宇多田さんは新作アルバムの発売ペースがゆっくりなので、私のようなあまり音楽に興味のない者にも付き合いやすいアーティスト。「First Love」が1999年、「Distance」が2001年、「DEEP RIVER」が2002年だから4年ぶりか……。そういえば前作のときもワールドカップが盛り上がっていたんだっけ。
というわけで、早速、購入。個人的には最近の作品ほど好みで、今回も期待に違わずという印象。新聞の紹介記事は通り一遍の内容だったけれど、日経エンタテインメント2006年7月号の特集記事は(少なくとも音楽に疎い私には)面白かった。ゆるいファンの方なら一読の価値がありそう。
部屋を片付けていたら CD が300枚くらい出てきてびっくり。いつの間に? 大半は雑誌の付録だったので、即決で処分したのだけれども、その下から大きな紙袋にいっぱいになるくらい音楽 CD が出てきて、不思議な感じがした。それぞれ買った記憶がないではない。私なんかでもこんなにたくさん CD を持っているのだとすると、ふつうの人が1000枚、2000枚くらい CD を持っていても全然おかしくはないわけだ。
どうしようか迷ったが、私はコンポどころかラジカセも持っていないので、CD を所有し続けても収録曲を聴くことはなさそう。まとめてブックオフに持ち込んでみると、買取価格は総額 6840 円。意外な高値。
私には必要なさそうだけれど、CD の山を前に呆然としたときには、「iPod が売れたのもわかるな」と思った。CD のままじゃ取り扱いが面倒すぎて、宝の持ち腐れ。私にもその悔しさは少しわかる。その一方で、大量の音楽資産をパソコンの HDD に取り込んでいながらバックアップに無関心な人々の感覚は謎だ。
Acronis True Image と外付けのポータブル HDD のセットを私は利用しています。私のように年に1度はパソコンを壊すような乱暴な人であれば、買って損はないと思う()。私はよく物を落とすので、HDD はジャケット付のを使ってます。PC Watch の記事も参照のこと。