リーナスの毎日は、組織に所属する技術者たち以上に勤勉である。その生活は「好きなことをしてただ漠然と過ごす」とか「嫌なことをしないで安逸な時間を過ごす」という安易なイメージの対極にある。「面白くやりがいのあること」だからこそ、没頭して長時間その対象にコミットする。よって社会への貢献度も自然に大きくなる。そのことに自負を持つ。そういう生き方である。
梅田望夫さんは「上位10%」を自認する意識の高い層に向けて発信されているのだから、リーナス・トーバルズさんの生き方を規範として紹介するのは正しいと思う。
私は「下位90%」の一人として生きていきます。「好きなことをしてただ漠然と過ごす」「嫌なことをしないで安逸な時間を過ごす」……素晴らしいことじゃないですか。そんな幸せな時間を少しでも長くとれるよう、現在の天国のような環境を守り抜くための様々な「戦い」を継続します。それが2010年の基本方針です。
ブログは、適当に書き続けます。
ところで、このブログで過去にはてブで話題になった記事の少なからずが「家庭」をテーマにしたもの。私はただ、思い出話をしているだけです。でも、それだけのことが逆に、大人の視点が並ぶブロゴスフィアの中では特異な印象を与えるのかもしれませんね。
どの程度、更新が続くかはわかりませんが、2010年もよろしくお願い致します。