趣味Web 小説 2007-05-09

意外に堅実だった

弟の就職先が決まった。

常々お金持ちになりたいといっていたので、すごい高給取りになるのかと思っていたが、理工系の院生として素直に推薦を受け、メーカーに入ることに。単体で私の勤務先の14倍の社員数、30倍の売上高、60倍の当期利益という会社なので、私に「そんな会社でいいの?」といったなりにスペックは揃えたか。

ちなみに平均給与は1.3倍。ただまあ、大企業の場合、どこまで業務を分社化しているかによって平均給与って変わるから。私の勤務先は学歴や職種が給与とほぼ無関係だけど、弟の内定先ではまさかそんなことはないだろう。労働集約部門が本社内に残っているなら、研究開発職の給与は平均よりかなり高くなるはず。

最低でも父親の3倍の年収、すなわち年収1000万円にはなりたいのだという。それも30代で。1000万円といえば弊社の部長でも到達しない金額。大変だなあ、と思う。それでも、ささやかな目標ではある。サクッと実現してほしいと願う。ささやかな目標だって、実現できない人の方が多いだろう。

ともかくホッとした。当面の目標は無事に卒業すること。学部生ならまず問題ないところだけど、院生になると研究の成果なしにはやっぱり卒業させてくれないからなあ。

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