試作版の Opera9 では document.styleSheets に対応し、JavaScript でスタイルシートを追加などできるようになったとのこと。まだまだ不安定、暫定的な対応にとどまっており、Opera9.0 正式版への搭載は見送られました。しかし次期バージョンでは正式にサポートされる可能性が高まってきました。
JS 経由で CSS を提供するのは、二重の意味で安全です。JS がきちんと動作すれば JS の機能として製作者スタイルを無効化できますし、JS が動作しなければ製作者スタイル不適用となります。製作者スタイルを確実に無効化できる環境を整えた上で、現時点ではやむなく製作者スタイルを提供せざるを得ない相手には提供する、その方法としての JS 経由なのです。
というわけで、Opera 次期バージョンの実装が safari のような中途半端なものとならないことを期待します。(注:safari では JS 有効の場合 CSSthink.css が強制的に適用される)