趣味Web 小説 2010-06-10

引越しノイローゼ

5月29日に、転勤に伴って東京から栃木へ引っ越しました。アトピー悪化に2年ぶりの喘息の発作でダウン。土曜引越しでよかった。月曜から出勤して職場の方を片付けて。

何やかやで、もう2週間くらい経ちましたが、新しい環境への最適化が不十分なためかどうか、余暇が半減してます。Yahoo!路線情報とかで調べた限りでは、今も通勤時間は片道20分程度であり、バッチリ職住隣接できています。しかも今回は駅と自宅の途中にスーパーがある。以前は自宅をスルーして4分くらい歩かなきゃならなかったので、より楽になったはず。

なのに、何でかな。ちょっと寄り道してるだけのはずが、帰宅に2時間かかってしまう。へとへとに疲れ果てて、バタンキュー。

街のどこに何があるかを調べているのですが、なかなか見つからないものもいろいろ。古書店まで3kmは遠い。階段も坂もある。もっと近くにないの? 徒歩圏内にクリーニング店があるはずなんだけど、意外とネットで調べた情報が古くて、2回も無駄足に。散髪の場所も未定。美容院は10軒くらいみかけましたが、予算に見合わない。カット専門1000円というお店はあります。でも、今まで洗髪なども込みで1500円というお店を利用していたので、同じようなお店が他にないかなあ、とか。マピオン経由で片っ端から電話をかけていけばいいんだけど、電話するくらいなら歩いて看板を見る方がいい。私の電話嫌いは、そういうレベル。

ワンルームから2LDKになって、延べ床面積が4倍になったことも、余暇の減少に影響しているかも。引越しに伴って荷物を減らしたのに、掃除も片付けもたいへんになった。家事だけでなく、何をするにも手間がかかって仕方ない。荷物が3部屋に散らばってしまって……。ゲンナリしてます。

そんなこんなで精神的に疲れて、例えば、ホームで電車を待っていると、背後に殺気を感じます。電車がゴーッと入ってくると、見知らぬ他人に線路に突き落とされるイメージが頭の中をグルグル。仕方ないから、ホームの先端まで行く。ここなら突き落とされても電車にぶつからないから、骨折くらいで済むんじゃないか。そうしたらさ、「3番線を、電車が通過します」だって。勘弁してください。

背後から蹴り落とされる、なんて実際には全く経験がないのに、エスカレーターでも階段でもそういうイメージが湧き出てくる。エスカレーターなら手すりをギュッと握ればいいけど、階段ではどうしようもない。だんだん収まってきたからいいけれど、不安ていうのは、怖いな。つくづくそう思いました。

自宅や会社に到着するとホッとして開放されたので、睡眠や仕事には支障がなく、助かりました。

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