イベントでマジレンジャーのショーに出演したスタントマンの挫折と再生の物語。
握手会には、個別ファンの子供が沢山いた。全身を推しカラーで統一している子、なりきりセットで変身している子、お面だけかぶってる子、推しレンのフィギュアを持っている子。そんな中でも、グリーン推しの子が意外と多かった。これがアニキ効果か? 僕はちょっと嬉しくなってとても丁寧に握手をしたが、なぜかグリーン推しの子たちの顔は、一様に曇っている。
「グリーンよグリーン。嬉しくないの?たっくん。」
「…だってよわいんだもん」俺は冷水を浴びせられたような気がした。
ハイライトは第3話。全4話となっているけれど、じつはサクッと読める長さ。第1話から順に読むことを勧めます。はてなブックマークではドラマ化なんて話も出ていますが、まずはマンガ原作として持ち込むのがいいと思う(割と本気)。
以前、九十九式で紹介されていた「アイドル、それは生きる希望」という吉澤ひとみの言葉を思い出しました。「ヒーロー、それは……」回答は、物語の中に。