寄付も拒否する作者さんが話題に。視界に入った範囲内では概ね賞賛する人が多く、嫌儲精神が蔓延してますなあ……という感じ。
だったんだけど、作者さんのコメントはBlenderも無料なのにMikuMikuでお金を取ろうなんて100年早いと思う
というもので、ちょっとまた違うことを思った。
世の中、高々1000円や2000円のシェアウェア代金を支払っただけで、ミョーに高飛車になるユーザーさんが珍しくない。しっかりサポートしろ、無責任は許さない。ユーザー向けの掲示板にしばらく作者が現れないというだけで文句をいってる人も、あちこちで何度も見かけたことがある
寄付ならいいかというと、それが違うんだな。既に得たものについて感謝の意を示すはずが、いつの間にか新機能の催促になっていたりする。寄付をいっぱい貰っておいて開発中断はひどい、なんて掲示板に書かれたりする。そういう「批判」には、いつも一定の支持があるみたいなんだよね。
で、しばらく動きのなかった配布ページから、寄付歓迎みたいな文面やPayPalへのリンクが、ある日ひっそりと削除されたりする。
厳しい消費者が生産者を鍛える、それは理解できますが、方向性がどうもね。寄付くらい、気楽に受け取れる社会の方がいい、と思いません? 絶対にそう思わない、という人は今後もあちこちで「批判」を続ければいいけど、「う~ん...」と考え込んだ人は、意識して「大目に見る」ことを実践されてはいかが?