趣味Web 小説 2008-07-07

翻訳されなきゃ問題ないの?

「ゴシップ誌の報じる東京」と題された本が、実際にゴシップ誌が報じていた記事を多少脚色して紹介していたところで、それを問題視するのはやり過ぎの感がある。仮にそれを是とするにせよ、だったらまず、日本国内で売られている原典の方を「嘘ばっかり書きやがって」と批判すべきだ。

今はなき「海外ボツ!News」を読んで外国人を散々バカにしていた日本人はたくさんいる。素直に(ディテールまで)全部ホントの話と受け止めた人も少なくない。ネタ元がゴシップ誌とわかっていても、意外と信じられてしまう現実はある。だけどネタ元記事が、祖国・同胞への侮辱だ、なんて海外で盛り上がるものかね。

外人は関係ない、日本人のプライドの問題だ。そういうなら、それでもいい。でも、翻訳された途端に屈辱を感じる感性ってのが、どうもね。低俗雑誌が国内で流通して、日本人の間で勘違いが広まる分には気にならない、わけでしょ。

関係ないが、2chだと「同胞」って言葉を使うのは朝鮮人や中国人で、日本人ではありえないのだそうだ。「同胞」という言葉を使った人が、それだけで工作員認定されて話をまともに聞いてもらえなくなっていた。トホホ。ていうか、そもそも「朝鮮人の発言は一切信じない」とか、非常に恐ろしいことだと思う。

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