趣味Web 小説 2005-08-25

ヒーロー、それは……

  1. 九十九式:マジでグリーンの人になった(1)
  2. 九十九式:マジでグリーンの人になった(2)
  3. 九十九式:マジでグリーンの人になった(3)
  4. 九十九式:マジでグリーンの人になった(4)

イベントでマジレンジャーのショーに出演したスタントマンの挫折と再生の物語。

握手会には、個別ファンの子供が沢山いた。全身を推しカラーで統一している子、なりきりセットで変身している子、お面だけかぶってる子、推しレンのフィギュアを持っている子。そんな中でも、グリーン推しの子が意外と多かった。これがアニキ効果か? 僕はちょっと嬉しくなってとても丁寧に握手をしたが、なぜかグリーン推しの子たちの顔は、一様に曇っている。
「グリーンよグリーン。嬉しくないの?たっくん。」
「…だってよわいんだもん」

俺は冷水を浴びせられたような気がした。

ハイライトは第3話。全4話となっているけれど、じつはサクッと読める長さ。第1話から順に読むことを勧めます。はてなブックマークではドラマ化なんて話も出ていますが、まずはマンガ原作として持ち込むのがいいと思う(割と本気)。

以前、九十九式で紹介されていた「アイドル、それは生きる希望」という吉澤ひとみの言葉を思い出しました。「ヒーロー、それは……」回答は、物語の中に。

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