CSSアーカイブにリンク集を追加しました。備忘録の方にも転載しておきます。なお、備忘録版は、これっきり更新しません。
おすすめのサイトの他は利用条件別で紹介します。ただ、スタイルの改変や部分的なパクりをどこまで許容するかについては見解が様々です。スタイルを見て勉強するだけなら問題ありませんが、一部または全部を改変して再利用する場合には、リンク先のサイトに記載の利用条件を熟読してください。
なお、私の需要に沿ったリンク集なので、『GALLERY GALLERY : Result -> 179 Gallery site : CSSギャラリーまとめ』から辿れるようなサイトは紹介しません。私は面倒くさがりなので、ブログの「テンプレート」など、1回作ればそれっきりという領域を除いて、基本的には div や class を使いません。ですから、div なしでも使えるスタイルを公開されているサイトがほしい。それに、表紙より本文の方が重要なわけで、「個別ページ本文の見出し、段落、リスト、引用、表をきれいに表示するスタイル」でなければ意味がない。
また、CSSファイルだけで完結する画像なしのスタイルも取り扱いが簡便で好都合。とくに石動さんのスタイルは、日常の様々な場面で何度も活用させていただきました。
親切なテンプレート配布サイトが多数あり、サンプルを見て回り、利用規約を読んで、ファイルをダウンロードして自サイトに適用するまで、ざっと30分。サンプルを再現するには HTML がテンプレートに沿っていなければならないけれども、シンプルなテンプレートなので、新しいサイトなら容易に導入できると思う。
それに、プロジェクトが配布している CSS のテンプレートにおいて、本文領域(div#KIZI)内の要素を基本表現とし、周辺部の要素のみ div#MENU ul など子孫セレクタでスタイルを指示するようにしている成果か、div なしの文書にもそのまま使えるスタイルもたくさんあります。
画像なしのスタイルが多々。利用条件が一律なのがいい。再利用の壁となりそうなのは、テンプレートが複雑なこと。私のような面倒くさがりには、本文を div で構造化するのはつらい。class 不使用のスタイルを選ぶと、急に選択肢が減ってしまうのが残念。
実質的にパブリックドメイン相当ですが、再利用の際は「自分の作品と称してよい範囲」に留意してください。
私が上記リンク先のスタイルを利用させていただいたのは deztec.jp と無関係の場がほとんど。過去、「備忘録」用に他所のスタイルを流用した事例は限られています。
私が deztec.jp 以下のコンテンツによそのスタイルをあまり適用してこなかった理由は、アイデンティティーやメンテナンスの問題もありますが、私が備忘録でしばしば用いる特異なマークアップに対応していないことが多いから、という理由が最も大きいです。本気で探せばいくらでも見つかるのでしょうが、私は一回でゲンナリしてしまい、以降、探す意欲を失っています。
上でまとめたスタイル公開サイトには、リンク先ページ内には、再利用を許可する言葉のない場合があります。それらは、私がサイト全体の利用規約を読み、「スタイルの再利用を許可している」と解釈できたケースです。が、私の解釈が間違っているという可能性もありますし、いつの間にか利用規約が書き換わってスタイルの再利用が禁止されるかもしれません。再利用するのは、最新の情報を調べてからにしてください。
趣味でCSSなどの勉強をされた方のサイトには、しばしば過去のスタイルをまとめたコンテンツが用意されています。それらは大抵、「見て参考にするのはいいけど、そのまま再利用したり、ちょっと改造しただけで完全に自分の作品のように扱うのはやめてほしい」ということになっています。当初はそれらのリンク集も作ろうとしていたのですが、何せ数が多いし、デザイナーのコミュニティとかで話題になるようなタイプのCSSギャラリーサイトとの線引きも難しいので、途中で断念しました。
私自身がお勉強させていただいたスタイルは、「言葉 言葉 言葉」スタイルシートギャラリーやluzu.in/css/からリンクされている中にあります。興味のある方は巡り歩いてみてください。
私の中では、趣味系とプロ系の間には直感的な線引きがあるんですけどね……。上のリンク先にあるスタイルは、どれもシンプルか、素朴か、素人っぽいか。だいたいそんな感じ。適用対象のHTMLが簡単で、スタイルにも一定の普遍性がある。他方、プロ向けのCSSギャラリーで紹介される事例は、個別の状況に特化していて、「自分のところにも使えそう」な気がしない。実際にソースを見ても、記述が膨大すぎて理解不能だし……。
まあでも、うまく説明できないので、再利用を許可しているかどうかでザックリ絞りました。