趣味Web 小説 2006-03-17

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まぁ冷静に考えても見ろよ、あなたとあのブロガーはただ同じ時期にブログを書いていた(少しばかり向こうの方が有名だけどね!)というだけの関係で、応援したり、見守ったりするような関係じゃないんだよ。ここで慈悲の心を恥ずかしげもなく表に出せる奴は相手が少しでも隙を見せたら速攻で哀れんでやろうと思っている、ハイエナのような人間だよ。

私はそういう人間なので、ガンガン支援する。といってもまあ、できることなんてないのだけれど。

世の中にはもっと不幸な人がいくらでもいることは知っている。感染病予防のワクチンなんか驚くほど安くて、あなたの1000円が10人の命を救う! とか、まあいろいろあるんだけど、不謹慎ながら、私はすぐに飽きてしまう。そうでなければ、手取収入が年250万円足らずの人間が東京に暮らして、何の用途もないのに4年で400万円超の貯金を作れるはずがない。我ながら、ホントいい加減だよなー、と思う。400万円あったら、何人が助かったんだろうね?

問題が解消されるか否かと関係なく、松永さんをめぐるあれこれの状況について私は次第に関心を失っていく。いま、1冊か2冊の本を贈ってみたところで、それが何だという感じはする。地震や台風などで各地に大災害などが起きるたび、思い出したように募金などしてみるけれど、くだらないよなあ、と思っている。

松永さんが嫌う2ちゃんねるに流布する「しない善よりする偽善」という有名な標語は、シンプルで馬鹿馬鹿しいけど、自分にガッカリして気力を失った人には優しく響く。そうさ所詮、自分に善行なんてできないのさ。よかれと思ってしたことで、人を傷つけるばかりなのさ。それでも私はときどき「いいこと」をしたくなる。もちろんそんなもの、自分勝手でしかない。相手に喜ばれたら、よほど幸運だったと思うべき。

……まるで小学生か中学生の作文だけど、正直、10年、20年前から何か進歩したという実感、ないんだよね。単に、歳をとっただけ。昔からずっと、自分のふがいなさを知りながら、他人を馬鹿にして生きてきた。人間って、ほんとに成長するのかね。

追記:3月16日に私が注文し、4月3日に Amazon から発送された何冊かの本は、12月23日にようやく松永さんのもとへ届いたという。

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