電車には両側にドアがあるのに、バスには片方しかないのは何故だろうと考えました。電車の場合は、ホームの位置によって両側にあった方が便利というのは分かるのですが、ホームを片方に統一してドアも片方に統一したら経費削減になるような気もします。
なんでだろう、と、私もしばらく考えてました。
で、帰宅途中、都電を待っていて、「あっ、こういうことじゃないかな」と。
電車はVターン、バスはUターン、その違い。どうでしょう?
電車はVターンだから、上りも下りも車両の向きは変わらない。扉が片側にしかない場合、駅のホームの設計が図解2のように制限されてしまう。両側に扉がある方が、駅舎設計の自由度が高い。
その点、Uターンできるバスの場合は、バス停は道路の外側に作ると決まっていて、ふつうは中央分離帯には作らないから、扉が片側で問題ない、と。
ROYGBさんの日記には、こうした「これまで考えたことがなかったな」という話題がときどき出てくるのが面白い。かれこれ4年くらい読んでます。
片側扉の列車として関東鉄道キハ2000形気動車や和田岬線用キハ35などの事例があるとのこと。情報ありがとうございます!(修正)