「世界の半分をやろう」という言葉はいろいろに解釈できる。リンク先の内容は、斜め読みでザザッと見た感じ、私のイメージとはかなり違っていた。個人的には、あまり興味を引かれる話ではなかったな。同じタイトルでいろいろな小説が書けそうだな、と思って、いろいろ考えた……が、いいアイデアはない。
私が連想したのは坂本文さんの『たのしいUNIX』『続・たのしいUNIX』ですね。イラストや文体で「とっつきやすい」感じはするのだけれど、実際にはお堅い本と内容(というか説明そのもの)に違いはない、という。最近読んだ本だと『東大生が書いたやさしい経済の教科書』も完全に同系統の本。糖衣錠みたいな?
だから無意味、というのではなくて。いやね、これが「よくわかる」なら、お堅い本だって「よくわかる」んじゃないの、と思うのだけれど、実際、そうはならないんだよなー、っていう。「たのしい」とか「やさしい」とか「わかりやすい」って、何なのかな。