この記事に「0.02%の嘘」であるということすらも嘘かもしれないんだよね、現状は。低レベル放射線の長期的影響について、○○%とかはっきりしたことが言えるほどのデータも学者の統一見解もないでしょ。
というコメントが寄せられているのだけれども。
私などは、そのようには考えない。0.02%かどうかは怪しいにせよ、0.1%よりはたぶん小さいんだな、と。0.02%という数字の小数第2位が有効かどうかに固執してホントかウソかという話をするのは、専門家の仕事でしょ。素人は、つまり0.1%に満たないんだな、と考えればいい。
で、ふだん自分は0.1%という確率をどう扱っているだろうか、と考えてみる。すると、安全基準というのは、けっこう厳しくできているんだな、と私は感じるわけだ。
が、そう感じない人もいる。リスクをゼロにしたいと口にする人とか。でも、そういう人の行動を眺めていると、案外リスクを取っている。例えば、「走る」とかね。「歩く」方が明らかに安全だ。が、そういう指摘をしても、ただ怒るだけで、「走る」のはやめない。ここで私は、わからなくなる。