2007年頃からやってる、サイトの情報をまとめて表示するサービスなのだけれど。
ドメイン情報は過去に何度も個人サイト潰しに使われてきたもの。本来の用途(サイトに生じている問題を解決するため管理者に連絡をとりたい場合に用いる)を外れた情報の流用はダメ、という注意書きを示さずに検索結果をポンと示すのはよくないと思う。どうせ何の責任も取る気はないのだろうし。
形式的でもいいから、「ご利用規約」と「免責事項」をまず表示して、「同意する」ボタンをした人だけ利用できるようにしてほしい。ちょっと「ご利用規約」は簡単すぎるが、それでも現状よりはマシ。あるいは、最低限、「ご利用規約」と「免責事項」はトップページに表示するか、目立つようにリンクしてほしい。
aguse.jpにはGoogleストリートビューと同様の問題がある。公道を撮影しただけの画像であっても、そのデータベースが各地から簡単に検索できるようになれば、それは問題である、という立場に私は与する。
ドメイン情報もそうだ。まともなドメイン名登録情報検索サービスが、どうしてこれまで、利用者に情報の取り扱いに注意を促してきたのか、考えてほしい。
まあね、こんな規約は、実際のところ、役に立ってはいないよ。毎年毎年、ドメイン情報は嫌がらせに使われている。だから高を括って軽い気持ちで悪用する輩が後を絶たない。
自分にも火の粉が降りかかってくるのが嫌で、大勢がワーワーやっている悪の現場を見ても黙っている私は、さらにここ数年、ヤバそうなところには近付かないことで悪の現場をなるべく見ないようにさえしている私は、それはそれは卑怯者だけれども。それは重々承知の上で、ひとつ声を上げておきたい。
サービスを運営する株式会社アイスクエアには意見メールを送りました。