趣味Web 小説 2006-12-08

気兼ねなく(?)小見出しを使いたい人向けのMTプラグイン

備忘録を MT 任せにして以降、マークアップにひとつの制限が生じていました。

備忘録はサイト内の1コンテンツに過ぎず、サイトのトップページにおいて、趣味のWebデザインというサイト(h1)の Note カテゴリ(h2)の何月何日(h3)の個別記事(h4)という位置づけでひとつひとつの話が登場します。個別記事内の小見出しは h5 以下の見出ししか使えません。

これに対して個別記事のページでは、日付が h1 でタイトルが h2 となっています。この状況下では、小見出しは h3 以下となります。(注:当サイトでは個別記事の分類に日付を用いている+個別ページに日付を入れたい→個別記事のタイトルを h2 で表示する ……といった考えで、少々奇妙な文書構成を採用)

以上より、トップページと個別記事とでは小見出しに用いる見出し要素の階層が違ってしまう。小見出しは h5 にする、と決めてしまえばいいのでしょうが、個別記事で h2 の次の見出しを h5 とするのは私の美的感覚にそぐわない。それで小見出しの必要な文書では dl 要素を使ってきました。

かなり面倒くさいのですが、仕方ないと諦めていました。ところが、世の中偉い人がいるものです。

石川さんご紹介の convert hn というプラグインで、イライラが一撃で解消されました。過去に遡ってマークアップを変更したいな、と久々に思いましたね。にしても、2004年5月公開ですか……。調べ物をサボっちゃいけませんな。

ちなみに私の場合、下書きファイルにおいて個別の見出しが h2 になっているので、その流れで小見出しは h3 でマークアップ、個別記事はそのまま公開、トップページでは見出しレベルを2つ落として表示する、ということになります。

なお残る制限

HTML4.01 の見出し要素は h6 までだから、小見出しは h3 と h4 の2段階に制限されます。原稿で h5 を使って2段階落とすと h7 になり、これは存在しない要素型。ま、たいてい問題ないでしょう。

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