この記事では「世論」に配慮してか茶化し気味に書かれているけれど、私はこの備忘録を書く間に考えが次第に変わって「貶すより褒める方がよい」と思うようになった転向組なので、素直に賛同したい。まあ私の場合は、性格の問題があるので、意識して褒めることを心がけていてもこの程度でしかないわけですが。
ところで、以前「批判は効果がない、褒めることが大切」と主張して話題となった山田ズーニーさんの連載記事が本になっていたのでご紹介。面白いですよ。文章の書き方講座には違いないのですが、書く技術そのものではなくて、いかにして「書く」という行為を始めるか、そして完遂するか、そのモチベーションというか、熱い心の制御の仕方というか、そのあたりが読みどころになっているのです(というのが私の解釈)。岡田斗司夫さんの久々の新刊「プチクリ! 好き=才能!」にも通じる内容。