「いいたいことをいえない」人に親切なアドバイスをしてくれる人は多いけど、「黙っていたい人が上手に黙り続けるコツ」を教えてくれる人が少ないのはどうしてだろう。
私の場合、そもそもブログなんて1日に1~3つ程度の話を書いているだけで、こんなの、口に出して話せば3~10分程度。なのに「ネットでは饒舌」と思われがちなんだから、頭を抱える。月に数回しか記事を書かないことも珍しくないのにね。
1週間に30分くらいしか口を開かない人を「饒舌」だと認識する方がおかしい。私はネットでも「リアル」でも「寡黙」なの。なんで勘違いされるのかなあ。
私はオフラインで話を振られても、まともに答えないことが多い。それは、いいたいことが何もなくて困っているだけなんだけど、これもなかなか理解されない。ブログの記事は、いいたいことがあるときだけ書いているのであって、私は世の中のほとんど全てのことに関心が薄いのだが、そういう風には見えないらしい。
とまあそんなわけで、私はむしろ、オフラインで饒舌な人が「ブログに書くことがない」とかいうのが、よくわからない。別にブログなんか書いても具体的な利益はないので、わざわざ書く必要はないのだけれど、「書きたいのに書けない」といわれると、ポカンとする。
ほんの3分前までマシンガンのように喋ってたことを書けばいいじゃん……。
世の中、「100喋って1書く」くらいの人が多いから、私が2とか3書くと、オフラインで200とか300喋っていると勘違いされるんだろうな。実際には4~5、高々10くらい。この1年ほど、会社で電話を取ることが多く、1日の平均声出し時間が30%上昇って感じ。実験室の同僚に電話を取り次ぐだけだが。
だいたい世の中「どうでもいい」ことばっかりなわけで、「ほらっ、徳保くんもいいたいことはバシッといった方がいいよ! こんな機会、そうそうないんだからさ!」とかいわれても困る。どうでもいいことを「どうでもいい」というと角が立つ。かといって、ただ頑なに発言を拒み続けても周囲を不快にさせる。
こんな場合のライフハックを100種類くらい読んで、自分好みの解決策を選択したい。