ソフトバンクやイーモバイルと同時に800MHz帯の電波を割り当てられ、モバイル通信市場への新規参入を目指していたアイピーモバイルのサービス開始が難しくなっているという。当初から成功を危ぶまれてはいたのだけれど、まさかサービスを始めることさえできないとは……。
個人的に、とても期待していただけに残念。
1年前の記事。一番上の写真にある、モバイル無線LANルーター機能付データ通信専用通信端末こそ、私が期待していたモバイルブロードバンドゲートウェイ(MBG)。値段は全然違うけど、これがあれば無線LANスポットはもう要らない。超高速ネットを必要としない限り、出先でも自宅でもネット環境を一元化できます。
イーモバイルもかなり迫っていますが、モデム系の端末はパソコンなしに動作しないし、何故か知らないけどモバイルPCに無線LANルーター機能は入ってない(アダプタ機能だけ)。EM-ONE もそれは同じですよね? ……とか思ってたら。
ありゃりゃん? これって、どーなってるの? まあ EM-ONE は電池が持たないのであまり実用的じゃないと思うけど、Windows Mobile 6 でこういうことができるなら、モバイルPCの無線LANアダプタもルーターみたいに使えるのかな。
何か勘違いしているんだろか。私の使える環境だと、ルーターがないと無線LANモジュール内蔵パソコンだけじゃどうにもならないんだけど。
あのソフトバンクも追随できなかったW-CDMAのPC向けパケット定額プラン。でもいろいろ制限が多い。イーモバイルの展開エリアから一歩も出ずに一年を過ごす私としては、例えば iPhone が日本へ上陸するなら、イーモバイルがいいんじゃないかと思ってる。
モバイルブロードバンドゲートウェイも、アイピーモバイルがダメならイーモバイルにやってほしい。W-CDMAの速度で私には十分ですし。マイナーキャリアですが、イーモバイルにはしぶとく生き残ってほしい。