趣味Web 小説 2008-09-26

本棚を買うときは棚板の耐荷重をチェック

ニトリの安い「書棚」は値段相応の代物で、端から端まで本を並べたら、グワッと棚板が曲がってしまった。A4サイズのファイルを縦でも横でも並べられるビッグサイズだが、この棚板の弱さはどうしたことだろう? 実店舗へ調査に赴くと、棚1枚につき5kgまで、なんてシールが貼られていた。呆然とした。

……というのが2年くらい前の話。曲がった棚を裏返したりして、騙し騙し使ってきたのだけれど、とうとうA5版の本をずらっと並べているだけでも、棚が落ちそうな状況になってきた。幅の広いタイプなので、5kgは当然のようにオーバーしている。通販サイトにも棚の重量制限は書いておいてほしかったが、後の祭り。

同じニトリでもサイズが同等で2倍程度の価格の書棚があり、楽天市場などで図書館用やオフィス用などを探すと5倍、10倍の価格で扉もなかったりする。値段で分かれよ、ってことか。でもさ、やっぱり、書棚です、収納力抜群です、と謳っておいて、実際にはぬいぐるみの収納棚なのは釈然としない。

業務用のスチール製書棚は、棚1枚につき50kgとか100kgまで耐えられるようになっている。紙って、ふつうそれくらい重いよね? ふがー。

とうとう一部の棚が曲がりすぎて落っこちそうになってきたから、蔵書をドンドン減らすことに。「このミステリーがすごい!」は11年分溜め込んでいたのだけれど、20周年記念の総集編を買って置き換えることにした。「この文庫がすごい!」全巻と「Number PLUS」日韓W杯特集全5巻は代替品がないけど手放した。

再読するかも、みたいな本は軒並み放出しよう、と思ったんだけど、なかなか踏ん切りがつかない。ずーっと積読になっている本、もう読まないような気がするのだけれど、これも判断が難しい。一度はすごく読みたくて買ったのである。眺めていると、どうしても読みたくなるんだよね。

大きな本棚を買って、これで好きなだけ積読できるはずだったのに……。体積的には4分の1くらいしか埋まっていない、スカスカの本棚が恨めしい。

432,180円って、買えるか! いやまあ、買えるんだけど、買いたくない。あとこれも棚板の耐荷重を書いてないし。こんだけ高価で、耐荷重がニトリのウィング3と同じだったら面白いな。書棚一杯にファイルが入ってるイメージ写真を使っているので、まさかとは思うのだけれど。

それにしても、実店舗では表示するのが当たり前の情報が、なぜネット通販だと抜け落ちてしまうのだろう。私みたいに、それでも平気で買っちゃうバカな消費者が多いからかな。でもそれってネット特有かな?

追記

10月に金属製の組立ワイヤーシェルフへ交換した。棚の耐荷重は100kg超だった。とりあえず5段で使っているが、こうなると次に心配なのは床だな。

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