はてブ経由でCSS Archives :: ねこまぐろ雑貨店を拝見して、「自分も、以前からこういうの、作っておきたいとは思っていたんだよな……」と。古いスタイルが増えて、自分でもよくわからなくなっていたので、ちょうどよかったです。
私の視界の範囲内では、どんどん新しいスタイルを作っていく方が多いようですが、私は少数のスタイルを延々とメンテナンスし続けるタイプ。歴史の長い「think」などは最新版の他に旧版のバックアップが8種類もあります。その変化を追いかけるのが個人的に楽しいので、アーカイブページの構成は少々複雑になりましたが、全ての旧版を紹介しています。
せっかくアーカイブページを作ったので、スタイルの配布についても考えてみました。私が作成したスタイルなら、どれもパブリックドメインにできるだろう……と思いきや、ほぼ全ての画像が素材集の画像を加工したもの(または全くそのまま)だったので、全然ダメ。デザイナーさんに図案などの製作を依頼したスタイルも、私があれこれカスタマイズする限りは問題なさそうなんだけど、第三者が自由にいじることまで私が勝手に許可するわけにはいかない。結局、まじめに考えていったら、どうも窮屈な感じに。
素材集の画像って、素材集を購入した当人はけっこう自由に使えるのだけれども、第三者による再利用は厳しく制限されていて。素材集の購入者が加工した画像であっても、転載NG、改変NG、再配布NG。もちろん、改変の度合いが一定のラインを超えれば、「素材集の画像を加工したもの」ではなく「オリジナルの画像」に変化して、権利の問題はなくなります。が、私の使っている画像は、いずれも素材の良さに依拠してまして……。長らくお世話になってきた素材製作者の権利を、ないがしろにはできない。
そんなこんなで、自分ひとりのためのページにしかならなかった感じだけれども、まあ仕方ない。将来の自分を喜ばせるために手間をかけた、と思えばいいか。
どのスタイルも直リンクなら権利関係の問題がないので、短期的、限定的な利用なら直リンクがおすすめ。転載(流用)や再配布をする場合、素材集由来の画像は差し替えが必要。デザイナー製作の図案は、改変不可。その他、詳細はリンク先をご確認ください。
甲斐範宣さんが公開し、再利用を許可されているスタイルのひとつ。こうした繰り返しの画像などを自分で作れたらなあ……と思うには思うけれども。購入者自身が使う限りは加工自由+権利表記不要という素材集の利用規約は、便利。素材の質にも価格にも不満はない。そんなわけで、勉強する意欲がわかない。