とりあえず記事タイトルには同感。はてな匿名ダイアリーに書かれる、私小説風の作品というのか記事というのか、その多くも似たようなもの、と感じてます。だからケータイ小説叩きは、どうも理解できない。
ケータイ小説は、実際に読んでみると、案外、文字量が多い。本好き界隈にはやたら読むのが速い人が多いので、20分で読み終ったとか何とか、ひどいと10分とか5分とかいうのだけれど、私は1分2頁より速くは読めませんでした。
あらすじ小説とかいわれてるけど、ファミコン時代のRPGのストーリー描写などを思い起こせば、これくらい詳細なら、物語を楽しむのに支障は全くないでしょう。
補習塾で学力底辺層の子どもを教えた感覚からいうと、ケータイ小説くらい長い文章を読めるのは、それなりに基礎体力のある子。生徒がケータイ小説をスイスイ読んでいたら、私はホッとすると思う。嘆かわしいとか何とか、贅沢な悩みではなかろうか。