した記事を完成させたきっかけ。リンクされた記事とこの記事の内容は全然関係ないのですが、私の中では関係があったりします。

で、ふと思い出したのは、斬鉄剣のナミさんが「リンク報告は無用」といいつつリンク報告から傑作サイトを発掘しまくった故事。やっぱりリンク元の記事をよく読んでいる人は少なくないと思うし、面白い記事からリンクされたら、直接返信することはなくとも、その書き手を覚えることが多いんじゃないかな。私が突然、紹介するサイトや記事も、じつは以前に当サイトへリンクしてくれた方のものが多いのです。

ちょっと関係あるかも知れない話

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