趣味Web 小説 2006-04-02

裁判の本来の目的

裁判官「裁判の本来の目的は被告人が2度と犯罪を犯さず、きちんと生きてもらうことなんだよ。検察官もなんとかしてあげたいんですよ」

やはりそういうものなのだろうな……。そして怒楽喜さんのことを思い出した。

裁判官から告げられた判決理由で最後に「この執行猶予の意味を良く考えなさい、君は恐らく再度罪を犯す可能性が高いでしょう。 この執行猶予は更生を期待するというより、再犯の時の為のものです。事件の緻密な計画性と行動力を良い方に向ける様努力しなさい」 こんな言葉を聞かされました。

厳しい内容でしたが「お見通しなんだな」と、変に納得していました。

(中略)

執行猶予中に警察沙汰になったのが5回。相互暴行で処分保留、車内にポンプ(注射器)を60本所持していて採尿。 シャブ5gを所持しての人身事故。風俗店グループの社長(名義貸し)として逮捕、拘留の後罰金刑、マジックマッシュルームを 食べ過ぎて死にそうになり腸内洗浄。

嘘では無く全部本当の事です。

裁判長の言葉が頭にありながらの凶行、これはまた別の話。

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